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東電の作業計画不備を指摘 第1原発視察の規制委員長
原子力規制委員会の山中伸介委員長は21日、東京電力福島第1原発を 視察し、10月に作業員2人が放射性物質を含む廃液を浴びて被ばくした 多核種除去設備(ALPS)の状況を確認した。終了後、報道陣に 「硝酸を使ったリスクがある作業の計画が、事前にきっちりと立てられ ていなかった」と東電の不備を指摘した。 現場では、東電の担当者や規制委の検査官から当時の状況や作業手順 の説明を受けた。作業は下請け企業が実施していたが、山中氏は「作業 計画の立案は東電の責任で行わないといけない」と述べた。22日は 第1原発で東電幹部と意見交換する。 (12月21日 18時50分 (共同通信)配信)
.. 2023年12月22日 05:39 No.2925001
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