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読みごたえあり『季節』創刊10周年特別号 | 日本で唯一の脱・反原発雑誌−20の小論文・参考文 | 小出裕章・井戸謙一・山崎久隆・後藤政志・鎌田慧ほか └──── 柳田 真(たんぽぽ舎共同代表)
◎鹿砦社(ろくさいしゃ)の脱・反原発雑誌『季節』(旧名称は「NO NUKES VOICE」)が10周年をむかえて、創刊10周年特別号を出した。 かなり読みごたえのある小論文が20ほど載っている。読んでとても参 考になる。 日本で唯一の脱原発雑誌であり、「どうすれば日本は原発を止められ るのか」で多くの知見と各地の実践文が載っている。今後も伸びて いってほしい雑誌である。
◎創刊は2014年。まだ反原発運動が盛り上がっていた時期だ。たんぽぽ 舎も全力でこの雑誌(季刊)に協力し、原稿集めに、雑誌の普及拡大に協 力した。3ヵ月に1回の発行なので、助かった。 「再稼働阻止全国ネットワーク」も協力し10から12頁を全国の現場か らの実践報告原稿(10人ほど)を提供した。(最近は、「とめよう!東海第 二原発首都圏連絡会」にも協力してもらっている)
◎市民運動や左翼系の運動誌で原稿料を払うのは珍しい(あまり多くな い)。鹿砦社=『季節』は、数少ない原稿料を払う雑誌である…新型コロ ナの時には経営に苦労したと思うが〜。
◎小さい運動体は、自分たちの記録をあまり残していない。 『季節』に自分たちの反原発の活動と実践とそこでの感想を記してい くことは意味がある。 もっと多くの人に書いてほしい。特に東京圏の反原発の実践家に。
.. 2024年08月20日 04:26 No.3081001
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