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実質賃金26ヶ月連続マイナス
厚生労働省が8日公表した5月の毎月勤労統計調査(速報、従業員5 人以上)によると、物価変動を考慮した1人当たりの実質賃金は前年同 月から1.4%減った。マイナスは26ヶ月連続で、3月、4月に続いて過 去最長を更新。 大手企業を中心に賃上げが相次いだ今春闘の結果が反映され現金給与 総額は上昇したが、物価高騰に追い付かない状況がなお続いている。
名目賃金に当たる現金給与総額は1.9%増の29万7151円で、29ヶ月連 続のプラス。 一方、統計の算出に用いる消費者物価指数が3.3%上昇し、差し引き で実質賃金はマイナスだった。 厚労省の担当者は「物価上昇が落ち着かないと実質のプラス転換は難 しい」との見方を示した。 (7月9日「毎日新聞」より)
.. 2024年07月11日 04:13 No.3056001
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