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現在、残留農薬の問題が話題となっています。中国の冷凍野菜や無登録農薬、違法添加物など安全な食べ物を探すのは至難の業です。日本の食糧は、60%以上を輸入に頼っている状態です。米以外殆どが輸入品です。日本は世界有数の先進国に成長したのですが、大気中に飛散する排ガス、工場の排出ガスや排水、家庭排水など、化学物質だらけです。
加工食品やコンビニ弁当は、防腐剤や食品添加物食品ばかりです。なんといって先進国で一番の喫煙国です。過去にEUの欧州司法裁判所はEU内で販売するタバコの商標に「マイルド」や「ライト」の言葉を使用することを禁止する判決を下しました。EU内で「マイルドセブン」を販売する日本のJTは苦しい立場に立たされたのです。
EUは、閣僚理事会と欧州連合で、タバコの害を和らげるイメージがある「マイルド」や「ライト」などの言葉の使用禁止と、「タバコはあなたを殺す」などの警告を表示する義務を決定しました。これに対して、死の商人JTは「マイルドセブンの名前は登録商標であり、変更はできない」として訴えていたのです。
EUでは「タバコはあなたを殺す」などの警告表現を義務付けたことは、タバコ会社は人を殺すもとを製造・販売しているということになります。タバコが世界的にここまで嫌われるのは喫煙者のマナーが悪すぎるのが原因の一つでしょう。嗜好品の中でもタバコは中毒と健康、そして他人へ被害を及ぼす物として常に嫌われています。
タバコと酒の違いをあげると、酒は他人から勧められても飲まなければ体内には入りませんが、タバコはそうはいきません。人は酒を飲まなくてもなく生きていけまが、空気は吸わなければ生きていけません。隣でたばこを吸われると当然その煙を吸い込むことになります。タバコを吸わない方が副流煙で大勢亡くなっているのです。
酒が飲めない人に無理矢理に酒を飲ませているのと同じことで、非喫煙者は無理矢理に吸わされているのです。喫煙者を愛煙家などと呼びますが、そうではなくてアルコール中毒と同じニコチン中毒ですから、治療が必要な中毒患者でしかないのです。
EUでの警告文どおり「あなたを殺す」ならその同じ煙を吸わされた「他人をも殺す」のです。つまり喫煙者は無意識のうちに周りにいる人たちに毒を撒き散らしているのです。喫煙家は肝に命じてタバコを吸って欲しいものです。
.. 2024年04月26日 04:33 No.3006001
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