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■--島根2号機再稼働延期求め署名提出
++ 日本海新聞 (小学校低学年)…9回          

島根2号機再稼働延期求め署名提出 境港の市民団体など

 境港市内で「島根県発2号機再稼働を止める集会in境港」を開催
した市民団体などでつくる実行委員会は4日、12月に予定される中国電
力島根原発2号機(松江市鹿島町)の再稼働延期を中電に求めるよう
1848人分の署名を添えて同市に申し入れた。
 足田芳憲委員長ら3人が市役所を訪れ、清水寿夫副市長に署名簿を
提出。中電に再稼働延期を求めるほか、独自に原発の安全性と避難計画
の実効性を評価し直すよう要請した。
 足田委員長は「能登半島地震を受け、避難計画を抜本的に見直すべ
き。複合災害が島根原発周辺で起きた場合、今の計画で避難できるか心
配が消えない」と指摘。清水副市長は「避難計画は実効性を高めないと
いけない。市のできることをやってきたい」と述べた。
 署名活動は4月末から集会を開いた今月1日まで実施し、境港市を
中心に県内外から集めた。(堀田裕史)(6月6日「日本海新聞」より)
.. 2024年06月07日 05:41   No.3030001

++ 東京新聞 (社長)…3085回       
◆いますぐガザ停戦を
                    鎌田 慧(ルポライター)

 パレスチナ 自治区/最南部ラファ クエート病院/
 たった五日間 生きた サブリーン/
 いま医師は 静かに 差し出す/いたいけな あなたの写真を/
 世界に向かって

 サブリーンと名付けられた女の子は、爆死した母親と4歳の姉のあと
を追って世を去った。5日間だけの人生だった。
 石川逸子さんの「ちいさなちいさないのち」の一節。91歳の詩人は夫
とともにイスラエル大使館の路上に立って、その死を悼む詩を朗読した。

 イスラエルのネタニヤフ首相は、大量虐殺と兵糧攻めで「ハマス壊
滅」作戦を続けている。国連の主要な司法機関である国際司法裁判所(
ICJ)はイスラエルに対して攻撃の即時停止を命じる暫定措置(仮処
分)をだした。
 南アフリカが「ジェノサイド条約」違反を訴えていたのを受けて
である。
 国際刑事裁判所(ICC)の主任検察官はネタニヤフ首相の逮捕状を
請求。国際世論もイスラエル批判を強める。
 報道ではネタニヤフ政権内の極右官僚たちが、停戦と人質解放を妨
害、「ハマス壊滅」を要求しているという。

 日本では地中海沿岸の虐殺には、心を痛めてもなかなか行動に結びつ
かない。
 しかし日本でもアイヌ虐殺、沖縄侵略、朝鮮侵略、南京虐殺など、負
の歴史があった。
 その反省こそが、パレスチナ攻撃とガザ虐殺を批判、支援する根拠に
なる、と思う。 (6月4日「東京新聞」朝刊19面「本音のコラム」)


.. 2024年06月07日 10:29   No.3030002
++ 東京新聞 (社長)…3086回       
◆中村敦夫さんの朗読劇で「原発問題のいまを問う」
  6/22専修大神田キャンパスで上映会とシンポ

 東京電力福島第一原発事故を風化させないため、日本ペンクラブは
22日午後2時から、東京都千代田区の専修大神田キャンパス10号館の
黒門ホールで、「あれから13年、原発問題のいまを問う!—『線量計が
鳴る』上映会とシンポジウム—」を開く。

 上映するのは、俳優中村敦夫さんが元原発技師を演じる朗読劇。原発
が日本に造られた経緯や、原発の仕組み、事故の実態などに迫る。
 シンポジウムは「チェルノブイリから振り返る福島原発の現在」と題
し、2012年に旧ソ連ウクライナのチェルノブイリ原発を視察した作家の
浅田次郎さんらが、福島第一原発事故の被害者・避難者の取材を続ける
フリーライター吉田千亜さんと、福島第一原発の現状と日本の原発の今
後について話す。
 専修大ジャーナリズム学科との共催。資料代1人1000円、学生無料。
 申し込みが必要で先着順。問い合わせはメールで
 日本ペンクラブ事務局=ecopen@japanpen.or.jp=へ。(山下葉月)
                (6月4日「東京新聞」朝刊20面より)

.. 2024年06月07日 10:36   No.3030003
++ 東京新聞 (社長)…3087回       
フルタイムの非正規地方公務員 失業給付出ない 退職金も不十分
  「払ってきた保険料無駄に」 【どう守る 仕事、暮らし】

