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新たな年が始まりました。同志・会員の皆様におかれましては、様々な思いを胸に抱きつつ新しい年を迎えられた事と存じます。日頃の当会の運営に対しましてはご理解とご協力を賜りますこと厚く御礼申し上げます。
毎年、会費が集まらず会報誌を作成することが出来ませんでしたが、SNSでは27,555人を超えるメンバーが集まり、ホームページは27年目を迎え、ひとつの動画に54万人閲覧件数を記録し、常に58万件を超えるアクセスやメール・掲示板の投稿も数万件頂き感謝しております。有り難う御座いました。
さて、あれ程、日本中を混乱させたコロナ感染症がやや収まって政府や行政が各種の規制を撤廃した事などからヒトやモノが動き始め「インバウンドがコロナ前に戻って活況を取り戻している」などと京都や仲見世、その他の観光地の賑わいがしばしば報道されました。
また、経済面では「企業業績が最高益を更新した」「昨年の賃上げは30年振りの高水準で経済の活性化が図られた」と希望的なニュースが伝えられております。明るい面だけが強調されておりますが、「深刻さを増すばかりの人手不足」、「原材料費の高騰」、根幹である政治は各種増税を唱え、国民不在の様相を呈しております。
一方、パーティで得た政治資金を裏金にしているパーティ券問題には怒りを禁じえません。景気の拡大を実感して恩恵に浴するのが一握りの大企業に限られることなく、中小企業も国民も皆がそう思える1年にする為に一人一人が努力しなければならないと強く感じます。
世界ではロシアのウクライナへの軍事侵略が止まず、イスラエルでは人道無視の殺戮が続いて終息の見通しが立ちません。力対力、力による服従は何も生み出さないことに思いを馳せ、英知を出し合って平和裡に解決が図られる事を願うばかりございます。
さて、肝心な政府や行政を巡る動向についてですが、最も大きな問題としてこの4月から罰則付きで時間外労働の上限規制の厳守が全業種・規模を問わずに適用される2024年問題があります。事業者がこれまで以上に前向きで真剣に取り組まなければなりません。
.. 2024年01月01日 00:01 No.2932001
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