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長崎県対馬市、核ごみ調査応募せず 比田勝尚喜市長「合意形成が不十分」 「将来的な想定外の要因による危険性が排除できない」
原発から出る高レベル放射性廃棄物(核のごみ)の最終処分場選定に 向けた第1段階の文献調査に関し、長崎県対馬市の比田勝尚喜市長は27 日、国側に応募しない意向を表明した。 市議会の議場で「市民の合意形成が不十分だ」と述べた。1次産業や 観光業に風評被害をもたらすとの懸念が強く、市民の分断が深まるのを 回避した。 対馬市議会は12日、地元の建設業団体が提出した調査受け入れを促進 する請願を賛成10人、反対8人の僅差で採択。 漁協の一部や市民団体が出した反対請願6件は一括して不採択とした。 議会と市長の判断が割れた形となった。 比田勝氏は処分場について「将来的な想定外の要因による危険性が排 除できない」とも語った。27日午後に記者会見し、自身の決断理由を詳 しく説明する。 (後略) (9月27日13:39「共同通信」より抜粋)
.. 2023年09月28日 05:28 No.2862001
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