 いつ雇い止めに遭うか分からないのに失業給付が出ない—。
 フルタイムで働く非正規の地方公務員がこんな状況に置かれている。
 新たな人事制度の導入を機に、失業給付を担う雇用保険に入れない人
が増えているとみられるからだ。
 代わりに支払われる退職金も不十分との訴えが出ており、セーフティ
ネット(安全網)の整備が急務になっている。(渥美龍太) (後略)
               (6月4日「東京新聞」朝刊1面より抜粋)

.. 2024年06月07日 10:51   No.3030004
++ 東京新聞 (社長)…3088回       
 ◆東海第二原発の事故対策工事、9月完了「困難」の見方
  周辺6市村長、原電に新たな工期求める

 防潮堤設置で施工不備があった日本原子力発電東海第二原発(茨城県東
海村)の事故対策工事を巡り、地元自治体の首長から、原電が目標とする
9月完了は「困難」との見解が相次いでいる。
 施工不備の影響で一部工事がストップする中、原電は見通しを「非常
に厳しい状況」と繰り返すのみだが、首長たちからは「新たな見通しを
早く示すべきだ」との声も上がる。(竹島勇)

 東海村など周辺6市村長でつくる「原子力所在地域首長懇談会」は5
月27日、施工不備の現場を視察した。
 各首長はその後、定例会見の場や本紙の取材に視察の感想などを述べ、
事故対策工事の9月完了については全員が困難との意見で一致した。
 6市村は東海村と水戸、日立、常陸太田、ひたちなか、那珂各市で、
東海第二の再稼働では県とともに事前了解が求められる。

 このうち懇談会座長の山田修村長は視察後、報道陣に「結構大変な不
具合と感じた。私は9月に終わるとは思わない」と話し、水戸市の高橋
靖市長、日立市の小川春樹市長もそれぞれ会見で同様の見解を述べた。
 常陸太田市の宮田達夫市長は本紙の取材に「工事不備はひどかった。
9月には終わらない」と指摘。
 ひたちなか市の大谷明市長は質問書に「南北両基礎の工事規模から考
えても9月には終わらない」と答えた。
 那珂市の先崎(まっさき)光市長も取材に、9月完了には否定的な見方
を示した。先崎、大谷両市長は理由として、原子力規制委員会が原電の
対策計画などを審査中であることも挙げた。

.. 2024年06月08日 09:00   No.3030005
++ 東京新聞 (社長)…3089回       
 施工不備は昨年6月に見つかり、一部工事は中断が続く。
 しかし原電は今年に入っても、事故対策工事全体の完了見通しを「9
月が目標だが非常に厳しい状況」と繰り返し、首長たちからはこうした
姿勢にも批判が集まる。
 大谷市長は原電に対し「さまざまな声や評価を真摯(しんし)に受けと
め、工期の見通しは示すべきだ」と注文。
 宮田市長は「東海第二にとって地元対応の第一義的存在の懇談会にまず
見通しを示すべきだ」と主張した。
 高橋市長は会見で「(原発)賛成派も反対派も私たち行政も、(原電と
の)信頼関係が崩れていくことを自覚してほしい」とくぎを刺した。
 一方、原電の坂佐井豊・常務東海事業本部長は視察後の会見で「9月
を目標に進めているが非常に厳しい状況」と従来の見解を踏襲したうえ
で「工期を変更する事態が仮にあったならば、速やかにご連絡する」と
述べた。             (6月7日「東京新聞」茨城版より)

.. 2024年06月08日 09:07   No.3030006
++ 東京新聞 (社長)…3090回       
元旦の警報 みんな車に乗った   (上)道路渋滞
  柏崎刈羽「避難計画 絵に描いた餅」
  <住民を守れるか 東電・再稼働を問う>

 東京電力が柏崎刈羽原発7号機(新潟県)で核燃料の装填(そうてん)
を終えて1カ月余り。国は事故時の住民避難のための予算付けを約束する
など、再稼働に向けて地ならしを進める。だが、本当に住民がスムーズに
避難し、命を守れるのかは疑問を残す。能登半島地震では、立地する柏崎
市内で大渋滞が起きたほか、屋内退避の困難さも浮き彫りにした。再稼働
すれば、電気を享受する首都圏に住む私たちにとっても無関心ではいられ
ない。3回にわたり、避難の実効性を考える。
      (この連載は渡辺聖子、大野孝志、荒井六貴が担当します)

 ウーッという低い音が、2時間以上にわたり鳴り続けた。東京電力柏崎
刈羽原発のお膝元の新潟県柏崎市は、元日の能登半島地震で最大震度5強
の揺れに襲われた。市内では1993年以来の津波警報が発令され、沿岸部の
防災行政無線のスピーカーからサイレンが響いた。
 正月ののんびりした雰囲気は一変。海から離れた幹線道路の国道8号や、
北陸自動車道につながる別の国道が避難の車で大渋滞した。ガソリン
スタンドには長い列もできた。市の担当者は「海から離れようと山側へ
向かった人がいたことに加え、内陸側の人も同時に避難したことが要因」
と説明する。

