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有機野菜は、一定の基準で作らなければ、有機野菜とはいえません。有機野菜の基準として主なものは、過去2年間化学肥料や農薬を一切使わない状態の土地で作られる事。栽培を始めてからも化学肥料・化学農薬を使わずに生産する事。隣の畑と9m以上離れていなくてはいけない事。などなど有機野菜の条件はいろいろあります。
これらの条件がきちんと満たされているかというのを、検査協会が検査して、認定されて、初めて有機野菜と認められます。この有機野菜の基準は法律で定められるようになって、日本農林規格で認められた有機野菜には有機JASマークがついているので、見て確認できます。違反すると1年以下の懲役または、100万円以下の罰金があるのです。
続きまして、遺伝子組み換え食品は本当に安全なのでしょうか。この食品をめぐって、食べてもいいかどうか、いろいろ取りざたされています。現在、日本で問題になっている遺伝子組み換え食品は、米国ではあまり口にしない家畜などのエサ大豆です。日本では、豆腐、納豆、味噌、醤油と大豆は食卓に欠かせません。
また、私の大好きなトウモロコシも問題化しています。遺伝子組み換え食品とは、ある生物の遺伝子に別の生物の遺伝子を組み込み、全く違うDNAを造って栽培された作物です。こうした遺伝子組み換え技術の農産物を遺伝子組み換え作物といい、これらの作物を原材料とした食品を遺伝子組み換え食品と呼んでいます。
それにしても、どうしてそこまでして農産物を作る必要があるのだろうか。それは害虫に強く栽培しやすい作物を収穫するためです。つまり、農業の合理化で結論からいえば、害虫が食べられない作物が遺伝子組み換え作物ということです。ならば、害虫が食べられない作物を人間が食べても平気なのだろうか。
生産者側では、安全だといっているが実際には未知の部分が多いのです。人間が食べて病気になるということは長期的に見ないとわからないが、アレルギーを誘発する可能性はあります。さらに、続けて食べていると毒性を発揮するかもしれません。発がん性への不安もぬぐえない。生殖機能への影響もあるかもしれない。
.. 2023年10月29日 07:40 No.2888001
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