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■--警戒せよ!生死を分ける地震の基礎知識
++ 島村英紀 (社長)…887回          

超大陸の分裂とダイヤモンド噴出 実は簡単に燃え、
 | 元素で言えば炭素…ナゾだった地表にどうやって運ばれた?
 | 「警戒せよ!生死を分ける地震の基礎知識」その508
 └──── 島村英紀(地球物理学者)

ダイヤモンドは簡単に燃えて、灰になってしまうのを知っているだろ
うか。ダイヤモンドは元素から言えば炭素だけのものだ。つまり、その
へんの炭と変わらない。
 しかし炭とは違って結晶構造がとても緻密だ。それゆえ宝石の中で一番
硬くて、光をよく透す。
 この結晶構造は地表からの深さ150〜200キロメートルのところで生まれ
たものだ。そこでの圧力は6万気圧、温度は2000℃もある。

ダイヤモンドが地表にどうやって運ばれたかはずっとナゾだった。
もし、ゆっくり上がってくるのなら途中で燃えてしまって、ただの灰に
なってしまうはずだからだ。
 噴出の速度は時速数十キロ以上という、とんでもない速さのはずで、
火山が激しく噴火したときにだけ得られるものだ。

 ダイヤモンドは火成岩キンバ—ライトに含まれている。ダイヤモンド
は露天掘りで、直径も深さも数百メートルから1キロメートルを超える
ほどの巨大な漏斗状の穴が開いている。
 いままでは過去5億年の間に、この岩石が爆発的に噴出して地表にま
で運ばれてくることがあったというくらいしか分かっていなかった。

 英国・サウサンプトン大学の地球学者ガーノン教授らの研究で、超大
陸が分裂するときにだけ、ダイヤモンドを地球の表面に噴出させていた
ことがわかった。
 超大陸とは大陸が一つにくっついた巨大な大陸のことで、この超大陸
は形成と分裂を繰り返して、今のような大陸の形になったものだと思わ
れている。超大陸にはパンゲア、ゴンドワナ、ローラシアなどがある。

ゴンドワナは現在のアフリカ大陸、南アメリカ大陸、インド亜大陸、
南極大陸、オーストラリア大陸やを含む巨大な大陸だった。インド亜
大陸が別れてからも北上を続け、南アジアに大地震を起こしている。
.. 2023年09月10日 07:20   No.2850001

++ 島村英紀 (社長)…888回       
大陸プレートの分裂が始まってから2200万〜3000万年後と遅れてキン
バーライトの噴火がピークに達したことがこの研究からわかった。ゴン
ドワナも約2億年前に分裂が始まり、その約2500万年後に現在のアフリ
カと南アメリカで、キンバーライトの噴火が始まった。噴火が陸の中心
に向かって進んだらしい。

 大陸プレートが引き離されることで、地殻が薄くなって非常に不安定
になる。薄くなった地殻に地下から上昇してきた溶けた岩石がぶつかり、
冷えては再び沈み込むという循環が起きている。このパターンはプレート
の分裂から始まったキンバーライト噴火が大陸の内部へと移動する地質学
的な知見と一致している。
 いままでに見つかったのは南アフリカ、ロシア、アンゴラ、米国など
だけだ。

 この研究で、まだ見つかっていないダイヤモンド鉱床が世界のどこかで
見つかるかもしれない。
 超大陸の分裂とは関係がない日本には出そうもない。

(島村英紀さんのHP こちら
 「島村英紀が書いた『夕刊フジ』のコラム」より9月8日の記事)

.. 2023年09月10日 07:25   No.2850002
++ 池内 了 (幼稚園生)…1回       
関東大震災から100年 警戒心 喪失するな
 | 「新たなる関東大震災」に的確に対処し犠牲者を減らすことができるか
 └──── 池内 了(総合研究大学院大名誉教授)

