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■--庭の柿の木が地面ごと2mほど低くなっていた
++ 柳田 真 (社長)…856回          

庭の柿の木が地面ごと2mほど低くなっていた
 | 「地面がすごい下がっている」
 | 能登半島地震のすさまじさ−原発のこわさ
 └──── 柳田 真(たんぽぽ舎共同代表)

◎新聞に載っていた記事に改めて「地震のこわさ」を思う。
 能登半島地震(マグニチュード7.6の大地震)で、石川県珠洲市のA
さんの家の庭の柿の木が2mも低くなっていたという記事だ。
 地面がすごく下がっていたわけだ。
 もし、この能登半島地震が原発をおそったらどうなるだろうか?

◎原発の配管はズタズタになり、原発は崩壊し、放射能(死の灰)が
わんさと出てくる。
 たとえば、茨城県にある原発=日本原電の東海第二原発(110万kw、
沸とう水型)は、老朽で46年になるオンボロだが、13年前の東日本大震災
でも傷ついた原発だ。
 その東海第二原発が、マグニチュード7.6級、能登半島地震クラスの
大地震におそわれたら、原発は崩壊し、大量の放射能が、東京圏へ押し
よせる。
 茨城と東京圏の間には、途中に大きな山がない、平野が多いから5か
ら6時間ほどで東京駅へ、たんぽぽ舎のあるJR水道橋へ放射能が押し
よせる。
 私たちと子どもたちの生きる未来のために、2024年9月の日本原電東
海第二原発の再稼働をなんとしても止めよう。

◎その一つが、3月11日(月)の日本原電本店抗議行動(17時より18時15
分)と、東京電力本店合同抗議行動(19時より20時15分)だ。
 ぜひ、2つの行動に来てほしい。東京電力は日本原電へ2200億円を貸
しているケシカラン会社だ。
.. 2024年03月02日 09:22   No.2973001

++ とめよう!東海第二原発首都圏連絡会 (課長)…152回       
2/24[能登半島大地震から東海第二原発を考える]−
 | 地震・津波は止められないが原発は止められる−学習討論会 (上)
| 能登地震と「東海第二原発再稼働」のどこにどんな問題があるのか
| 「大地動乱の時代」・老朽原発に過酷事故リスク 原発は廃炉に
 └────「とめよう!東海第二原発首都圏連絡会」

 2月24日(土)13:30から日本教育会館で、「とめよう!東海第二原発
首都圏連絡会」の主催による学習討論会が開かれ、参加した72人の熱心な
学習・討論が行われた。その中には、茨城のひたちなか市から参加された
方もいた。
 司会は首都圏連絡会・世話人の志田文広さん。
 主催者のあいさつは柳田真さんにして頂いた。
 この後に山崎久隆さんの「能登半島大地震から東海第二原発を考える」
の講演が行われた。その後、「とめよう!東海第二原発首都圏連絡会」
からの行動提起も柳田真さんから提案されました。
 以下は講師資料の目次。

「大地動乱の時代」原発は廃炉に
能登半島地震から考える東海第二原発
地震・津波は止められないが原発は止められる

1 2024年の能登半島地震が発生
2 2024年の能登半島地震による原発への影響
3 志賀原発は止まっていたことが重要だ
4 志賀原発が稼働していたらどうなっていたか
5 電源設備の損傷火災は過去に何度も経験
6 志賀原発直下で今回と同じ地震が起きたら
7 志賀原発直下でも起こり得る地震
8 地震の想定は誤り
9 「原子力防災」は崩壊している
10 大動乱の時代に突入している

能登地震と「東海第二原発再稼働」のどこにどんな問題があるのか
60年超運転で上昇する過酷事故リスク

1 東海第二の危険度
 ア.東海第二とGX法の成立との関係
 イ.東海第二の再稼働と防災体制の不備
 ウ.原発防災体制の概要
 エ.「深層防護第5層」の責任の所在
 オ.周囲の原子力施設との同時被災を想定しない
 カ.国は避難させない方針
2 東海第二の具体的な危険性
 ア.中性子照射脆化とは何か
 イ.中性子照射脆化を見なくなる
 ウ.東海第二の現状は
 エ.耐震性の欠如と過酷事故の危険性
 オ.東海第二原発防潮堤工事で重大な「施工不良」が発覚
3 能登半島地震の教訓は「ない」と規制委

