返信


■--汚染水の量は、いったいどれだけなのか?
++ 山崎久隆 (大学生)…83回          

   都合の悪いデータは一貫して出さない東電の姿勢
                         はじめに、2011.6.10発信の「TMM:No1106 地震と原発事故情報その91」の1に掲載した「原発汚染水」の原稿について、倍率を「500倍」とすべきところを「50倍」としておりました。100京ベクレルと推定した汚染量を英国で海洋投棄された2200兆ベクレルで割ると、約500倍が正しい値です。謹んでお詫び申し上げます。

 汚染水の放射能はいったいどれだけなのか。実際には日々、溶融燃料から漏れ出し続けているため、確定した数値を言うことは誰にも出来ません。しかし推定値さえも明らかに正しくない値しか公表しないという姿勢は、公表できないからと言わざるを得ません。
 東電は28日の株主総会でホームページに公表していると回答しました。ところがこのデータは海水と土壌と地下水の値で、肝心の溜まり水についてではありません。この値が問題なのであって、その値を出さないと評価できないと何度言っても聞きません。都合の悪いデータは一貫して出さない姿勢は昔から全く変化がありません。
 国が公表している溜まり水の推定放射能濃度は「約72万テラベクレル」とされていますが、日本語で言えば「約72京ベクレル」です。しかし、この値はヨウ素とセシウムの値をヨウ素換算したものです。
 ストロンチウム89と90の核分裂収率(核分裂により生ずる比率)はセシウム134,137とほぼ同じと見れば、セシウム単体を二倍すれば良いことになります。炉心比率は同等程度でも、漏えい率が問題となりますが、水に溶ける性質を考えれば、これも同等と仮定し、セシウムの存在量を倍にして考えると、100京ベクレルという水準になるのです。
.. 2011年07月05日 09:44   No.301001

++ たんぽぽ舎 (部長)…221回       
一日で5,500万円の税金消え−「もんじゅ」原発
核兵器開発に転用可能―住職が反対運動

 東京新聞『こちら特報部』の7月4日号は、核兵器に転用可能な「もんじゅ」(特殊原子炉)と反対運動住職中島哲演氏の記事を載せています。「もんじゅ」は、危険=配管が地震に弱い、浪費(一日で5,500万円,総経費1兆円の税金食い虫)、事故多発の特殊原子炉です。文部科学省の所管ということもあって、なかなか話題になりにくいですが、重大で危険な原発で、税金を多額に浪費してきた原発ですので、ぜひ多くの人に関心をもってほしい。そのイミで「もんじゅ」の重要点について報道した東京新聞の抜粋を紹介します。

○“夢の原子炉”のはずが、稼働すらできない日本原子力研究開発機構の高速増殖炉「もんじゅ」(福井県敦賀市)。17年前に動き始めた直後、事故で14年半も停止。昨年の運転再開後、また事故で止まった。命名の由来は文殊菩薩。「危険な施設に、御仏の名を使うとは」と、長年反対運動を続けてきた地元の住職は憤る。
○長年地元で反原発運動を続けてきた中島住職は、もんじゅのキーワードとして「超危険」「超浪費」「反平和」の三つを挙げる。まず「超危険」。もんじゅは、動き始めて間もない1995年12月、ナトリウム漏れ火災事故を引き起こした。
「配管が、大蛇のようにのたくっていた」。中島住職は、「もんじゅ」の内部を視察した時の光景を強烈に覚えている。軽水炉を使う原発が工場施設とすれば、「もんじゅ」は複雑な精密機械。冷却材のナトリウムは危険物で、接触すれば大爆発する水と、薄い金属板一枚を隔てて流れている。しかも、「もんじゅ」の下を二本の活断層が走る。
○次に「超浪費」。「もんじゅ」の本年度予算は二百十六億円。今後も年間約二百三十億円の経費が見込まれる。停止中も維持管理や点検などで一年に約二百億円かかった。何もしなくても、一日当たり約五千五百万円の税金が消える。同機構の発表で、これまでの総経費は九千四百八十一億円。燃料関係費などを入れると一兆三千億円を超える。
 それなのに、2050年度に実用化を目指すとしていた目標も、いまや「福島の事故もあり、『もんじゅ』の運転再開や実用化のめどは立てられない」(同機構)との状況だ。
○命を奪う核兵器と、高速増殖炉とのつながりは深い。核兵器に転用できる高濃度のプルトニウムを生み出すからだ。「現在の政治判断はともかく、『いつでも核武装できる手段』として高速増殖炉を位置づける政治家や官僚の意図が、これまで外交文書などで明らかになっている」
○元京大原子炉実験所の、小林圭二氏によると、高速増殖炉で発電を目指すのは、いまや世界で日本だけ。米国は1983年に開発停止。英国は87年に原型炉が大事故を起こし、開発から撤退。積極的だったフランスも、事故続発で2009年を最後に廃止した。
 現在稼働する原発の使用済み核燃料は、将来的に高速増殖炉で処理する建前だ。小林氏は、「もんじゅを止めないのは、国の原子力政策や電力会社の原発運転が破綻するからだ。だが、すでに実用化は幻想の域に達している。廃炉しか道はない」と話す。
○福島原発事故の被害は甚大で長期化し、拡散している。この現実に目を向ければ、軽水炉より地震に弱く、危険な高速増殖炉の開発を続けてよいわけがない。国策でも過ちに気付いたら、ためらわずに改めよう。いまこそ原発依存から脱却し、日本の政治力を見せつける時だ。世界が注目している。