 1923(大正12)年9月1日午前11時58分、相模湾の深さ23キロを震源
とするマグニチュード7.9の地震が発生した。その結果、東京と神奈川
を中心として死者・行方不明者約10万5000人、倒壊家屋約11万棟、焼失
建物約21万棟と莫大な被害を及ぼした。さらに、緊急勅令によって戒厳
令規定を準用する治安対策が取られたが、その後の混乱のどさくさに紛
れて何千人もの朝鮮人が虐殺された。
 この関東大震災が大正デモクラシーから一気にファシズムへと大きく
転換させるきっかけとなったのだが、今年で100年になる。
 北米プレートとフィリピン海プレートの境目にある相模トラフ(海底
の比較的浅い溝)では、約70年間隔で小田原地震が繰り返されてきた(
石橋克彦著 『大地動乱の時代』岩波新書)。
 ここはいわば地震の巣であり、近いうちに関東大地震が発生する可能
性が非常に高い。

 さて、現代の私たちはやがて来たる「新たなる関東大震災」に的確に
対処し、犠牲者を少しでも減らすことができるであろうか。はたまた大
混乱に乗じて緊急事態条項を含む憲法「改正」へとなだれ込むことにな
りかねないのか、しっかり腹をくくって対処しなければならない。

 100年前と現在が決定的に異なることがいくつもある。東京・横浜を合
わせて膨大な人口を抱え、都会がコンクリートジャングルになり、鉄道
や地下鉄や高速道路が縦横に走り、地下街の利用が格段に進み、クルマ
による人間と物資の流通が当たり前になったことなどである。木造建築
物が主の火事に弱かった時代と比べれば耐火力は増しただろうが、異常
な人口集中が都市の脆弱性を大きくしていることは間違いない。交通機
関が一斉に休止して住民は身動きできず、物流が途絶えて食料が欠乏し、
電気やガスや水道の供給が止まって高層マンションでは暮らせず、ごみ
の収集が途絶えて悪臭が漂い不衛生極まる町となるだろう。そのような
中で難民と化した人々がパニックにならないという保証はない。

.. 2023年09月13日 04:56   No.2850003
++ 池内 了 (幼稚園生)…2回       
 28年前の兵庫県南部地震(阪神淡路大震災)のときはマグニチュード
が7.3の直下型地震で、被害は阪神・淡路に集中し、倒壊した建物で
圧死した人などが6000人を超えた。全国から多数のボランティアが駆け
つけ、排外主義的な動きは一切起こらなかった。
 さてSNS(交流サイト)が大きく発達した現在において、人々の結
びつきはどのように変貌したのだろうか。
 SNSはアラブの春を招き寄せたように人々の団結を築き上げる上で
大きな力を発揮したが、その後の権力者の逆襲でSNSが住民の分断を
加速させることになった。今やヘイトスピーチや差別的言辞が飛び交う
場でもある。
 また、ウクライナ戦争を見守る中で特定の国を敵視する雰囲気が強ま
り、軍事力を拡充して国を守るという意識が高じていることが、排外主
義的な行動を誘発しないか心配になる。
 そして何より懸念されるのは、人々が災害への警戒心を喪失している
のではないか、ということだ。福島の原発事故を経験して危険な放射能
を大量に内蔵する原発には極力頼らないとの方針を政府も国民も堅持し
ていたはずであったが、グリーントランスフォーメーションと称する原
発回帰への急転回を簡単にのんでしまったことが一例である。
 人々は天災健忘症に陥って安穏な日常が続くと思い、来たるべき関東
大震災への想像力を失っているのだ。
 さて、壊滅的災害に当面して慌ててファシズムを呼び込むのではない
か、そんな最悪の事態を強く懸念している。
             (9月8日「東京新聞」夕刊3面より)

.. 2023年09月13日 05:04   No.2850004
++ 東京新聞 (社長)…2923回       
地震も豪雨ももう嫌だ
 | ふくしま作業員日誌  53歳男性
 └──── (9月14日「東京新聞」朝刊21面より)

