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志賀原発のトラブル 規制委“地震対策見直し必要か検討を”
今月1日の地震の影響で変圧器が壊れ、現在も外部から電気を受ける 系統の一部が使えなくなるなどのトラブルが起きた北陸電力の志賀原子 力発電所について、10日、開かれた原子力規制委員会は、変圧器の復旧 を急ぐよう求めるとともに、地震対策の見直しが必要か検討するよう事 務局に指示しました。
変圧器トラブルで対策求める
今月1日に震度7の揺れを観測した石川県志賀町にある志賀原発で は、震度5弱相当の揺れを観測しましたが、外部から電気を受けるため に使われている変圧器で配管が壊れて、絶縁や冷却のための油が漏れる トラブルがあり、現在も外部から電気を受ける系統の一部が使えなく なっています。(中略) これについて、10日、開かれた原子力規制委員会の会合では委員か ら、「生き残った変圧器が今後の余震で壊れる可能性についても考慮す る必要がある。復旧を急ぐとともに、原因究明をしっかり進めてほし い」とか、「発電所内の不具合で受電できなくなることはおそらく想定 していなかった。今回の対応で十分と考えるのか、対応を強化した方が いいのか、検討する必要がある」といった意見が出されました。(後略) (1月10日「NHK」ニュースより抜粋)
.. 2024年01月12日 07:04 No.2937001
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