.. 2011年07月05日 09:52   No.301002
++ 駒崎ゆき子 (幼稚園生)…1回       
年間1ミリシーベルト以下の安全な場所で教育を実施して
   7月5日の福島疎開裁判に向けてご協力のお願い

 東日本大震災後次々に事故を起こした東電福島原子力発電所は放射能を空に海に放出し、三ヶ月過ぎるいまでもいつ終息するか分かりません。郡山で私たちは1時間あたり1.2〜1.3マイクロシーベルトの空中放射線量の中で被曝を気にしながら生活をしています。特に放射線の影響を受けやすい、未来ある子どもたちへの影響を心配しています。福島県では、すでに自主避難などで福島の地を離れている子どもたちもいます。しかし、依然、大多数の子どもたちと親は、行政が実施している安全宣伝と危険性を伝える情報に翻弄され、意識の格差や友だちと別れたくない、経済的負担等々で思い悩み不安な日々を送っています。自主避難をしたくてもできない家庭も多く、避難するか否かを各家庭の判断に任せるべきではないと考えます。今回、14人の勇気ある原告が郡山市を相手に「1mSv/年以下の安全な場所で教育を実施することを求める仮処分」を申し立てしました。そして第1回の裁判(審尋)が7月5日に決まりました。

  どうか、皆様のご協力、ご支援をお願い申し上げます。

日 時 2011年7月5日(火)午後4時集合
場 所 福島地方裁判所郡山支部 隣麓山公園入り口広場
       (郡山市麓山一丁目347 番)
スケジュール 午後4時から集会
       午後4時30分 裁判(審尋)
       裁判終了次第(5時〜5時半)から
       労働福祉会館で記者会見・報告集会
         (2階中ホール 郡山市虎丸町7−7)
連絡先 ふくしま集団疎開裁判の会
     代 表 井上 利男(024-954-7478)
    子どもたちを放射能から守る福島ネットワーク
    国、県への対応部会 世話人 駒崎ゆき子(090-2608-7894)

.. 2011年07月05日 10:08   No.301003
++ さはし やよい (幼稚園生)…1回       
.「さよなら原発−○○の会−」を作りませんか?
   提案・さよなら原発−にしたま−  会員 さはし やよい

 作家の澤地久枝さん等が、「さよなら原発1000万人署名」を始めました。4月に東京の西のはずれで発足した私たちの会"福島原発事故を考える会"も、"さよなら原発−にしたま−"と改称。隔月に講師を招き集会を開いています。皆さんも、「さよなら原発−○○の会−」を作りませんか?例えば"さよなら原発−絵手紙の会"。絵に、会の名称と反原発の思いを一言書いて、電力会社や政府に送付。"−おしゃべりの会−"なら、電車の中や喫茶店でうわさ話をする。中味はもちろん、原発の批判!
 有名人が動けば百人力。私たちひとりひとりが動けば万人力。"九条の会"のように、全国に数千の「さよなら原発−○○の会−」ができれば、すべての原発が止まる!と思います。自分に合った"楽"なやり方で、友人や家族と作りませんか?この指と〜〜まれ。

.. 2011年07月05日 10:21   No.301004
++ たんぽぽ舎 (部長)…222回       
メールマガジンの読者より

 たんぽぽ舎 御中  上田一郎と申します。
佐賀県と経済産業省にFAXしました。
いま、ご存知のように福島の市民団体が県民を対象に山下俊一の「県放射能アドヴァイザー」解任の為の署名活動を行なっています。
つきまして、これを支えるために他県の者は同じように「山下俊一解任要望FAX」を県知事宛に送信する運動を行なっては如何でしょうか。
勿論、私は先ほどFAXしました。

