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■--志賀原発
++ 東京新聞 (社長)…3006回          

志賀原発「警戒事態」だった
 | 能登半島地震 立地の志賀町 震度6弱以上2回記録
 | 避難準備 必要な局面 混乱する地元に負担増大
 | 状況悪化で住民誘導 汚染測定 ヨウ素剤配布できるか
 └──── (1月24日「東京新聞」朝刊20-21面
            「こちら特報部」より抜粋)

 能登半島地震では北陸電力志賀原発を巡る危機も看過できない。
 実は今回、立地する石川県志賀町で震度6弱以上を記録したため、国
の原子力災害対策指針が定める緊急事態区分の一つ「警戒事態」に当た
ると原子力規制庁は判断していた。
 関連情報の周知や避難の準備が求められたが、震災対応に追われた地
元自治体は手が回ったのか。複合災害に対応できるのか。
                 (曽田晋太郎、西田直晃)
   (中略)
 震災対応で大混乱した今回の地震。原子力災害でも重要な局面が
迫っていた。
 志賀原発は停止中だったものの、立地する志賀町では元日に
震度7、6日に6弱を記録した。
 その一方、原子力災害対策特別措置法に基づく原子力災害対策指針で
は「原発所在市町村で、震度6弱以上の地震が発生した場合」などを「
警戒事態」と判断する基準の一つに定めている。(中略)

 避難の準備で対象になるのが、原発の5キロ圏の高齢者や妊婦ら。搬
送先や輸送手段の確保も求められる。
 規制庁によると、警戒事態に該当するかの判断は同庁が行う。
 今回のケースでは、志賀町で震度6弱以上を観測した2回とも警戒事
態に認定し、原子力規制委員会・内閣府原子力事故合同警戒本部が設置
された。
 ただ警戒本部は1日が約5時間半、6日が約40分で廃止された。(中略)

 富山大の林衛准教授(科学技術社会論)は「志賀原発に異常はないと
しつつ、変圧器の油漏れや電源喪失などの情報がどんどん出てきた。
規制庁は異常の把握を途中でやめ、『大丈夫でしょう』と決めたように
見える。なぜ本部を急いで廃止したのか。信頼性を失う判断ではな
かったか」と疑問を呈する。(中略)
.. 2024年01月25日 08:01   No.2946001

++ 東京新聞 (社長)…3007回       
 新潟国際情報大の佐々木寛教授(政治学)は「能登半島地震では、
水道破裂や道路陥没、電気不通が相次いだが、そこに原子力災害が
加わると、単一の自治体が対処できるレベルをはるかに超える」と
指摘する。
 「原発事故は十中八九、地震や津波と併発する複合災害。どの自治
体も人員、物資ともに不足する」

 さらに佐々木氏は「原発事故の対応に手が回らないという理由を
付け、防護策の簡略化に向かうのが怖い」とも警戒する。
 「原発が重大な事態に至らなくとも近くに住む人は不安を抱え、外に
逃げてもいいか、屋内にとどまるべきか、迷いを生じさせる。それほど
原発は厄介な存在だ」と訴える。

【デスクメモ】
 地震や津波の対応に奔走する自治体には頭が下がる。自身や身内が
被災した例もあるだろう。彼らに原発対応まで求めるのは申し訳ない。
 災害時に負担を強い、疲弊を加速させるのが原発という存在。
 佐々木さんの言うように厄介であり、罪深くもある。そんな原発は本
当に必要なのか。(榊)

.. 2024年01月25日 08:09   No.2946002
++ 日本科学者会議原子力問題研究委員会 (幼稚園生)…3回       
【声明】
 | 能登半島地震を踏まえて全ての原発を運転停止すべきである
 | IAEA深層防護の第5レベル・緊急時避難について規制委員会の
 | 新規制基準に含まれていないことは重大な欠陥である
 └──── 1月22日 日本科学者会議原子力問題研究委員会

