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運動を拡大・共闘の輪を拡げるためには参加者が「参加して | 楽しかった」と考えるような多様な運動を準備すること | 老朽原発廃炉を突破口に原発のない人の命と尊厳が大切にされる | 社会を実現しよう | 木原壯林さんの豊かな講演の紹介 (4)(了) └──── 柳田 真(たんぽぽ舎共同代表)
☆画像94:原発立地・若狭、原発電気の消費地・関西での大集会の 準備、実行の過程で
◎団体や党派に対する先入観や偏見を捨て、労をいとわず話し合えば、 共闘の輪はひろがる。 ◎運動を拡大するには、変化する事態に即応した行動を提起できる体制 の構築が重要。 ◎アメーバデモ、リレーデモ、ヒトリデモのような、参加者が「参加し て楽しかった」と考えるような工夫を凝らした多様な運動を次々に準備 することが運動を発展させる。 ◎近所で、地域で、職場で、勇気をもって「原発反対」を表明すれば、 「脱原発、反原発」の声を拡大できる。 ◎今までの集会は、団体による動員ではなく、自主的かつ自弁での参加 者で成り立った。それ自体は市民運動の特徴であり、貴重であるが、参 加者を飛躍的に拡大するには、労働団体や政党による組織的動員も 必要?どう実現するかは、今後の課題。 創意工夫をこらした行動をさらに発展させ、「人の命と尊厳を危うく する原発」の全廃へ!
☆画像95:おわりに
◎岸田政権、電力会社は「原発依存社会」に向かって暴走しています。 しかし、彼らがどう願望し、法律をどう変えようとも、経済的利益や 政治的思惑で原発の老朽化を防ぐ技術、安全性を高める技術、使用済み 核燃料の処理・処分技術が急に向上することはありません。
◎そもそも、政府や電力会社の「原発依存社会」への暴走は、脱原発の 流れに乗り遅れた失敗を取り繕うためです。もし、東電福島第一原発事 故以降の政権や電力会社が事故の教訓を生かして、原発ときっぱり決別 し、自然エネルギーに切り替える政策をとっていたなら、今頃、化石燃 料や、核エネルギーに依存することなく、電気を供給し、世界の自然エ ネルギーへの切り替えの流れをリードできたでしょう。
◎自らの失敗を反省せず、更なる原発推進へと暴走する政府と電力会社 を厳しく糾弾し、自然エネルギーへの政策転換を求めましょう。
.. 2024年05月30日 06:35 No.3023001
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