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原爆が投下された日−広島6日、長崎9日 | 長崎市がイスラエルを招待しない理由、市民理解 | 驚くべきは政府の長崎市への冷酷(日刊ゲンダイ) └──── 柳田 真(たんぽぽ舎共同代表)
一、原爆が投下された(残念な日)の8月6日広島、9日長崎へは、 かつては毎年行っていた。10年程前はたんぽぽ舎の山本さん(千葉市) を中心に10人程で出かけて広島での諸行事に参加していた。(9日の長 崎へは毎回は行けなかった) 近年は日本原電東海第二原発の再稼働に反対する活動が忙しくなり、 あまり行けていない。
二、長崎市がイスラエルを招待しないことについて、長崎の被爆者団体 が発言している。紹介します。(8月9日「毎日新聞」朝刊3面)
−前略 ◯長崎市がイスラエルを招待しないことについて、被爆者団体「長崎県 平和運動センター被爆者連絡協議会」の川野浩一議長(84)は「79年前の 悲惨な出来事を体験した市民の一人として、パレスチナ自治区ガザ地区 を激しく攻撃しているイスラエルを招待すべきではないと考えている。 『不測の事態を避けるために』と説明している。市長とは立場が違う が、市長の判断は当然だ」と指摘。
米英などの駐日大使が参列しないことについては「核保有国の代表が 式典に来て『歴史を繰り返さない』と手を合わせることの積み重ねに意 味がある。『イスラエルを招待しないなら大使は参列しない』という政 治的な判断をする問題ではない。各国が本当に歴史を繰り返さないとい う気持ちで参列しているのかが問われている」と語った
◯長崎市の被爆者団体「長崎原爆被災者協議会」の田中重光会長(83)は 「欧州やG7の政治家は何を見ているのかと言いたい。イスラエルは、 パレスチナの学校や病院などを攻撃しており、ジェノサイド(集団虐 殺)だ。それを支持するのはおかしい」と憤った。 【尾形有菜、樋口岳大】
三、ダブルスタンダードの欧米に忖度し、長崎市の正論に無視を決め込 む政府の冷酷に「ノーコメントは、ありえない」国際ジャーナリスト春 名幹男氏(8月9日発行「日刊ゲンダイ」)
−前略 市はもともと、在日イスラエル大使館への招待状送付について「ガザ 地区の危機的な人道状況や国際世論に鑑み、式典で不足の事態が発生す るリスクが懸念される」−中略
.. 2024年08月10日 07:54 No.3075001
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