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性的マイノリティに対する人権侵害のほかに、ワールドカップ開催の裏で問題視されたのが、カタールの外国人労働者の大量死という問題でした。イギリスの新聞「ガーディアン」、や国際人権団体アムネスティ・インターナショナルが世界に向けて発信しました。
発表によると、カタールでのワールドカップ開催が2010年に決まって以来、インドやバングラデシュなどからの出稼ぎ労働者6500人以上が、スタジアム建設などに従事する中で死亡したといいます。
カタールにおける労働者の待遇をめぐる問題は、ヨーロッパでは度々取り上げられ、批判の声が上がっていました。スペインのバルセロナやフランスのパリ、ドイツのケルンなどヨーロッパ各地でパブリックビューイングが実施されないという動きが広がりました。
中東のカタールの面積は日本の秋田県よりもやや狭いぐらいの国で、国土が海に面しているので湿度が高く、夏の外気温は40度以上になります。 肉体労働には過酷な環境です。そんな中、今回は満足な水と食事、休憩も与えられず、大会の開催に向けて突貫工事で会場建設が進められてきたというのです。
カタール政府は「真実ではない」と否定しています。カタールは人口の9割が外国人労働者です。これはカタールに限らず、UAE(アラブ首長国連邦)も同じことです。人口が少ない湾岸アラブ諸国は、働き手を外国人労働者に頼っているのです。
カタールを開催地に選んだ当時のFIFA会長ゼップ・ブラッター氏は、カタールに開催権を与えたのは「間違った選択だった」とコメントしています。カタールは小国ですが、実は中東最大のアメリカ軍基地があることは知られていないのではないでしょうか。
カタールなど湾岸諸国には、親米国家が多いのです。やはりそれは イランが怖いからでしょう。アメリカ軍を受け入れることを、自国の安全保障政策にしているのです。
石原莞爾平和思想研究会 (ishiwara-kanji.com)
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.. 2024年01月09日 04:24 No.2933001
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