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二十世紀前半まで、白人の多くは、白人以外は人間でないと思っていた。勿論白人の中でも賢い人はそうではない。多数がそうだというのだ。このことについては、歴史家のトインビーも言っている。戦犯裁判も、あるいは日本人(非白人)は人間でないというような意識が尾をひいていたかもしれない。今は人種的偏見は白人の中でも少数になりつつあると思われるが、私は井の中の蛙みたいなものだから、どうかしらない。話はちがうが、フランダースの犬を読むと、オランダあたりでは、犬などを随分酷使していたことがわかる。西洋人が動物愛護にうるさくなったのは、比較的新しいのでないかと思う。これは少し偏見かもしれない。
.. 2006年10月27日 21:28 No.29001
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