これが事実なら真剣に「学童疎開運動」を行う必要があるのではないでしょうか?合わせてご検討願います。 以上


事務局からのおしらせ・3つ

イ、スペースたんぽぽの講演DVD完成
 スペースたんぽぽで行われるいくつかの講座を「一週間位でDVDに作成する はやわざ」をしています(ビデオアクトの松原さんたちへ依頼)。
 2つ完成しましたので必要な方は注文下さい(1000円送料込み)

 1、6月21日の講演 2人 105分
   今後の電気は足りている…講師 山崎久隆
   ふつうの主婦が放射能を測定した…講師 横関彩子
 2、6月23日の講演 2人 110分
   住民の安全を守るため「測定」する
   −食べ物汚染を調べる機械を自治体で−
講師 鈴木千津子、原田裕史(たんぽぽ舎)

ロ、7月5日(火)が延期して9日(土)へ変更になりました
  槌田敦:山崎久隆 対談、「福島原発事故の全体像」

  諸般の事情で、7月5日(火)が7月9日(土)に延期(変更)となりました。
  テーマ、時間は17:30開場、18:00〜20:30、会場「スペースたんぽぽ」
  は変わりません。資料代1000円
  ご参加のほどよろしくお願い致します。

ハ、サクラ調査報告集(8集)が完成

  サクラと環境汚染、放射能汚染を調べた8年目の資料の原版が
  7月4日完成、7日に印刷もできます。
  8日(金)には18:45〜21:00まで
  『桜の異変が知らせる原発放射能汚染』の講演が
  大竹財団(東京駅八重洲口5分)で開かれます。
  奥田智子(元東洋大)、柳田真(たんぽぽ舎)が話します。
  参加歓迎です。参加費:500円 主催:大竹財団

.. 2011年07月05日 10:30   No.301005
++ 柳田 真 (高校生)…60回       
玄海原発の安全対策はできていない――NHK
    地震、津波対策は3年後、冷温停止は1年後と報道

・7月5日朝のNHKテレビ。九州電力玄海原発の抜本的安全対策はこれから(現在はできていない)と報じた。具体的には、フクシマ原発の教訓=地震、津波対策は、3年後に完成(予定)、原子炉の安全な冷温停止をめざす対策は1年後に完成(予定)という内容。(NHKにしては珍しい報道。)

・九電は、緊急対策で電源車を各1台配置したと言うが、フクシマ事故の時、たくさんの電源車がかけつけたが果して役立ったかどうか? ほとんど機能しなかったと聞いている。これで果して、原発再開していいの?3.11前と同じ意識ではダメなんだ。もし、余震・地震がおきて「第2のフクシマ」が発生したら誰が責任をとるのか。近隣の市=唐津市や松浦市が再開に異議を唱えるの
は当然だ。井野博満氏の指摘を聞け!

.. 2011年07月06日 08:27   No.301006
++ たんぽぽ舎 (部長)…223回       
【7月7日】 菅首相は玄海を再稼動させるな! 首相官邸前アクション

 玄海原発の再稼動に向けた動きが加速しています。海江田経産相が6月29日に佐賀県入りして、岸本玄海町長と古川佐賀県知事に再稼動を要請。
岸本町長は7月4日、再稼動に正式同意し、古川知事も会談後に「安全性はクリアされた」と表明しています。知事は、7月8日の佐賀県主催の県民説
明会、11日の県議会特別委員会での審議を踏まえて、ゴーサインを出すと見られています。さらに、知事が菅首相の佐賀県訪問を要請する中、菅首相の動向が焦点として浮上しています。

 原子力安全委員会は、国による安全審査の基準となる「安全設計審査指針」「耐震設計審査指針」の見直し(完了まで2〜3年)に着手したばかりです。また、福島第一原発事故調査・検証委員会も発足したばかりであり、事故原因の解明はこれからです。そもそも、安全審査に失敗した原子力安全・保安院に「安全」を保証する資格はありません。こうした状況で再稼動させるのは言語道断です。さらに、過酷事故の被害が広範囲に及ぶことが明らかになった中で、地元自治体と都道府県の首長の了解のみで再稼動を決定することは、到底許されるものではありません。

 私たちは、地元佐賀県や北九州における再稼動反対の取り組みに呼応して、菅首相に再稼動させないことを迫る緊急の首相官邸前アクションを呼
びかけます。要請文やプラカード、横断幕や鳴り物などの持ち寄り大歓迎です。ぜひご参加ください!