 先週末、台風13号の影響で豪雨が降った夜は、大雨警報で携帯電話が
鳴りっぱなしだった。
 今年は残暑も厳しくて、イチエフ(福島第一原発)はまだサマ ータイ
ム中で朝が早いので、夜8時過ぎに寝たけれど、雨の音がものすごくて
夜11時ごろに起きてしまった。
 2階の寝室の窓から外を見たが、部屋の電気が窓に反射して見えな
かった。1階に降りて玄関の戸を開けると、バケツをひっくり返したよ
うな雨が家の中に吹き込んできて、慌てて戸を閉めた。
 家の前の道路も15cmぐらい冠水していた。4年前の台風19号のとき
に車が水没しかけたのを思い出し、昼のうちに車を高台に移しておいて
よかった。

 福島県内で浸水被害がひどかった、いわき市の友達に「大丈夫か」と
メールを送ると、「大丈夫だよ」と返事が来て安心した。
 川の氾濫で、水が一気に1.5mまで上がった地域もあったという。60
代の男性が側溝近くで亡くなっていたというが、 男性の家族を思うと胸
が痛む。

 翌朝は晴れていて「今日も暑くなるなー」と同僚とぼやきながら、イ
チエフに行った。大雨の影響はそれほどなかった。蒸し暑い中、かっぱ
を着て全身汗まみれで作業をしていたら、急にザーッと強い雨が降って
きて、みんなずぶぬれに。靴の中はたまった水でちゃぽちゃぽ音がする
し、雨なんだか汗なんだかわからない状態で、下着までびしょびしょに
なった。

 それにしても今はタンクが溶接型に変わり、タンクの周りの堰(せき)
の高さも上がって、堰の上にもテントのような屋根がかけられたから、
堰から水が漏えいすることはなくなった。
 溶接をしていないフランジ型タンクだったときは、タンクからの漏え
いもあったし、堰の高さも30cmぐらいしかなく、雨が降るとあっとい
う間にあふれていた。その心配がないだけで大きい。
 でも、地震も豪雨ももう嫌だ。(聞き手・片山夏子)
            (9月14日「東京新聞」朝刊21面より)

.. 2023年09月16日 06:23   No.2850005
++ 島村英紀 (社長)…889回       
どうなる「ボイジャー2号」の通信 時速6万キロの猛
| スピードで 地球から遠ざかり…現在は約199億キロの地点に
| 「警戒せよ!生死を分ける地震の基礎知識」その509
 └──── 島村英紀(地球物理学者)

7月下旬、NASAのコマンド送信ミスでボイジャー2号と通信が出来なく
なってしまった。アンテナの向きが、地球からわずか2度ずれただけな
のに、通信が途絶えてしまったものだ。その後の先月上旬に通信は回復
したという。
 ボイジャー2号はすでに太陽系を旅立ち、地球から約199億キロも離れた
宇宙空間にある。
 NASAは同機の捜索に奔走した。最後の救いは10月15日にスケジュール
された同機の定期的なアンテナの方向リセットを待つしかないところまで
追い詰められた。
最後の望みの前に頼ったのは深宇宙通信情報網「ディープスペース
ネットワーク(DSN)」だった。DSNは地球の自転や公転によらず、一年
中、外惑星軌道を含む探査機との通信を可能にするために、米国・カリ
フォルニア州のほかにスペイン・マドリード、オーストラリア・キャン
ベラに地上局を設置している。

 ボイジャーは時速約6万キロという猛スピードで地球から遠ざかって
いる。現在、地球から約199億キロも離れたところまで電波が届くのに
18.5時間、そこから折り返しの返事が地球に届くまでに18.5時間もか
かる。確認できるまで37時間、1日半もかかる。キャンベラのDSNも
最高出力にして電波を送信しなければならなかった。
 DNSのおかげでボイジャー探査機からの微弱なキャリア信号を検出する
ことができた。キャンベラ深宇宙通信施設からボイジャー2号に向けて、
アンテナの向きを地球の方向へ戻すためのコマンドが送信された。NASA
は、さぞほっとしただろう。
 ボイジャー2号は、木星、土星、天王星、海王星の接近探査を行った
後、同型機のボイジャー1号に続いて太陽圏を脱出して、星間空間に到達
して貴重なデータを地球に送り続けている。