.. 2024年03月03日 07:24   No.2973002
++ とめよう!東海第二原発首都圏連絡会 (課長)…153回       
◎ この山崎さんの講演の後に質疑があり、山崎さんが答えた。
以下、質問を紹介。

・東海の再処理施設は津波に弱いといわれたが、地震の影響は考えなくて
いいのか。また、経年劣化はどう影響するのか。
・東海第二の施工不良について、原電と規制委をどう追及するのか。
・欠陥工事を大衆行動でどう訴えていくか。やはり「工事をやり直せ」
と訴えていきたい。
・欠陥工事の問題もあるが、能登半島地震で避難計画などできないことが
分かったことを踏まえてどう攻めていくか。
・東海第二の中性子照射脆化についてはどうか。

◎ このあとプログラムにはなかったが福島原発被害東京訴訟原告の鴨下
全生さんが参加されていたのでその裁判について話してもらった。以下は
その要旨。

 福島第一原発事故が起きて13年にもなるのに避難者の被害がどんどん
拡大している。
 東京高裁の判決では国に責任はないとされ、地裁で決定した賠償額の
減額までされた。しかもその根拠は示されない。賠償額を減らすならば
根拠を示すのは当然。
 さらには当初予定されていた私、被害者本人の証人尋問として10分行う
予定でその書面を提出していたにもかかわらず、直前になって理由もなく
5分に減らされた。これは裏を返せば被害者の被害の実相が世に知れて
世論が被害者に動くのを恐れていたと言える。
 しかしまだ高裁の裁判は終わったわけではないし最高裁もある。
 これからも諦めずに闘っていく。

◎このあと、これもプログラムにはなかったが首都圏連絡会・世話人の
永野勇さんから、これから首都圏連絡会が東海第二原発の再稼働を阻止する
ための行動の1つである「院内ヒアリング集会」について話して頂いた。
 以下はその要旨。

 我々は東海第二原発を攻めると同時に規制庁も攻めなければならない。
 規制庁は平成27年に5年間かけて話し合いを行って決めた、としている
が大ウソです。この5年間で2回しか話し合いをしていない。
 これから具体的にどう攻めていくか話し合っていきますが決まりまし
たら広報していきます。ぜひともみなさんと一緒に闘っていきたい。
                       (下に続く)

.. 2024年03月03日 07:34   No.2973003
++ 小沼紀雄 (幼稚園生)…4回       
能登半島地震で被害を拡大させた前石川県知事           
 | 原発支持で住宅を崩壊させた                  
 └──── 小沼紀雄(文筆家)

 原発維持と企業誘致のために「地震のない県」と知事が嘘をつき、県民
の命・財産を軽んじて、建築物の地震対策を怠っていたので、多くの
犠牲者を生み、地域社会を崩壊させてしまいました。

生かされなかった調査報告

 石川県は、2012年4月、東日本大震災を受けた「石川県津波浸水想定
調査報告書」の試算で、能登半島北方沖で活断層が95kmにわたって動き、
マグネチュード8.1の地震が起きる可能性があるとしました。
 しかし、県は2014年9月の政府有識者会議「日本海における大規模地震
に関する調査検討会報告書」を基にして、地震規模は「北方沖M7.0」、
被害は「局地的な災害で、災害度は低い」とする地域防災計画を作成した
のです。

防災よリも企業誘致

 2006年に、金沢地方裁判所(井戸謙一裁判長)が、志賀原発2号機の
耐震性を問題として、運転差し止め判決を下しました。そのとき石川県
は、志賀原発の耐震性は、「十分備わっている」との立場でした。
 当時の谷本正憲県知事は、地震に備えた地域防災対策とは逆の「地震の
ない石川県・能登半島地域」を前面に出して、企業誘致に力を注いでいま
した。
 志賀原発の運転差し止め判決を機に、原発推進、企業誘致の政策を
見直し、県民の安全、防災に力を注ぐべきだったのです。
 その後も古い家の耐震対策に力を注ぐように政策を転換しなかったのが、
57000戸を超える家が倒壊した原因です。