 2024年1月1日に発生した能登半島地震(M7.6、震度7、地震動加
速度最大2828ガル)と津波により、家屋の倒壊、道路の寸断・陥没、山
崩れが起こり、食糧・エネルギー・上下水・通信・福利厚生・文化芸術
などのインフラおよび伝統的な地場産業や漁業や里山農業などの生業が
破壊された。
 能登半島の中で孤立した集落の住民たちは、国と自治体による支援・
救助が遅れたため、生きるのに困難な生活を強いられている。
 私たちは、亡くなられた方々に哀悼の意を表し、被災者に心より
お見舞いを申し上げる。

 また、かねてより地質学者らは能登半島で大地震が起き、地盤の隆起
が起きると想定してきたが、今回実際に、原発が存在する志賀町でも
4mの隆起と津波の遡上が起きた。
 被災状況の全容が明らかになるまでにはまだ時間がかかるだろうが、
とりわけ、現在のところ志賀原発に絞って情報収集したところ、次のこ
とが明らかにされている。

(1)志賀原発1号機と2号機は、2011年3月の東日本大震災以降、
現在に至るまで定期点検により運転停止中である。

(2)北陸電力は、取水槽の水位が3m変動し、津波が志賀原発に及ぼ
した影響を調査中である。原発の敷地は海抜11mの高さにあり、さらに
4mの防潮堤が設置されていたため浸水被害はなかった。また、1号機
補機の防潮壁の一部に沈下と傾きが確認されたが、補修中である。

(3) 志賀原発敷地内にある外部電源変圧器から23,400 リットル(ドラ
ム缶117本相当)の絶縁油が漏れ出た。排水溝の出口付近の海面に少量の
油が流出した。変圧器の故障で外部電源5回線のうち2回線が使えなく
なった。

(4) 使用済み燃料プールから冷却水の一部(326 リットル)が
スロッシング(強い地震動による揺動)により溢れ出た。冷却ポンプが
一時止まったが、再起動した。

(5) 志賀原発から30km圏以内にあるモニタリングポスト117カ所の
うち18カ所で停電と通信障害のためデータ収集ができなくなった。

.. 2024年01月25日 08:16   No.2946003
++ 日本科学者会議原子力問題研究委員会 (幼稚園生)…4回       
(6) 1号機原子炉建屋地下2階震度5強、399.3 ガル(3方向の合成)が
観測された。(なお、志賀原発における最大加速度は基準地震動を超え
たと言われているが、そのデータは見つからない。)

 私たちは、能登半島における被害状況(上記冒頭)とマスコミ報道の
志賀原発における事象(1)〜(6)を踏まえると、志賀原発が放射性物質
の大量放出を伴う重大事故を起こした場合、強い地震が加われば、能登
半島とその周辺に住む住民は屋外避難だけではなく、屋内退避も困難に
なる。
 IAEA深層防護の第5レベルでいう緊急時避難について原子力規制
委員会の新規制基準に含まれていないことは重大な欠陥であることが
判明した。
 福井県などで重大事故時を想定した避難訓練は、全く実効性がないと
考えられる。

 1995年に兵庫県南部地震を起こした断層と今回の能登半島地震を起こ
した断層の間に位置する福井県若狭湾沿岸にも大きな断層がある。

 現在(2024年1月22日)、福井県にある関西電力の原発のうち5機(
大飯原発3、4号機、高浜原発3、4号機、美浜原発3号機)が運転中
である。また、九州電力の原発4機と四国電力の原発1機も運転中
である。

 今回の震源地域といわれる珠洲市にかつて、北陸、中部、関西の三つ
の電力会社が共同で原発の建設を計画していた「珠洲原発」は、地元住
民の間で建設に対し賛否が分かれ、住民の反対運動と電力自由化による
競争激化などもあり、2003年12月、3社は計画の凍結を表明した。

 「地震大国」の日本では原発はやめるしかない。
 私たちは、日本が原子力発電から決別すべきとの立場であるが、さし
あたりこれら10機の原発の運転を直ちに停止すべきであると考える。

