返信


■--放出は「強引」水産業者に憤り
++ 共同通信 (大学生)…85回          

放出は「強引」水産業者に憤り 取引停止、早くも悪影響

 水産業をなりわいにする漁業者や市場関係者は反対を押し切る形で24
日に始まった原発の処理水海洋放出に「強引すぎる」と憤りをあらわに
した。
 取引が停止するなど、早くも悪影響が出ているとの訴えも上がった。
 福島県に近い岩手県漁業協同組合連合会の大井誠治会長(88)は「最
後まで反対する漁業者の声を突っぱねた政府の対応はおかしい」と批判
した。(後略)     (8月24日18時40分「共同通信」より抜粋)
.. 2023年08月25日 08:45   No.2836001

++ 共同通信 (大学生)…86回       
「海洋放出は中止を」 広島で被爆者ら訴え
  「体内被ばくの危険性がある水を流すのは許せない」

 広島の被爆者団体などは24日、東京電力福島第一原発で始まった処理
水放出に反対する集会を広島市内で開いた。
 被爆者らは街頭で「海洋放出は中止を」と訴え、署名活動をした。
 集めた署名は岸田文雄首相に提出する。
 参加した広島県原爆被害者団体協議会の佐久間邦彦理事長(78)は、処
理水について「健康被害が起きないとは限らない」と指摘し「原爆では
放射性物質を含んだ『黒い雨』で多くの人が苦しんだ。体内被ばくの危
険性がある水を流すのは許せない」と話した。
           (8月24日16時02分「共同通信」より抜粋)

.. 2023年08月25日 08:55   No.2836002
++ 東京新聞 (社長)…2903回       
言葉の耐えられない軽さ
三木義一(青学大名誉教授)
 「関係者の理解なしにはいかなる処分も行わない」と約東した汚染処
理水の放出が、22日に決定された。漁連が「賛成」したわけではない
が、その安全性を「理解」したからのようだ。
 この水は、東京電力福島第一原子力発電所の放射性物質を含んだ汚染
水からトリチウム以外の大半の放射性物質を取り除いた水のことであ
り、政府や原発推進派は「処理水」と呼び、反対派は 「汚染水」と呼ぶ。
 海中に放水するのか、大気に放出するのか、様々な方法のうち、どう
して海中放出がいいのか国民に丁寧に知らされてはいない。その国民も、
政府の説明が不十分とする人が7割以上いながら、海中放出に5割以上
賛成している。説明不十分なのに、賛成できる人々。
 トリチウムなどの専門家は、その安全性を強調し海中を支持している
ように見えるが、本当のところはわからない。「科学者」の意見自体が
怪しいのである。
 原発の時に、あれほど安全を振りまいていたのは、電力会社から多額
の寄付を受けていた一流大学の先生たちだった。事故後の「想定外」と
いう弁明と無責任さには目を覆った。
 風評被害対策費300億円も庶民の税金。想定外の事態が起きても風評被
害回避のためにマスコミは自粛しないか。
 五輪招致時の首相が世界に向けて公言していたのは「アンダーコント
ロール」。(8月24日「東京新聞」朝刊21面「本音のコラム」より)

.. 2023年08月25日 09:08   No.2836003
++ 東京新聞 (社長)…2904回       
原発利権 国民の参政権侵害

            高橋比呂志(栃木県鹿沼市)
 10日ミラーに「今後30年以内に70〜80%の確率で起きると予測される
南海トラフ地震による原発事故が懸念されるのに、政府が原発に執着す
る理由が想像できない」という趣旨の意見が載りましたが、その背景に
原発利権があると想像する人は多いと思います。
 政治家が原発関連業界の意向に従えば、政治家側には政治献金と票が
入るといううまみが生じますから、政治家が人々の命を危険にさらす政
策を選択する動機は十分あると思います。
 政党機関紙とジャーナリストによる地道な調査報道のおかげで次の事
実が明らかになっています。
 「日本原子力産業協会」の会員企業は、自民党の政治資金団体に2021
年、約6.3億円もの献金をする一方、同年度に約1.7兆円の原発関連
の仕事を電力各社から受注しています。2020年も同様でした。
 2014年の報道では、主要な原発産業9社から自民党の政治資金団体へ
の政治献金の額が、それまでの37年間で100億円を超えたといいます。選
挙権を持たない企業の財力で政策が左右されているとしか思えず、 これ
は、国民の参政権を侵害するものです。
 なお、南海トラフ地震の発生確率には、本紙が報道しているように、
科学的根拠がないと思われるので、脱原発の論拠にしない方がよいと思
います。
 今後の脱原発の議論は、素朴な疑間を呈する段階から抜け出すべきで
はないでしょうか。 (8月24日「東京新聞」朝刊5面「ミラー」より)

.. 2023年08月25日 09:13   No.2836004
++ 東京新聞 (社長)…2905回       

 ◆風評被害防止策

  丁寧に放出します − 岸田総理  中ちゃん(逗子市)
      (8月24日「東京新聞」朝刊5面「笑ケース」より)

.. 2023年08月25日 09:19   No.2836005
++ 東京新聞 (社長)…2908回       
太平洋諸島の人の声聞いて     西田照子(東京都八王子市)

 もし、白分の家の庭に隣人が「これは安全です」と、断りもなくごみ
を捨てたら?誰でも憤慨するに違いない。
 同様のことを日本政府はしようとしている。汚染を処理したとする水
の海洋放出がそれだ。
 国際シンポジウム「東京電力福島原発汚染処理水の海洋放出 太平洋マ
リアナ諸島の人びとの声を聴く」 にオンラインで参加した。