根拠となった予測地図

 谷本知事が「地震のない石川県」の根拠としたのが、政府地震調査
委員会の「全国地震動予測地図」(2005年版)でした。
 地震予測地図によると、高い確率は太平洋側に集中しており、石川県
は、今後30年間で、震度6弱以上の揺れの起きる確率は0.0%から3%
未満と極めて低かったのです。
 地震のメカニズムは、「太平洋側地震」と「日本海側地震」では異なっ
ています。
 それを無視して、今後30年間の地震予測をしたのが、そもそもの間違
いです。(中略)

実証された地震に弱い原発

.. 2024年03月03日 07:40   No.2973004
++ 小沼紀雄 (小学校低学年)…5回       
 北陸電力は地震直後に、「志賀原発は異常なし」と発表しましたが、
その後、外部電源の喪失、変圧器の破損、大量の油漏れ、放射線汚染物質
の敷地外流出などが、次々と明らかになってきます。
 原子炉本体を含め原発施設に、損傷があったのは明らかで、稼働停止中
でなければ、大災害となっていました。
 能登半島地震は、原発がいかに地震に弱いかを実証したのです。

稼働停止・廃炉しかない

 能登半島地震を契機に、今後は原発が集中する北陸・日本海側での活断
層型地震の多発が予測されます。
 「地震の起きない土地に建設しているので、原発の耐震性に問題は
ない」と強弁する電力会社と原子力規制委員会の論理は、もはや通用
しません。
 地震大国・日本の、最大の防災対策は、一刻も早く原発を廃炉に
することです。

    (「食品と暮らしの安全基金」発行:「食品と暮らしの安全」
     2024年3月号No.419 より了承を得て抜粋して転載)

.. 2024年03月03日 07:49   No.2973005
++ 冨塚元夫 (社長)…450回       
火山リスクに関する原発立地規制基準は
 | 福島原発事故後に初めて制定
 | 「巨大噴火の時期や規模を予測することは、
 | 現在の火山学では極めて困難、無理」と火山学者
 | 2月27日スペースたんぽぽ「新ちょぼゼミ 中野宏典弁護士学習会」
 └──── 冨塚元夫(たんぽぽ舎)


 中野弁護士は海渡弁護士に誘われて、原発差止訴訟に参加するように
なったそうです。火山リスクに詳しい弁護士がいなかったので、この件を
依頼されたようです。火山リスクに関する原発立地規制基準は福島原発
事故後に初めて制定されたということです。
 保安院に変わる規制庁発足にともなう新規制基準は2014年にわずか
7ヶ月全20会合の検討期間ののち制定されたが、火山リスクに関する検討
はわずか2日だったそうです。火山学者・中田東大教授のレクチャーを
受けたのは1日だけだったという。
 噴火予測はいろいろな前兆に基づき行われるが、噴火が近いという予測
が外れて未だに噴火してないケースもあります。「巨大噴火の時期や規模
を予測することは、現在の火山学では極めて困難、無理である」と中田
教授は言った。
 それを規制庁の役人は誤解して、火山活動状況のモニタリングによって
予測可能だから、その間に対処出来るというように火山ガイドにしたそう
です。しかしたとえ予測可能でも原発は引っ越し出来るわけでなく、
火砕流が来なくても火山灰によって電源喪失となる可能性があります。
 9万年前の阿蘇山の巨大カルデラ噴火によって、九州全体と四国の一部
が火砕流に襲われた。よって、川内原発、玄海原発、伊方原発は立地不適です。

 中野弁護士は先日2月20日東海第二原発差止訴訟控訴審第2回口頭弁論
において原告側の陳述を行いました。他二人の弁護士の陳述もありました。
中野弁護士は火山リスクについてプレゼンしました。
 赤城山のカルデラ噴火または大噴火の可能性によって東海第二原発は
立地不適です。

※三輪祐児さんのユープラン(UPLANpart3)で視聴できます
20240227 UPLAN 中野宏典弁護士「原発と火山リスク」
 https://www.youtube.com/watch?v=MSJ61R-AgJU