.. 2024年01月25日 08:24   No.2946004
++ 島村英紀 (社長)…918回       
関東で繰り返される「海溝型地震」の恐怖
| 関西で唱えられる“南海トラフ2038年説”の真偽
| 「警戒せよ!生死を分ける地震の基礎知識」その524
 └──── 島村英紀(地球物理学者)

 関東大震災(海溝型地震、震源・相模トラフ)から100年が過ぎた。
 2023年は改めて地震を意識させられる年だった。
 2011年に発生した東日本大震災を受け、政府が2014年に発表した地震
に関する被害想定、なかでも関東に関する首都直下地震では、「今後30
年以内に70%」の確率で起きるとされた。あと20年程度で実際に起きる
のか。政府は2024年度に被害想定を新たに見直すことを決めている。

 首都直下も気にはなるが、海溝型地震は繰り返すことが分かってい
る。1703年の、房総半島南方沖(千葉)が震源とされる元禄関東地震は
マグニチュード(M)8.1〜8.2とされ、関東大震災(M7.9)より
も地震のエネルギーは倍以上も大きかった。

 駒込(東京)近くの六義園を津波が襲い、できたばかりの日本庭園を
むちゃくちゃにした。徳川五代将軍綱吉が、7年の歳月をかけて完成さ
せたばかりだった。
 鎌倉(神奈川)の鶴岡八幡宮の二の鳥居まで津波が来た。関東大震災
ではここまでは来なかった。
 関東が巨大地震の再来におびえているのと同様に、関西も南海トラフ
地震を恐れている。大阪も東京の一部と同じ海抜が低い「水の都」だか
らだ。

 「2038年に南海トラフ地震が起きる」という話がある。京都の学者た
ちが唱えている説だ。それまでは枕を高くして寝てもいいという安心情
報として受け取られかねまい。
 その説では高知県・室津港のデータを過去3回使っている。計算が室
津港を管理していた江戸時代の役人の測量値を元データにしている。
 だが、江戸時代、室津港では毎年のように工事が繰り返されていた。
人工的に港の深さが変えられた可能性がある。そのうえ他のデータはな
く、学問的な根拠は薄弱だ。

.. 2024年01月25日 08:29   No.2946005
++ 島村英紀 (社長)…919回       
米国パークフィールドで正確に20〜25年ごとに地震が起きていて、
2001年にはいよいよということで学者が待ち構えていたが、空振りに
終わった。その影響も多分にあり、2038年南海トラフ地震説を多くの学
者は信じていない。
 そもそも南海トラフ、首都直下型などがいつ襲って来るかは現在の学
問では分からない。南海トラフは38年まで待てないかもしれない。
いずれ襲って来ることだけは確かなのである。

(島村英紀さんのHP こちら
「島村英紀が書いた『夕刊フジ』のコラム」より 2023年12月30日の記事)

.. 2024年01月25日 08:38   No.2946006
++ 多名賀哲也 (小学校低学年)…5回       
.1/1能登半島地震 能登と北陸全域を襲う
 | 海岸線の隆起は85kmに及ぶ
 | 被害は富山、新潟県上越地方にも
 | これまでの避難訓練は全く現実離れだった!
 | 石川県羽咋市からのお便り
 └──── 多名賀哲也(命のネットワーク)

◎死者は168人に
 連日揺れ続けています。死者は輪島市と珠洲市で各70人、穴水町18
人、七尾市5人、志賀町と能登町で各2人、羽咋市1人です⇒8日現在。
安否不明の人も大幅にふえ、323人になりました。死者は今後さらに増え
ると心配されます。

◎予想通り能登の孤立!
 1週間たっても死者や被害が拡大するのは、心配されていた通り「能
登の孤立」です。自動車専用道・里山海道や国道249など7つの主要
幹線が、がけ崩れや道路陥没のため各所で分断されて、未だに孤立地が
多く、支援物資もなかなか届けられない状態になっています。