 北マリアナ諸島テニアン島のワニータ・メンディオラ』太平洋自治体
評議会連合副会長とロタ島のジム・アタリグ市議は「海洋民族にとって
海は命の源であり、生活の糧を得るところ。海が汚染されるのは脅威
だ」と語った。政府と東京電力は「放出される側」の人の声を聞くべき
である。

 政府は国際原子力機関(IAEA)の基準に合致している」「希釈す
るから安全」というが、IAEAは原発の推進機関だ。テニアン島をは
じめ太平洋諸島の人々が大国の核実験により(自分の意思に反して)核
被害に遭ってきたことを忘れてはなるまい。

 ワニータさんの父フィリップ・メンディオラさんはテニアン市の元市
長で、日本が1980年に低レベル放射性廃棄物を北マリアナ諸島海域に捨
てようと計画したとき大反対し、来日して各地で訴えた。日本でも反対
運動が起こり後の中曽根政権は海洋投棄を断念。反対の声を聞いたのだ。
 現政府も太平洋諸島の人々の声に真摯(しんし)に耳を傾け、彼らの生
活と生態系を破壊する汚染水の放出を断念してほしいと切に願う。
          (2023年6月「東京新聞」「ミラー」より)

.. 2023年08月26日 08:14   No.2836006
++ 新潟日報 (大学生)…75回       
◆新潟県の柏崎刈羽原発「三つの検証」、県民と早期の意見交換を
  市民団体、総括委員会消滅で花角英世知事らに要望

 原発の安全性を巡る新潟県独自の「三つの検証」の結果を取りまとめ
る検証総括委員会が事実上消滅した問題で、市民団体「いのち・原発を
考える新潟女性の会」(桑原三恵代表)は8月24日、花角英世知事ら宛
ての申し入れ書を県に提出した。
 今後県が行う取りまとめについて、検証の経過や県民の意見を掲載す
ることなどを求めた。
 申し入れ内容は5項目。東京電力福島第一原発事故が住民の健康や生
活に与えた影響を調べる「健康・生活委員会」の健康分科会について、
3月の報告書提出以降、県民説明会・意見交換会が開かれていないと指
摘し、早期開催などを求めている。(後略)
               (8月25日「新潟日報」より抜粋)

.. 2023年08月26日 08:19   No.2836007
++ 共同通信 (大学生)…87回       
上関町への中間貯蔵施設、白紙撤回を 中国電力に6市民団体申し入れ

 中国電力と関西電力が山口県上関町で建設を目指す原発の使用済み核
燃料を一時保管する中間貯蔵施設を巡り、広島県の市民団体が25日、広
島市の中国電力本社を訪れ、建設計画を白紙撤回するよう申し入れた。
 担当者と約1時間面会し「核燃料サイクルがこのまま進まなければ、
誰が責任を取るのか。中間貯蔵施設はいらない」と訴えた。
 原発に反対する6団体のメンバー約10人が参加。
 「計画の全体像が示されていない」と施設の規模や予算を明らかにす
るよう重ねて求めたが、中国電力側は「今は調査の段階。これから具体
的に検討していく」と答えた。  (8月25日「共同通信」より)

.. 2023年08月26日 08:25   No.2836008
++ 朝日新聞 (社長)…804回       
朝日川柳 芝門蔵人選

 ・魚にも海にもほんとごめんなさい  奈良 握(神奈川県)
              (放出開始)
 ・死の商人歩き出したぞ日本でも   大塚 裕(栃木県)
              (次期戦闘機の輸出承認へ)
 ・被害者は赤木さんですあんたじゃない  川上由起(大阪府)
              (森友は災害と公明幹事長)
 ・「聞き流す力」またぞろ発揮され   朝広三猫子(神奈川県)
              (首相)
 ・沈黙の海たんたんと波寄せる    五社蘭平(茨城県)
              (人間の卑小さ)
           (8月25日「朝日新聞」朝刊より抜粋)

.. 2023年08月26日 08:36   No.2836009
++ 東京新聞 (社長)…2909回       
東電、政府任せに終始 当日に福島漁連訪問
放出「理解」責任感なく 社長会見
 
 反対の声の中、東京電力福島第1原発の処理水の海洋放出が24日に始まった。
「岸田首相や西村経済産業相が前面に立ち、一定の理解をいただいたと
いうことで放水に至った」。東電の小早川智明社長はこの日も、政府任せ
の姿勢に終始した。事故収束の節目となった日の東電幹部らの言葉からは、
事故当事者としての責任感は伝わってこなかった。

 小早川氏は福島第1原発で放出作業を確認した後、午後3時ごろに記者
団の取材に応じた。2015年に東電と政府が福島県漁連と交わした「関係者
の理解なしにいかなる処分もしない」との約束を巡り、漁業者の理解は
得られたのかどうかについて、小早川氏は政府が理解を得たと判断した
と説明。「国とわれわれは一枚岩」と、政府に追随する姿勢をあらわに
した。(後略)
(8月25日東京新聞朝刊22面より抜粋)
※全文は
https://www.tokyo-np.co.jp/article/272346?rct=genpatsu
Webの見出しは:当事者なのに傍観者では…「政府任せ」の東電社長、
         漁業者に会ったのは処理水放出の当日

.. 2023年08月27日 08:13   No.2836010


▼返信フォームです▼
Name
Email
ホームページ    
メッセージ
( タグの使用不可 )
Forecolor
アイコン   ICON list   Password 修正・削除に使用