.. 2024年03月03日 07:55   No.2973006
++ とめよう!東海第二原発首都圏連絡会 (課長)…154回       
2/24[能登半島大地震から東海第二原発を考える]−
 | 地震・津波は止められないが原発は止められる−学習討論会 (下)
| 毎月1回第1水曜の定例抗議、3ヶ月に1回の一斉行動、
| 防潮堤欠陥工事の学習会、院内ヒアリング集会、「いばらき大集会」
| 大集会」へバス2台で参加など7つの行動提起
 └──── 「とめよう!東海第二原発首都圏連絡会」

◎このあと、柳田真さんから今後の首都圏連絡会としての行動提起が
あった。

1.毎月第1水曜日の原電本店前行動(その後東電本店前行動)を
 行っている。 ただし3月は11日(月)に変更し、6日(水)には
 行わない。
 3月の原電本店抗議行動で第68回目になる。この行動を今後もっと大
 きなものにして原電本店を強く攻めていきたい。

2.3か月ごとの東海第二原発再稼働反対の一斉行動。
 3月…第11波、6月…第12波、9月…第13波(いずれも月の上
旬)が行われる予定だが、一昨年の9月から行われている。毎回60から
70ヵ所の行動が首都圏を中心に行われているがこの一斉行動をしっかり
行っていくことが大事。
 第12波の6月の一斉行動は防潮堤を中心テーマにして一斉に攻める。

3.4月25日(木)に防潮堤の欠陥工事に関する学習会を行いたい。
 このタイミングで東海第二の再稼働工事における防潮堤の欠陥工事に
ついて追及することが大事。

4.4〜5月にこの防潮堤に関するをやりたい。

5.一昨年、昨年(8月下旬に開催された)と続いて「いばらき大集会」
の時に東海第二原発やそのすぐそばにある日本原子力研究開発機構など
の原発関連施設の視察ツアーを行った。
 今年は大型バス2台で行き、もっと多くの人に東海第二原発の危険性
を肌身で感じてほしい。

6.秋の10〜12月の時期はもっと大きな行動が必要。
 みんなで案を出して欲しい。

7.毎月、第2水曜日13:30〜16:00、第4木曜日18:00〜20:30に首都圏
連絡会の世話人会議を行い、どうやって東海第二の再稼働を阻止するか
について徹底的に話し合っている。その会議にどんどん参加して頂いて
みんなで闘っていきたい。

.. 2024年03月05日 08:04   No.2973007
++ とめよう!東海第二原発首都圏連絡会 (課長)…155回       
◎ そして最後に“閉会のあいさつ”として司会の志田から、「いま柳
田さんから多くのこれからの首都圏連絡会としての行動を提起して頂き
ましたが、これから首都圏連絡会は東海第二原発の再稼働を止めるため
に、いろいろと行動していきます。
 そしてそれは、この2.24学習討論会、この会場に来ているみなさまと
共に力を合わせて闘って東海第二原発の再稼働を絶対に止める!こう
思っていますのでみなさま、宜しくお願い申し上げます!」
 というあいさつをさせて頂き、東海第二原発の再稼働を止めるための
行動の1つである「2.24学習討論会」を終えました。

.. 2024年03月05日 08:12   No.2973008
++ 柳田 真 (社長)…858回       
3/11(月)日本原電本店へもっと多数集まろう・
 | 東海第二原発NO!示そう
 | 東京電力本店へもっと多数集まろう・柏崎刈羽原発NO!示そう
 | 能登半島地震(M7.6)級の地震が発生したら全原発放射能事故
 | 2011年3月11日東電福島第一原発過酷事故から14年目
 └──── (たんぽぽ舎共同代表)

◎3月11日(月)は、17時より日本原電本店に、19時に東京電力本店に
もっと多数集まろうと「協力」を訴えています。
 目的は、東海第二原発の今秋(9月予定)再稼働を止めよう、柏崎刈羽
原発の再稼働NO、デブリ汚染水を海へ捨てるな!の意思表示を多数(昨
年以上の人々の結集)で、2つの本社へぶつけることです。

◎1月1日に起きた能登半島大地震は、M(マグニチュード)7.6の大地
震でした。4mも地面が隆起しました。
 このクラスの地震が起きたら、日本のどの原発も持たない、全原発が
配管を切断され、膨大な放射能放出事故を起こします。
 東海第二原発(110万kw、沸とう水型)で言えば、5時間30分で東京に
放射能がおそいかかります。
 日本が地震大国であることを認識し、最低でも稼働中または稼働準備
中の原発を全力で止めよう。

