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日本原電(株)の東海第二原発 拡散シミュレーションについて | 防災に役に立たない極めて過小なシミュレーションである └──── 東海第二原発運転差止訴訟原告団 2023年11月30日
≪事故情報編集部≫より 原告団声明より見出しなど1部を抜粋してご紹介します。
1.日本原電(株)による放出シミュレーションは福島第一原発事故の 1/1000規模で、防災に役に立たない極めて過小なシミュレーションで あること。 日本原電(株)が茨城県に提出したシミュレーションでは、格納容器 破損ケース(シミュレーション2)のセシウム137放出量が430 TBq、ヨウ素131放出量が2,600TBqと極端な過小想定であること。 福島第一原発事故の1000分の1の桁の放出量という事故想定である。
2.これは茨城県の要請(条件)を逆手にとって、30kmに納まるよう に「放出量を設定した」ことを物語っている。
3.ヨウ素131の吸入被ばくによる甲状腺等価線量のシミュレー ションをあえて行っていないこと。
4.最悪の事態に備えるのが「防災」の基本であること。 (11月30日「東海第二首都圏ネット」MLより抜粋)
.. 2023年12月01日 05:08 No.2907004
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