【日  程】 7月7日(木) 
【集合時間】 午後6時30分
【集合場所】 国会記者会館前
 (アクセス 地下鉄:丸ノ内線・千代田線「国会議事堂前」下車すぐ)
 ※首相官邸前でアピール行動を行い、内閣府に菅首相あての要請文を提出します(要請文の持ち寄りを歓迎します)。

【呼びかけ】 福島原発事故緊急会議
[連絡先] ピープルズ・プラン研究所
(TEL) 03-6424-5748 (FAX) 03-6424-5749

○ なお、反原発自治体議員−市民連盟も5日の事務局で討議し、緊急参加します。
  また、同日の3:00−4:30東電前で行われる「お母さんと子どものユカタを着ての東電への要望申し入れ行動」もあります。ご参加いただけると幸いです。

.. 2011年07月06日 08:35   No.301007
++ 柳田 真 (高校生)…61回       
文科省の原子力副読本のウソとデタラメ

 文部科学省が4億円の税金を使って全国の学校へ配布して児童を原発推進へ洗脳してきた原子力教科書、副読本のウソ・デタラメが今、「大きな問題」となっている。原子力のすばらしさをホメル副読本全体の基調=PR文。その中でも「原発は大きな地震や津波にも耐えられます」という記述(ウソつけ)や、「原発は五重のカベで守られているから安全です」(ウソつけ)という記述。フクシマ原発事故で、アッという間に五重のカベは破られた。五重のカベなど実質存在しなかった=幻想だったと事実は教える。
 税金を使って原発を推進する文科省と現政権の民主党(少し前の自民党政権)の愚かさを思う。原子力教科書予算を廃止して、東北地方の支援、復興へ全額ふりむけよ! 

.. 2011年07月06日 09:57   No.301008
++ 柳田 真 (高校生)…62回       
福島原発は津波以前に地震で破壊された
    政府が運転再開の条件としている津波対策だけでは不十分

○ 広瀬隆さんは、4月の静岡の講演、その他で、福島原発は、地震で配管などが大きく損傷して原発の機能が喪失したと具体的に述べられた。東電や政府のいう津波原因説は、インチキ・ウソで、「地震による原発の配管その他の重大損傷があった」ことが(プラス津波対策のお粗末さ、不十分さ)フクシマ原発の惨事を招いたと講演。

○ 元原子炉メーカー(日立)技術者で福島第一原発4号機の設計に携わった田中三彦さんも「福島原発は津波以前に、地震で破壊された」とグラフや表を使って、福島原発の耐震性の脆弱さを分析された。
「東電のデータが十分に公開されていないが(=東電の情報隠し・あと出しは有名)、フクシマ原発の圧力や水位の変動を解析したところ、原発は津波以前に地震動で配管などが損傷して機能喪失したと確信している。従って政府や東電が原発運転再開の条件としている津波対策だけでは不十分。(地震対策も強化しないとダメ)
原因究明を徹底的におこなうべきで、政府は事故調査委員会の始動もまたずに早々と津波が主因とする報告書をIAEA(国際原子力機関)に出した。これは構造上の弱点を覆い隠す「悪しきシュミレーション」だと指摘している。

○ 福島原発は地震対策の不備で大きくやられ、津波対策の不備で全電源を喪失し、重大惨事を招いた。この両方の対策を日本の全原発が迫られている。両方の対策をキチンとやるためには、電力会社は膨大な費用と長い年月がかかる。それを避けたい。それで、原因を津波対策のみに限定し、矮小化して、原発再開をもくろんでいるが、これは許されることではない。これを許せば「第二のフクシマ」を準備しているようなものだ。これに荷担する経産省(海江田大臣)、原子力保安院、菅首相らの言動に反対する。

○ 九州電力玄界原発の再開は、道理がない。老朽化して超危険(井野博満氏の指摘)の上に、フクシマの教訓=地震対策も津波対策も全く不十分である。
7月7日(木)、たんぽぽ舎も参加する福島事故緊急会議の行動=菅首相は玄界原発を動かすなと迫る首相官邸行動(午後6:30〜官邸記者会館前)に参加しよう!