◎日本原電本店…抗議と申し入れ 3月11日(月)17:00より18:15
 東京電力本店…追悼と抗議、申し入れ 3月11日(月)19:00より20:15
 詳しくは、目次下の案内を参照して下さい。
 ☆東電本店抗議行動では、キャンドルのアピールがあります。
  「光り物」を持ってきて下さい。

◎参考:昨年の2つの行動参加者とカンパ額
 1.日本原電本店…参加者 165人 カンパ 42000円
2.東京電力本店…参加者 355人 カンパ 80000円
         NHK取材あり、夜放映
合計では  520人 カンパ 122000円
※今年のカンパは、2割程度を「珠洲原発設置反対闘争」を闘って今
 回被災された人々へ送る予定

.. 2024年03月09日 08:01   No.2973009
++ 島村英紀 (社長)…934回       
.崩壊しつつある海洋の「大海流」 影響は破滅的なものに
| 23年報告で「気候システムと人類にとって悪い知らせ」との指摘
| 「警戒せよ!生死を分ける地震の基礎知識」その531
 └──── 島村英紀(地球物理学者)

 私たちが世界で初めて海底地震計のプロトタイプを作った半世紀前に
は、どの海洋学者に聞いても、「1000メートルを超える深海に流れはな
い」というものだった。私たちは実際、西太平洋の海底地震計観測から
その事実を疑った。海流によるノイズが高かったのだ。

 実際には北大西洋からはじまって南へ一路、アフリカの南を回って
インド洋に入り、南極をかすめて太平洋に至る深海底に沿って進む大海
流があった。冷たい沈む海水を北大西洋と南極から供給されている。
 この流速は2ノット(時速4キロ)に達する速いもので、なぜ、どの
ようにできたのかは分かっていない。

 大海流の継続的な観測が始まったのは2004年だ。ごく新しい。
 この海流は地球上のさまざまな地域に熱や栄養分を運んでいて、広い
地域の気候を比較的温暖に保つうえで欠かせない役割を果たしている。
 ところで近年、この大海流が転換点に近づいている可能性を示す研究
が増えている。

 21年の研究では、大海流が過去1000年で最も弱くなっていることが示
された。
 昨年7月に公開された論文は、早ければ25年にも大海流が崩壊する可
能性があると警鐘を鳴らし、議論を呼んだ。
 大海流は既に崩壊に向かっている可能性がという新たな報告が23年に
発表された。これはモデル内で淡水の量を少しずつ増やしていくと、大
海流は徐々に弱まり、やがて突然崩壊した。

 スーパーコンピューターを駆使して3カ月にわたり複雑な気候モデル
を走らせ、シミュレーションの中で大海流に徐々に淡水を加えていった。
 こうした複雑なモデルで大海流の崩壊が確認されたのは初めてで、報
告書は「気候システムと人類にとって悪い知らせ」だと指摘する。
 ただ、氷床コアや海洋堆積(たいせき)物のような手掛かりを使って
過去を再現した結果、大海流が今から1万2000年以上前、氷河の急速な
融解の後に真水が増え停止したことは分かっている。

.. 2024年03月14日 07:58   No.2973010
++ 島村英紀 (社長)…935回       
 これと同じことが海氷が溶けて再び起きる可能性がないか、いま研究
者は解明を急いでいる。海氷の融解以外でも、淡水の追加は氷の融解や
降雨、流入する河川水を表している。これらは海水の塩分濃度が希薄化
し、海流を弱体化させる原因となる可能性がある。

 他方、もしこの大循環が停止してしまえば、気候変動に伴う海洋温暖
化や氷の融解により、海流の強さを決定する熱と塩のバランスが乱れる。
 大海流が崩壊する影響は破滅的なものになる可能性がある。
 欧州の一部地域では100年間で気温が30度C低下し、わずか10〜20年の
間にまったく別の気候に変化するかもしれない。

 (島村英紀さんのHP こちら
 「島村英紀が書いた『夕刊フジ』のコラム」より 2月16日の記事)

.. 2024年03月14日 08:10   No.2973011


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