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再稼働求める請願採択 茨城・東海村議会特別委 東海第二原発
茨城県東海村議会原子力問題調査特別委員会(武部慎一委員長)は21 日、日本原子力発電東海第二原発(同村白方)の早期再稼働を求める意見 書を国に提出するよう要求している村商工会の請願の採決を行い、賛成 多数で採択した。 採決は、欠席の委員長と議事進行の寺門定範副委員長、棄権した2人 を除く12人で行われ、村議会最大会派・新政とうかいの7人が賛成し、 同請願を採択した。 特別委には早期再稼働を求める請願2件と、それに反対する請願2件 が付託されている。 (中略)
この日の請願審査で、請願に賛成した新政とうかいの議員からは「エ ネルギー価格の高騰で多くの事業者が苦しんでいる。(東海第二の)再稼 働は村内経済の回復につながる」、「防潮堤の建設をはじめ、東海第二 の安全対策が進んでいる」などの意見が出た。
反対の立場を表明した議員からは、東京電力福島第一原発事故の経験 に触れながら「一度事故が起きれば被害は甚大で、国民の生存権や人格 権が脅かされる」、「実効性ある広域避難計画が策定されず、策定まで の課題も多い」などの声が上がった。 (中略) 同請願は12月の定例会本会議で採決される予定。 残る請願3件についても次回以降の特別委で順次、採決する。 (9月22日「茨城新聞クロスアイ」より抜粋)
.. 2023年09月24日 08:17 No.2859001
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