◎海岸線の隆起は85kmに及ぶ
 1月7日朝日新聞デジタルによれば、海岸線の隆起は珠洲市狼煙から
志賀町西海に至る85kmに及びます。それだけ今回の地震は長大で広域
でした。津波も県内だけでなく、富山県の各港、新潟県上越市にも押し
寄せました。

◎被害は富山、新潟県上越地方にも。これまでの避難訓練は全く現実離
れだった!
 道路陥没、建物の倒壊、断水などの被害は内灘、かほく、金沢、能美
に広がっています。富山県の被害も大きく、氷見市は断水がつづき、殆
どの市町で多数の負傷者がでました。小矢部市でも国道が陥没していま
す。私たちはかつて氷見への避難訓練を実施しましたが、それすら今思
えば現実離れでした。

◎再稼働の狂気はこれまでだ!
 輪島、珠洲は自治体の命運が問われており、能登町や穴水町、志賀町
も大変な事態です。
原発の避難訓練は全く非現実的でした。北陸電力はもう再稼働の狂気
はここで打ち止めとすべきです。

.. 2024年01月27日 08:04   No.2946007
++ こちら特報部 (小学校低学年)…8回       
能登半島北側の断層活動 志賀原発 甘い想定(北陸電力)
 | 今回「長さ150キロ程度」(政府の事故調査委員会)
 | 北陸電力…昨年5月「4連動で96キロ」想定
 | 北陸電力…2012年「95キロ」「連動すると考えがたい」
 | 1987年の申請時 海域図に二つの断層、活動性否定
 | 地震規模 北陸電力「想定内」というが…
 | 施設の強度は? 道路に影響は? 生じる狂い
 | 「自然現象は人知を超える」証明−従来の評価 再検証を
 └──── (1月30日「東京新聞」朝刊22-23面
            「こちら特報部」より抜粋)

 能登半島地震では半島北側の沿岸部の断層が150キロ程度にわたって動
いたとみられている。
 では、半島の西側に志賀原発を立地させた北陸電力は、あの地域で断
層活動をどう想定してきたか。
 原発に致命傷を与えかねないのが断層活動に伴う揺れなどだ。
 見立てが甘いと安全面が揺らぐ。そんな懸念から立地時以来の経過を
たどってみると、不信を募らせる経過が浮かんできた。
                    (山田祐一郎、木原育子)

 「早々に『異常なし』ということが強調されて、後からトラブルが出
てきている。不信感ばかりが募る」
 能登半島地震で震度5強の揺れに襲われた志賀原発(石川県志賀町)。
 不安を口にするのは内灘町の元町議、水口裕子さん(75)。同町は原
発から約40キロの距離にある。
 北陸電力の株主として長年、株主総会で脱原発などを求めて質問に
立ってきた。地震発生以降、社民党県連が志賀原発の視察を求めている
のに、実現していない点に触れ「なぜ公開できないのか」といぶかしむ。
   (中略)

 政府の事故調査委員会は今回の震源の断層について「半島の北西部か
ら北東沖まで長さ150キロ程度と考えられる」と評価をまとめた。
 かたや北陸電力は昨年5月にあった原子力規制委員会の会合で、半島
北側にある四つの断層の計96キロ区間を連動する断層帯として評価し、
マグニチュード(M)8.1の地震を見立てた。 (中略)

.. 2024年01月31日 04:33   No.2946008
++ こちら特報部 (小学校低学年)…9回       
 北電は東日本大震災後の2012年3月、経済産業省原子力安全・保安
院(当時)の「地震・津波に関する意見聴取会」第3回会合で、四つの断
層をつなぐと約95キロになると説明した一方、「一括して連動するとい
うということは考えがたい」と見解。 (中略)
 大阪大の平川秀幸教授(科学技術社会論)は「地震規模が想定未満ゆ
え大丈夫、と言うのは疑問が残る。どういう影響が原発に及んだのか、
地震学や地震工学の面からも再検討しなければならない」と訴える。
 重く捉えるのがやはり、「断層は想定を超えて活動しうる」という
点だ。
 「自然現象は人知を超える。改めてそういったことに立ち返って考え
ていくべきだ」
 今回は北電が昨年段階で想定したより1.5倍長く断層が動いたと
される。
 この教訓は、各地にある原発の直下や周辺の断層を議論する際、どう
扱うべきか。(後略)
 詳しくはこちらを
https://www.tokyo-np.co.jp/article/306028?rct=tokuhou