 一部の車は高台の住宅団地にも集まり、避難場所ではない道路で路上
駐車の列ができた。市議の佐藤正典さん(58)は「何十台も止まり、警報
の解除を待っていた」と振り返る。そして、脳裏によぎったのは原発だった。
「地震と同時に原発事故も起きていたら、計画通りの避難ができただろ
うか」(中略)

 柏崎刈羽が再稼働すれば、電気は首都圏に供給される。高桑さんは
「避難訓練に参加してみると、計画は絵に描いた餅にすぎず、住民の
被ばくにも無神経だと分かる」と指摘した上で、こう訴える。「首都圏
の電力のために、地元住民は事故の不安と背中合わせになっている。
人ごとではないことを知っていますか」
(6月8日東京新聞1面より抜粋)

.. 2024年06月09日 09:03   No.3030007
++ 共同通信 (平社員)…135回       
福井・敦賀原発の断層「7月結論」 原子力規制委、現地調査を終了

 原子力規制委員会は7日、日本原子力発電が再稼働を目指す敦賀原発
2号機(福井県)で敷地内断層の現地調査を終えた。
 担当の石渡明委員は調査後の取材に、焦点となっている原子炉建屋直
下の断層が活動する可能性について判断材料がそろったとの見方を
示し、「7月をめどに結論を出したい」と述べた。
 10人が参加した調査は6日から実施。7日は原子炉建屋の北約300m
にある「K断層」が地表にあらわになった露頭を調べたほか、K断層の
ボーリングで採取した試料を観察。
 K断層の形状や、原子炉建屋周辺に活動の影響がないかどうかなどを
調べた。
 規制委は5月、K断層の活動性を否定できないとの結論を出している。
     (6月7日「共同通信」より)

.. 2024年06月11日 05:15   No.3030008
++ 北海道新聞 (小学校高学年)…24回       
泊原発再稼働 核燃料輸送船の漂流防止策が重要論点に
  新規制基準審査

 北海道電力泊原発(後志管内泊村)の再稼働に向けた原子力規制委員
会の新規制基準審査で、津波から核燃料などを載せた燃料等輸送船の漂
流を防ぐ対策が重要な論点になっている。
 泊原発は他の原発と比べ津波が到達する時間が短く、船の退避が間に
合わない恐れがあるためだ。
 北海道電力は船を特殊なロープや鋼材で固定する対策を検討している
が、前例がないことから規制委は慎重姿勢で、審査が長期化する可能性
がある。(後略)        (6月8日「北海道新聞」より抜粋)

.. 2024年06月11日 05:21   No.3030009
++ 東京新聞 (社長)…3091回       
「東海第二うごかさないで」手賀沼で脱原発集会150人参加
  「どこでも安心して住める権利を」

 茨城県東海村の日本原子力発電(原電)東海第二原発の再稼働に反対
する「東海第二原発いらない!手賀沼集会」が9日、千葉県我孫子市の
手賀沼畔で開かれた。市民グループのメンバーら約150人が参加、東京電
力福島第一原発事故がもたらした不条理な差別の訴えに耳を傾け、東海
第二原発の運転差し止め訴訟の今後について報告を受けた。(林容史)

 我孫子や柏、松戸など東葛6市の脱原発や東日本大震災の被災者支援
など7つの市民グループが呼びかけ、初めて開催した。2022年には柏市
内を行進し、市民に脱原発を訴えた。
 手賀沼公園の集会で、「さようなら原発」あびこの加藤マリ子代表が
「国内ワーストの水質だった手賀沼を市民も協力して浄化してきたの
に、原発事故で放出された放射性物質が今も沼の底から検出される。
どこでも安心して住める権利を訴えたい」と話した。

 福島第一原発事故で、8歳の時に福島県いわき市から家族で東京都内
に「自主避難」した福島原発被害東京訴訟原告の大学生鴨下全生(まつ
き)さん(21)は、訴訟の意見陳述で述べた内容を紹介。(中略)

 東海第二原発の運転差し止め訴訟原告団共同代表の大石光伸さんは、
今後の控訴審で「でたらめな原電の防潮堤工事と、『過酷事故で避難
が必要なのは30キロ圏の約17万人』とする茨城県の主張の矛盾を突く」
と主張した。
 この後、参加者は手賀沼に架かる手賀大橋上でそれぞれ文字が書かれ
たボードを掲げ、「東海第二原発うごかさないで」「手賀沼を放射能で
汚さないで」とのメッセージをつくった。
               (6月12日「東京新聞」千葉版より抜粋)

.. 2024年06月13日 05:16   No.3030010


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