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地震や津波と原発事故が同時に起きる「複合災害」の想定は | されていない…東海村の山田修村長発言 | 能登半島地震により「複合災害」では避難はできないと証明された | 東海村議会選挙で村上しほさんがトップ当選 └──── (東海第二原発の再稼働を止める会)
スピーチの要旨<地元・茨城の運動から>
・市民運動から
脱原発ネットワーク茨城では「わかりやすい地震と原発の話」 と題し て、4月13日・20日に講師:小川仙月(脱原発ネットワーク茨城 共同代 表)講演を企画。さようなら原発次城ネットワークでは、今年も水戸で 大集会を予定しています。 首都圏ネットワークからは、例年、たくさんの参加者を連れて来てい ただいて、ありがとうこざいます。 いばらき原発県民投票の会では、9日に音楽フェスとデモをセットと したイベントを開催した。2度目の直接請求に向けて、市民として意思 表示するということを前面に押し出して活動を展開しています。
・自治体の動きから
昨年12月に東海村の広域避難計画が発表され、この3月6日には日立 市が市議会全員協議会で広域避難計画案を明らかにした。 避難計画は、対象14市町村のうち、同市は7番目の策定自冶体となり 半数の自治体が策定をした。 しかし、これとて実質的な避難計画ではないことがわかる。 例えば、東海村の山田修村長は 28日の定例会見で、地震や津波と原発 事故が同時に起きる「複合災害」の想定が現在はされていないとの認識 を示した。「複合災害の場合を含めれば、(避難計画を)ゼロから検討す るしかない」 と述べた。(東京新聞) 能登半島地震に見れば、原発事故と地震災害が同時に起これば、複合 災害となり、交通手段がなくなり、家が倒壊することになり、避難はで きないと証明された。
・裁判
東海第二運転差止裁判、2月20日でも、東京高裁での控訴審弁論で、 私たち住民側は能登半島地震の被災状況から、原子力規制委員会が事故 時の防災指針で住民の被ばく対策としている屋内退避は「複合災害では 不可能」などと、避難計画の不備を改めて主張した。
.. 2024年03月16日 08:10 No.2981001
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