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■--180度違う国・医師・専門家集団の姿勢
++ 矢ヶ崎克馬 (小学校低学年)…8回          

180度違う国・医師・専門家集団の姿勢
 | 「日本では国と原子力ムラの圧倒的声が支配して、医師、専門家、
 | 政治家が被曝被害を否定し、住民を押さえつけた」
 | チェルノブイリ事故と東電(福島第一原発)事故を比較する
 | 避難者通信第133号 原発事故に際し住民は如何に守られたか?
 └──── 矢ヶ崎克馬(琉球大学名誉教授)82023/12/6

 皆々様 お元気でお過ごしでいらっしゃいますか? (拡散自由)
◎ 今世界では武力により凄まじい殺戮が行われ、その画像が茶の間を
襲っています。
 第2次大戦後培われてきた平和の文化が根こそぎ武力主義の文化に置
き換えられようとしています。特に日本で。
 皆さん、東電(福島第一原発)事故ではもっと大規模な殺戮が放射能被
曝によって行われたことをご存じですか?

◎ 原爆投下以来、米国は被曝被害の隠蔽と被曝を強制する情報操作「
知られざる核戦争(矢ヶ崎命名)」を行ってきました。
 特にチェルノブイリ事故後の国際原子力ロビーの「放射線から住民を
防護せず」への開き直りは激烈でした。1996年のIAEA会議「チェル
ノブイリ事故後10年」、それを請けてのICRP2007年勧告は世界の被
曝防護基準を放射能から「住民を護らない」路線へと転換させました。
 東電事故後、あらゆる被曝被害が隠蔽され、さらに原発回帰、汚染水
海洋投棄等々、歴史上最も熾烈な「知られざる核戦争」が展開されてい
ます。
 市民の命を守るべき医師団には、恰も国家的な「731部隊」あるい
は「ABCC(現放影研)」が再現したかのような幻覚をさえ与える「
住民を欺し抑圧する覇権主義(帝国主義)的対応」が広がりました。
「事実をあるがままに認識することは民主主義の土台である」。
 我々は基本的人権を基盤とする社会の主権者として事実を知ることが
必要です。
 東電(福島第一原発)事故後に展開された「知られざる核戦争」をチェ
ルノブイリと比較することによりあからさまにしました。
乞うご確認。
.. 2023年12月12日 04:59   No.2919001

++ 矢ヶ崎克馬 (小学校低学年)…9回       
◎ 特徴を先ず整理すると
 地元(ロシア、ベラルーシ、ウクライナ)の医師、政治家、専門家が
住民を被曝から守るために結束した。
 これに対し東電(福島第一原発)事故では、国と原子力ムラの圧倒的声が
支配して、医師、専門家、政治家が被曝被害を否定し、住民を押さえつけ
ることに徹した。

 「チェルノブイリ法」は基本的人権の保護を明記し、国力上げて被災
者救済に当たることを宣言し、極めて具体的な防護・保護基準を示した。
 それに対し日本では「子ども被災者保護法」を成立させたが、一切の
基準、一切の具体策無しであった。施策は内閣の判断に一任されたため
に安倍内閣によって全て反故(ほご)にされた。

 チェルノブイリでは1mSv/年から具体的な保護が展開されたが、日本
ではいきなり20mSv/年(チェルノブイリ方式で内部被曝を入れると
34mSv/年)であり、20mSv/年適用外の全ての地域で適用されるべき
1mSv/年(法律基準)が守られていない(現在進行形)。

 チェルノブイリでは医師/専門家によって、5000通を超える健康被害に
関するレポートがスラブ語等により記述されたが、日本ではほとんど無
く、せいぜい数十通に留まる。
 チェルノブイリでは自主避難者も強制避難者も全て平等に扱われ、手
厚い国家的保護を受けた。日本では目を疑うような差別扱いである(現
在進行形)。

 チェルノブイリでは「廃炉」と「生態学的安全」がうたわれ、石棺が
施されたが、日本では廃炉の方針がとられ、空にも海にも放射能が
漏れっぱなしの歴史が続いている。デブリは1gも取り出せていない(
現在進行形)。

◎ 犠牲者はチェルノブイリでは9000人(2006年現在)と言われたが、
日本では、厚労相の人口動態調査データを分析した(矢ヶ崎、小柴)
結果、年令別死亡率の集計として2011年以降63万人の死亡者の異常増加
が認められた(2019年まで)。

 チェルノブイリでは年間5mSv以上の地域を『居住禁止』としたが
日本では20mSv/年(チェルノブイリ方式で内部被曝を入れると34mSv/
年)であり、日本では汚染地域での食料の大量生産があり、日本全国で
内部被曝の二次被害が生じた(現在進行形)。等々です。

.. 2023年12月12日 05:05   No.2919002
++ 岡田俊子 (小学校中学年)…15回       
福島の小児甲状腺がん再発1割…鈴木教授が学会発表
 | アワプラネットTVの新着記事紹介
 └──── 岡田俊子(脱被ばく実現ネット)

【新着記事】
福島の小児甲状腺がん再発1割…鈴木教授が学会発表

 福島県立医科大学で、多くの小児甲状腺患者の手術をしてきた鈴木眞
一教授が12月9日、金沢市内で開かれている第66回日本甲状腺がん学会
で、2021年までの約10年間の子どもたちの再発数が21人、9.7%と約
1割にのぼると発表した。
鈴木氏が再発症例の詳細を報告したのは初めて。

.. 2023年12月15日 05:05   No.2919003


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