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アメリカ軍が沖縄本島に上陸してから、沖縄は空襲が激しくなり、那覇市の空爆で全島が戦場になっていました。1945年3月26日、アメリカ軍は慶良間列島に上陸を開始して、次いで沖縄本島中部西海岸に上陸した。アメリカ軍の兵力は18万3000人で、日本側の沖縄守備隊は11万人でした。
アメリカ軍の本土上陸を引き延ばす持久戦と位置づけられた沖縄戦では沖縄に住む人を総動員して戦場に駆り立て、玉砕戦法に挑みました。だが、アメリカ軍の圧倒的な火力の前に守備隊は全滅して、沖縄に住む非戦闘員にも砲弾を浴びせられ悲惨な状態でした。
この80日間の戦闘で、軍人や非戦闘員を合わせて20万人以上の尊い命が犠牲になったのです。1945年6月23日、沖縄守備軍第三二軍司令官の牛島満中将と参謀長の長勇中将が、摩文仁の地下壕で自決して、組織的な沖縄での戦闘は終結しました。 昨今、中国海軍の原子力潜水艦による領海侵入により日本領海が脅かされています。中国による領海内侵入を含む国際条約上の対日軍事行動は日常茶飯事であり、我々国民が知らされていないだけなのです。中国軍が沖縄や九州に上陸したらどうするであろうか。
我が国の軍事力と日本政府の弱腰を見切り、バカにしているように思えます。毅然とした態度で謝罪要求しなければ「上陸」の危険性を意味するのです。沖縄に駐留する米軍がいなければ、中国は、もっと過激な軍事行動を、行っていたに違いありません。
だからといって、過重な負担を沖縄県民に押し付け続けている米軍を良いといっているのではありません。日本政府が沖縄を「防衛しないのか」と思うのです。過去に宮古島上空からP3Cは警戒行動をせずに引き返しました。
これは中国にとっては「西表島は日本の領土ではなく、主権を放棄している」と日本が認めているとの都合の良い論拠にする危険性を有しています。国の根幹である主権を構成する基本「領土」「国民」「尊厳」のすべてに鈍感な政府、指導者不在の国家は崩壊して、属国に成り果ててしまいます。
日本の援助が中国国民に意図的に知らされていないということ。日本のODAで建てられた建築物の竣工式に、日本への謝意が全く述べられなかったということ。更に、日本からODAを受けながら、中国は日本のODAを第三国に分配しているという矛盾があります。
.. 2024年02月08日 07:31 No.2960001
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