|
ジェノサイド(大虐殺)に加担する武器見本市 | 2024.10「2024国際航空宇宙展」(東京有明)に反対する └──── 杉原浩司〔武器取引反対ネットワーク(NAJAT)、 STOP大軍拡アクション〕
今秋10月16〜19日、有明の東京ビッグサイトで6年ぶりに「国際航空 宇宙展」が開催されます。 「航空宇宙」と銘打っていますが、とりわけ海外ブースは事実上の武 器見本市です。 2016年に展示されたノルウェー製の長距離ミサイル「JSM」は、20 17年12月に導入(F35戦闘機に搭載)が決定されました。
また、現在、防衛省が導入の候補機に挙げているイスラエルIAI製 の多用途・攻撃ドローン「ヘロン」や、計147機を爆買いすることを決め た米ロッキード・マーチン製F35(実物大模型)が展示されたことも あります。 そして、前回2018年にも出展していたイスラエル最大の軍需企業エル ビット・システムズが今回も出展を予定しています。 また、6月20日に出された国連の専門家30人による声明で、イスラエ ルの国際人道法・人権法違反に加担していると名指しで批判された英B AEシステムズなどの巨大軍需企業(核兵器製造企業)も出展しようと しています。
フランスですら、6月にパリで開催された国際武器見本市「ユーロサ トリ」で、イスラエル企業の出展を禁止(※)しました。 戦争を放棄した憲法9条と世界の人々の平和的生存権を守ると誓った 憲法前文を持つ日本で、まさに今、大虐殺に武器を供給中のイスラエル などの「死の商人」に商機を与える武器見本市を開催することは許され ません。 ガザで現在進行形の大虐殺のテクノロジーを見せびらかす見本市に、 反対の声を大きく上げましょう。
(※) 仏政府、近く開催の兵器見本市でイスラエル排除 ガザ情勢受け(6月13日、CNN) https://www.cnn.co.jp/world/35220105.html
(8/17「原発とめよう!九電本店前ひろば第4869日目」より抜粋)
.. 2024年08月27日 04:56 No.3088003
|