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電力供給 進まぬ分散 大手寡占、災害時にリスク 送配電網、参入少なく 蓄電池コストなど重荷に
能登半島地震の被害で長引く停電が電力供給のもろさを浮かび上がら せている。 再生可能エネルギーを使って供給を分散できれば広範囲の停電リスク が下がるが、送電網の事業への新規参入は進んでいない。 必要になる蓄電池のコストの重さなどが要因で、災害に強い電力網づ くりは途上だ。(中略) 小型の電源が分散し狭い地域でエネルギーを「地産地消」できる体制 が整えば広範囲の災害でも電力を復旧しやすい。(中略) 安定供給の責任が求められる発電や送配電は大手の寡占が続く状況だ。 大手の大規模発電所と送配電網に頼る構図は災害時のリスクになりか ねない。(後略) (1月24日「日本経済新聞」朝刊5面より抜粋)
.. 2024年01月25日 09:09 No.2947002
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