 もう一つ大事な目的はこのボイジャーにはメッセージが書かれたゴール
デンレコードが搭載されていることだ。ゴールデンレコードはレコード
本体に金メッキされた銅製の円盤で、レコードカバーはアルミニウム製だ。

.. 2023年10月01日 08:22   No.2850006
++ 島村英紀 (社長)…890回       
特徴があるのは表面が超高純度ウラン238で覆われていることだ。ウラ
ン238の半減期は45.1億年。このレコードを受け取った現代人以上の文明
ならば、同位体組成を解析することで、いつごろ収録されたかが分かる
ようになっている。
 このレコードに収録されているものは、地球の生命や文化を伝える音や
画像だ。たとえば115枚の画像。波、風、雷、鳥や鯨など動物の鳴き声な
どの多くの自然音。さらに様々な文化や時代の音楽。日本語を含む55種類
にわたる言語のあいさつが含まれている。またピアニスト、グレン・
グールドの名演奏、バッハの「平均律」録音や日本の尺八の音もある。

 さて無事に届いて無事に返事が帰って来るのだろうか。
 帰ってくるとしても、ずいぶん先のことに違いない。   
(島村英紀さんのHP こちら
 「島村英紀が書いた『夕刊フジ』のコラム」より 9月15日の記事)

.. 2023年10月01日 08:29   No.2850007
++ 島村英紀 (社長)…891回       
インド洋にある巨大な「重力の穴」場所によって違う地球の引力
| 沈み込んだプレート、2億年以上前に存在した海の名残
| 「警戒せよ!生死を分ける地震の基礎知識」その510
 └──── 島村英紀(地球物理学者)

 地球の引力(重力)は場所によって違う。
 同じ体重計でも、重力が大きいところと小さいところでは違った体重
を示す。赤道付近では重力は小さく、そして体重も小さくなる。
 場所による違いは、せいぜい0.5%ほどで60キロの体重だと300グラム
ほどの違いだ。でもボクサーやダイエット中の女性にとっては無視でき
ない重さの違いかもしれない。

 いまの多くの時計は水晶の結晶が振動する周波数を基準にしいるが、
アンティーク店にあるような昔の時計は振り子を振らせて時間の基準に
していた。
 地球の上で場所によって重力が違うのがわかったのは、17世紀にパリ
から南米・ギアナに持ってきた、当時もっとも精度が高い振り子時計が
1日に2分も遅れることが発見されたときだった。時計が2分も違って
しまったのはたいへんな事件だった。同じ振り子でも重力が小さいとこ
ろではゆっくり振れるのだ。

 さて、インド洋では260万平方キロだけ(日本の面積の7倍)、周囲の
海域よりも約90メートルも低くなっている。
 これは前から知られていたが、その理由がわからなかった。実はこれ
も重力が関係しており、オランダの地球物理学者ベニング・マイネスが
船舶を使った重力調査で1948年に発見したものだ。
 これが2億年以上前に存在した「テチス海」の沈み込んだプレートが
原因だと分かったのはこの5月だ。

 今から随分前に存在したテチス海の名残が残っているのだった。
 テチス海はインド亜大陸の北上で消えた海だ。
 インド亜大陸はユーラシア大陸に衝突した後も北上を続け、エベレスト
やヒマラヤなどの山やチベット高地を作っている。
 エベレストやヒマラヤなどの山は、いまでも年平均で約5ミリずつ高く
なりつづけている。このほかインド亜大陸は中国・四川省やパキスタンや
ネパールで大地震を起こし続けている。

 じつはエベレストの山頂に海の生物の化石がある。テチス海の海底に
棲んでいたものだ。
 私はエベレストを登頂した植村直己さんの記念館で実物を見たが、今は
石を拾うことは禁じられている。

