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安倍首相がいかにこの国のあり様を踏みにじってきたか | このままでは民主主義が死んでしまう | 1/19安倍国葬第4回口頭弁論報告 └──── 溜口郁子(安倍元首相の国葬を許さない会)
1月19日(金)、前段集会後に東京地裁大法廷において安倍国葬第4 回口頭弁論が開かれました。大法廷は8割の傍聴人が埋めるなか、長橋 さん、小山さん、梶間さんの3人の方の意見陳述が展開されました。
一人目の長橋美保さんからは、「このままでは民主主義が死んでしま う。亡き安倍首相は何ひとつ真実を明らかにしなかった。行政権の乱用 の連続のまま、沢山の反対の声がありながら国葬が行われてしまった。 税金は最も使われるべきところに使われるべき。NPOの福祉施設で働 いていたが、すべて民間に丸投げしたまま負担を強いながら上に厚く下 に薄い実情をもたらして重大な問題を先送りにしてきた。又、学問は権 力の道具ではない。病んでいる時代に楔を打ちたい。貧困問題は他人事 ではなく、毎日薄氷を踏む思いで暮らしている。弱者を更に痛めつける 社会を生み出したのは安倍政権である。怒りと悲しみの中で訴える。私 たちに(不当に使われた)税金を返してください。」と同じ思いで聞い ている傍聴人の心に迫る陳述を述べられました。
次に続いた小山さんや梶尾さんはそれぞれ表現を変えながら、安倍首 相がいかにこの国のあり様を踏みにじってきたかが語られました。 2期就任期間7年数カ月で集団的自衛権に至らせるための不当な人事、 黒川検事に関しての検察人事への不当介入、放送界への介入によるメ ディアの劣化をもたらした。 そして国葬はすでに法的根拠がないなかで強行した岸田政権への批判 を指摘し、安倍氏は国民を不幸にしただけだと強調されました。 その後に続いた原告代理人陳述では、「今問題になっている パーティー券問題でますます原告の主張が明らかになった。」と述べら れました。
.. 2024年02月27日 05:08 No.2970001
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