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日経「米中、東南ア投資で火花。昨年、総額33兆円で最高 | 米国と中国の覇権争いを背景に、両国との関係を等距離に保つ | 「緩衝地帯」として投資を集める | かつて投資を主導してきた日本の影は薄くなっている └──── 孫崎 享(東アジア共同体研究所理事・所長)
・2020年のASEAN加盟国の合計のGDP(購買力平価ベース)は9兆 7,270億ドルであり、日本のGDP(5兆8,800億ドル)の約2倍の規模 である。(ウィキペディア) ・近年特に成長率が高い。 ・特に、日本企業は中国市場の各種困難からASEANに生産拠点を移し ていると言われる。 ・この中、ASEANを巡る日・米・中の動向。 日経「米中、東南ア投資で火花。昨年、総額33兆円で最高 安定・内需 に魅力、東南アジアへの対外直接投資が急増している。2022年の同地域 への投資総額は2225億ドル(約33兆円)と過去最高を更新した。米国と中国 の覇権争いを背景に、両国との関係を等距離に保つ「緩衝地帯」として 投資を集める。かつて投資を主導してきた日本の影は薄くなっている。」
「ベトナムは半導体供給網の多様性と回復力を確保するための有望な パートナーだ」。米国務省は9月、バイデン大統領の訪越に際し、こう 強調した…半導体大手アムコー・テクノロジーは10月、10億ドルでベト ナム北部の新工場を開設した。 マレーシアは中国自動車大手の浙江吉利集団が西部に100億ドル投資 すると公表した。 米中企業によるM&Aも盛んだ、UNCTADは2022年東南アジア11 カ国への投資が2017年比で4割増えたとした。中国や中南米、アフリカ を上回る。 米・中双方に生産拠点を動かす要因がある。 1970年代から東南アジアで先行した日本だが、投資の中心が半導体、 EV電池などの先端領域に移り、日本の企業は投資に後ろ向きだ。 投資額は2022年の3年間で435億ドルと過去20年間で最低だった。
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.. 2023年12月03日 09:18 No.2911004
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