.. 2023年10月06日 05:00   No.2850008
++ 島村英紀 (社長)…892回       
もともとアフリカ大陸とインド亜大陸は超大陸であるゴンドワナ大陸
の一部だった。1億年あまり前に、現在のインドにあたるインド亜大陸
がテチス海を北上し、インド洋を作り出した。
 古いテチス海の海底はマントルの中へ潜り込み核(コア)の境目まで
到達して、そこで岩石が溶ける。
 そしてマントル内の高温のプリューム(対流)が発生する。このプリ
ュームがインド洋の低重力地域を作り出していたのだ。

 (島村英紀さんのHP こちら
 「島村英紀が書いた『夕刊フジ』のコラム」より 9月22日の記事)

.. 2023年10月06日 05:06   No.2850009
++ 島村英紀 (社長)…893回       
モロッコ地震前にナゾの発光現象、動画がソーシャルメディアで拡散
 | 閃光、光る雲、光球…過去に「地震発光」目撃談
| 「警戒せよ!生死を分ける地震の基礎知識」その511
└──── 島村英紀(地球物理学者)

隣国リビアの大洪水の陰に隠れてしまったが、北アフリカ・モロッコ
中部で9月8日に起きた地震は犠牲者が3000人を超えると思われている
大災害だ。マグニチュード(M)は6.8、震源の深さは諸説あるが8〜26
キロと浅い。被害を大きくしたのは石造りの家、中でも日干し(ひぼし)
煉瓦の家だった。
 しかも被害はアトラス山脈の山中で、地震の被害はまだまだ増えるこ
とが心配されている。アトラス山脈はアフリカ大陸の北西辺にあり、
モロッコからアルジェリア、チュニジアにまたがる大山脈で長さは約
2400キロ、最高峰は富士山より高く4000メートルを越える。内陸のサハラ
砂漠と海岸部は山脈を越える多くの峠で結ばれており、アフリカでも雪
と氷の峠越えの場所もある。
 ところでモロッコ地震は地震が発生したときに「地震発光」と呼ばれる
現象が目撃された。モロッコ地震が発生する直前、夜空を照らす閃光を
撮影したとする動画がソーシャルメディアで拡散されている。
 地震発光とは、大きな地震の前や最中、地震後に観測されるといわれる
発光現象だ。短時間の閃光のほか、光る雲、光球、地面から立ち上る炎な
どの目撃談がある。ほとんどの場合、地震の直前か揺れている間に観測さ
れた。
 地震発光の歴史は古代ギリシャにさかのぼり、何世紀にもわたって記録
されていた。地震発光の約80%はM5.0を超す地震で、震源から600キロ
までの範囲で目撃されていた。
 1973年、長野・松代町(現長野市)で起きた年に5万回にも達する群発
地震のとき、赤や青に光る雲を撮影した写真とともに、地震発光の英語の
調査報告書を日本人が発表した。この報告は外国で有名になった。

 2017年と2021年にメキシコの首都メキシコ市を大地震が襲ったときも、
地震発光を撮影した画像や動画がインターネット上に出回った。
 地震発光は長い間、裏付けに乏しい体験談や伝承があるだけで、ほと
んどの地震学者はまじめに受け止めていなかった。
 

.. 2023年10月08日 07:46   No.2850010
++ 島村英紀 (社長)…894回       
今回のモロッコで撮影された光についても、ネット上の動画では、電線
間で発生したアーク放電や、街のあちこちにある変圧器の爆発などでは
ないかとも思える。

 しかし、地震発光がすべて実在しないものと決めつけるにはあまりに
ももったいない。
 圧電現象は古くから知られており、実験室では岩を押したら高圧の発電
ができることが実証されている。石に応用したわけだ。電気石や火打ち石、
ライターの石の例もある。圧電現象を示す石は多く、そのような石が現場
になかったとは言えまい。
 地震発光が地震より前ではない。地震と同時か、揺れている間だ。
 地震発光の調査が携帯電話の動画撮影や防犯カメラの最近の普及に
よって進めばいいのだが。
 
  (島村英紀さんのHP こちら
 「島村英紀が書いた『夕刊フジ』のコラム」より9月29日の記事)

.. 2023年10月08日 07:51   No.2850011


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