.. 2011年07月07日 09:57   No.301009
++ 横関彩子 (幼稚園生)…2回       
七夕東電前(浴衣&七夕飾り)アクションについて

 明日7月7日をひかえて、多くのみなさま方から寄せていただいた短冊で、七夕の飾りが何本もできました。
 浴衣や甚平でのご参加を表明してくださっている方が複数いらっしゃいます。
 こどもたちが安心してくらせる社会への一歩のため、ぜひとも多くの皆さまのご参加をお待ちしております。
 厳しい暑さの折、どうぞご無理のない範囲でご参加ください。
 
 7月7日 15時〜 東電本社前 住所:千代田区内幸町1-1-3

 いのちを守るお母さん全国ネットワーク 関東支部 横関彩子

.. 2011年07月07日 10:08   No.301010
++ たんぽぽ舎 (部長)…224回       
劣化ウラン兵器禁止・市民ネットワークからのお知らせです
 
 劣化ウラン兵器禁止・市民ネットワークでは、月刊でニュースを発行しています。
 ニュースでは、構成団体の活動報告、劣化ウラン兵器の情報、集会の報告、投稿等々毎月自宅へ直送しています。定期購読の方を募集中です。
 購読料  年3000円
 
6月号の主な内容は次のとおりです。
今月号の主な内容
 ○福島で明らかになったこと    柳田  真(たんぽぽ舎)
 ○原発廃止を訴える署名活動報告  栄木良忠(劣化ウラン廃絶みなとネットワーク) 
 ○本当に電力危機は来るのか?   山崎久隆(劣化ウラン研究会代表)
 ○ムハンマド君イラクに帰る その16 (このニュースの名物連載です。
   今月は、東北石巻でJIM-NTのボランテイア活動の報告です。)  
      西村陽子(アラブの子どもとなかよくする会) 
 ○劣化ウラン兵器の情報        稲月 隆(事務局)
 ○資料 溶けたかう燃料汚染水地下水直撃の恐れ(東京新聞から) 
 ○資料 高濃度汚泥はどうする       (東京新聞から)

事故情報NO101号でお知らせしましたが、再度のお知らせ二つです。

1 放射能について学習会
「広島・長崎・福島の放射能」
 ―原爆被害と原発被害の同じ点、違う点―
 ◆7月11日(月)18:30開場19:00開会
 ◆会 場 たんぽぽ舎
 ◆講 師 槌田 敦さん(物理学者)
 ◆参加費 1000円
         共催 いろりばた会議

2 参加者募集! 今年も広島へいきます。 あと5名!
 ◆8月4日(木)〜6日(土)2泊3日
 ◆参加費 16,000円(宿泊費・集会参加費)
     交通費は各自負担(約3万6千円)

  劣化ウラン兵器禁止・市民ネットワーク 電話03-3238-0056

.. 2011年07月07日 10:23   No.301011
++ たんぽぽ舎 (部長)…225回       
JCLU7月例会『原発訴訟の展開 3.11後への継承』開催のお知らせ

 3.11の地震発生から100日以上が経過した今も、福島原発の状況は悪化の一途をたどり、周辺住民を故郷から引き離し、日本社会のみならず、世界各地に不安を蔓延させ続けています。
福島原発事故は、「絶対安全神話」という虚構を吹き飛ばし、「危険をはらむ技術」
という原発の実態を、最悪の形で社会に認知させました。
福島第一原発事故を受けて、今、ドイツやイタリアなど世界各地で脱原発に向けた動きが活発化しています。しかし、日本政府は原子力に依存するエネルギー政策から方針転換できずにいます。
このような状況にあって、市民自身の手で、原発に生活を脅かされることのない社会を創るためにできる事は何か。その一つの可能性が、「原発訴訟」ではないでしょうか。
JCLUでは、浜岡原発差止訴訟弁護団長であり、本年6月に脱原発全国弁護団の結成を発表された河合弘之弁護士をお招きして、「原発訴訟」の“これまで”と“これから”について語っていただく機会を設けました。

福島第一原発事故を語るとき、「想定外」という言葉が免罪符のように振りかざされます。
しかし、浜岡原発差止請求訴訟第一審において、弁護団は既に、津波による全電源喪失 の可能性を指摘していました。
こうした指摘を、議論の必要なしとして切り捨て、原発設置を推進してきた国や電力会社。そして、彼らにお墨付きを与え続けてきた司法の責任に ついても、考える機会としたいと思います。

―――――――――――――――――――――――――――――――
JCLU7月例会 「原発訴訟の展開 3.11後への継承」
―――――――――――――――――――――――――――――――

【日時】 2011年7月22日(金)午後7時〜9時
【場所】 弁護士会館10階1006AB (東京都千代田区霞ヶ関1-1-3)
【講師】 河合弘之氏(弁護士、浜岡原発差止訴訟弁護団長、JCLU会員)
【参加費】無料
【申込み】不要
【主催・問合せ】(社)自由人権協会 (JCLU)
〒105-0002 東京都港区愛宕1-6-7愛宕山弁護士ビル306号
TEL:03-3437-5466/FAX:03-3578-6687

 (掲載依頼がありましたので掲載します−事務局)

.. 2011年07月07日 10:42   No.301012


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