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東海第二 放射性物質拡散想定 再試算を依頼 茨城県が原電に「住民説明にデータ不足」
日本原子力発電東海第二原発(茨城県東海村)で事故が起き放射性物 質が放出された場合の拡散シミュレーションについて、県は原電に再試 算を依頼することを決めた。 既に提出されている結果とは異なる条件を追加するほか、別の計算 コードを使って結果の妥当性を検証することも求める。 住民に結果を説明するにはデータ不足との判断で、近く文書で正式に 要請する。 シミュレーションは、原発から30キロ圏内の自治体に作成義務がある 広域避難計画の実効性を検証する目的で県が原電に要請し、原電が昨年 12月に提出した。 (中略) 大井川和彦知事は再稼働の是非を判断する前提条件の一つに、「実効 性のある避難計画の策定」を挙げている。シミュレーションについては 4月の会見で「なるべく速やかに公表したい」と述べた。(長崎高大) (9月6日「東京新聞」茨城版より抜粋)
.. 2023年09月07日 05:28 No.2844003
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