|
原発30キロ圏の109市町村で道路寸断の恐れ | 原発事故時の避難に支障 └──── 上岡直見(環境経済研究所代表)
共同通信の配信によると、原発30キロ圏で、道路が土砂災害警戒区域 を横断しているかどうかを分析したデータとして、109市町村で道路寸断 の恐れがあると報道された。 検索したところ、原発のない沖縄までほぼ全国の地域紙で取り上げら れ、能登半島地震を契機に関心が高まっていることがわかる。 【道路寸断の恐れ、109市町村で 原発30キロ圏、避難に支障】 https://nordot.app/1138807654109774844
ところがこのような状況の中、宮城県は避難時間推計の見直しを発表 しいくつか条件を見直して前回の推計(2020年)より大幅に短縮するとの 結果を2024年3月8日に公表した。 https://www.asahi.com/articles/ASS387FFMS38UNHB00N.html https://www3.nhk.or.jp/tohoku-news/20240308/6000026775.html
記者発表資料によると、道路の支障は地震による道路支障は想定され ておらず、道路支障は津波だけで、発生後数日で復旧するなどの非現実 的な条件で計算されている。 時期的に試算は能登半島地震前に行われたと思われるので能登地震が 反映されていないとしても、この時期に地震の影響も考慮せず再稼働に 向かうことは考えられない。
※各地域での詳細は当方でも作成可能です。上岡まで連絡下さい。
.. 2024年03月13日 06:24 No.2979001
|