.. 2024年01月31日 04:39   No.2946009
++ 島村英紀 (社長)…920回       
アイスランド首都付近で噴火…影響は?
| 大きな地震の前触れ、温泉地「ブルーラグーン」閉鎖
| 航空機への影響は今のところなし
| 「警戒せよ!生死を分ける地震の基礎知識」その525
 └──── 島村英紀(地球物理学者)

 1日に石川県能登地方を震源とするマグニチュード(M)7.6の地震
が発生した。死者は70人以上になり、今後も被害の拡大が懸念される。
 マグマが地表近くに上昇してくることも地震の原因の一つだが、これ
が地表に噴き出すと、噴火が起きた可能性もある。

 2023年12月18日にアイスランド南西部のレイキャネス半島にある火山
が噴火した。首都のあるレイキャネス半島では、21年まで800年にわ
たって噴火が起きていなかったので久しぶりの首都に近い噴火である。
 噴火は現地時間の午後10時ごろから始まった。これに先立って午後9
時ごろに大きな地震があった。これは前兆に違いない。

 アイスランド気象庁からメールが来て「10月後半から地震活動が活発
になっていて、10月から11月にかけては地面の隆起が起きて、11月3日
以降はその膨張率、つまり地殻変動が増加していた」と言ってきた。
 レイキャビクから約40キロの地点に位置する人口約4000人のグリンダ
ビクでは同11日、噴火の前兆が確認されたため、住民約4000人が避難し
た。地震活動で道路が割れ、建物が損傷した。

 警察や市民保護当局が警戒に当たる中、住民は貴重品を取りに数分間
だけ自宅に戻ることが許された。住民は家具や絵画などを車いっぱいに
積んで持ち出す人々がいた。なかには家具よりも大切な羊を運び出して
いる人もいたという。
 著名な温泉地であり、世界一の広さを持つブルーラグーンも、グリン
ダビクに近く火口になるかもしれないということで閉鎖された。明らか
な地殻変動が記録されたのだ。

.. 2024年01月31日 05:01   No.2946010
++ 島村英紀 (社長)…921回       
アイスランドを訪れる観光客は激増している。10年には年間49万人
だったものが、17年には222万人にもなった。
 首都に近いブルーラグーンのプールは観光地としても有名で、この国
に来る観光客の約9割が訪れるという。
 温水の温度は、地熱発電所が運営する発電後でも70度もあり、水で薄
めて約40度に維持されている。
 このほか、この国には温水プールが150もあり、雪が積もっている冬で
も人々でにぎわっている。

 アイスランドには33の活火山があり、噴火は珍しくない。ただ、首都
に近いところで噴火するのは珍しい。
 世界的な偏西風の影響から航空便に影響が出る可能性が心配された。
 今日現在、この影響は出ていない。
 近年のアイスランドでの噴火で世界的な大問題になったのは10年に起
きたエイヤフィヤトラヨークトルの噴火だ。
 エイヤフィヤトラヨークトルとは、アイスランド南部に広くある氷河
の底にある氷底火山だ。
 この噴火の影響は欧州全域に及び、1日に2万便という大量の航空機
が発着できなくなった。
 航空会社の損失は1日あたり約180億円に達した。
 この影響は日本にまで達して、日本を発着する多くのヨーロッパ便が
止まり、日本人がヨーロッパから帰れなくなったのは記憶に新しい。

 (島村英紀さんのHP こちら
 「島村英紀が書いた『夕刊フジ』のコラム」より 1月5日の記事)

.. 2024年01月31日 05:08   No.2946011


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