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ウラン濃縮工場運転再開 6年ぶり 国内生産安全保障の要
新規制基準への対応などで運転を停止していた日本原燃のウラン濃縮 工場(六ヶ所村)が25日、運転を再開した。2017年の一時停止以来、 約6年ぶり。
ウラン濃縮工場は、天然ウランの核分裂性を高めて、原子力発電所の 燃料に加工する国内唯一の施設。 1992年に運転を開始したが、2017年9月から新規制基準に基づく安全対策 工事や設備トラブルなどで生産を一時停止していた。当初は18年度中の 運転再開を予定していたが、安全対策工事が期限までに完了せず、再開 目標を5回延期していた。
原燃によると、この日は濃縮を行う前のウランが入った「原料シリンダー」 (重さ15トン)を貯蔵室から移動させて、原料ウランを気体化する作業を 行った。今後、遠心分離機で濃縮する。 (後略)
(8月26日 5:00配信 読売新聞より抜粋)
.. 2023年08月27日 08:24 No.2838001
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