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■--南海トラフ巨大地震
++ 上岡直見 (社長)…307回          

書籍紹介
 | 『南海トラフ巨大地震でも原発は大丈夫という人々』旬報社
 | 「原発を止めた裁判長」の樋口英明氏の新しい著書
 └──── 上岡直見(環境経済研究所代表)

 「原発を止めた裁判長」として知られる樋口英明氏が、四国電力伊方
発電所の差止訴訟を中心に原発訴訟の問題点を指摘している。
 多くの訴訟で裁判所が門前払いの判決を示している理由として、政府
からの圧力や忖度を推測するかもしれないが、それだけではない別の要
因について、裁判官経験者ならではの視点で語られているのが注目される。

『南海トラフ巨大地震でも原発は大丈夫と言う人々』樋口英明著

 「南海トラフ地震が伊方原発を直撃しても伊方原発の敷地には181ガ
ル(震度5弱相当)の揺れしか来ない」
あなたはそれを信じますか?

 大飯原発運転差止めの判決を言い渡した当時の裁判長が、最新の地震
観測結果、科学的知見から明らかな原発の危険性をもとに、必ず起こる
南海トラフ巨大地震でも伊方原発は安全だという四国電力の主張、それ
を認めた広島高裁判決の問題点を語る。

 広島高裁の決定は、南海トラフ地震の危険性を全く無視するような極
めて不当な内容でした。
 「どうせ、国民には判決の内容は理解できないだろう」と思っている
のです。
 それに対して皆さんに「国民を見くびるな!」と声を上げて欲しいのです。
 その声が、本分を忘れてしまった裁判官を初心に立ち戻らせる力とな
るかもしれません。
 そしてその声は、間違いなく、本分を尽くそうとしている裁判官を支
える大きな力となります。 (「あとがき」より)

◎おもな目次
第1章 原発の本質とわが国の原発の問題点
 1 原発の本質/
 2 わが国の原発の問題点
第2章 南海トラフ地震181ガル(震度五弱)問題
 1 問題の所在/
 2 伊方原発新規仮処分について/
 3 新規仮処分広島高裁決定について/
 4 裁判官はなぜかくも不公平で無責任なのか
第3章 原発回帰と敵基地攻撃能力
 1 原発回帰/
 2 敵基地攻撃能力/
 3 法治主義と法の支配
いま私たちが問われていること

旬報社 168頁 1,430円(税込)
https://www.junposha.com/book/b630109.html
.. 2023年08月11日 09:00   No.2828001

++ 島村英紀 (社長)…878回       
関東大震災100年
| 「良識ある」地震学者と予知
| かつては「功なり名を遂げた大家が道楽でやるもの」と一蹴も
| 「警戒せよ!生死を分ける地震の基礎知識」その503
 └──── 島村英紀(地球物理学者)

 間もなく関東大震災(関東地震)から100年になる。地震が起きたのは
1923年9月1日、死者10万人以上という日本史上最大の被害を生んだ大
災害である。以後「防災の日」になっている。
 関東地方の下に南方から潜り込んでいるフィリピン海プレートが起こ
したマグニチュード7.9の大地震だった。

 悪いことに海溝型地震が、日本を襲うもうひとつの大地震、直下型地
震としても起きために関東地方では甚大な被害を生んだ。死者の多くは
数日間にわたって燃えさかった火による焼死だった。
 じつはフィリピン海プレートが起こした地震が直下型地震としても起
きたのは関東大震災が初めてではない。一回前には1703年、江戸時代に
起きている。

 その前は定かではないが、関東地方の下に潜り込んでいるフィリピン
海プレートが起こした関東大震災の先祖に当たる地震が何百回も繰り返
し起きてきたに違いない。
 文明が進歩すると被害が増える。今後はどうなのか、地震学者として
は心配になる。関東大震災の先祖には関東大震災よりもっと大きな地震
もあったが、関東大震災ほどの被害は生まなかった。

 そのほかに、日本のどこにでも起きるかもしれない直下型地震は関東
地方にも起きる。
 レンガ建ての煙突が多数崩壊して「煙突地震」と言われた1894年の明
治東京地震、自然災害が少ないと言われた1931年の西埼玉地震、1924年
に起きた丹沢地震、1853年の小田原の地震など、いずれも死者10名を超
える。数えればきりがない。つまり関東地方はよりによって危ないとこ
ろなのである。

 じつは関東大震災の被害を予言した東大助教授の今村明恒(あきつ
ね)の時代には「地震予知」という言葉はなかった。学界では地震予知
は星占いのようなあてにならないものとされていた。
 予知はいまだに無理だ。今村とその上司だった大森房吉の二人の論争
は現代にも通じる。確たる証拠がなければ無用な混乱を避けるべきだと
いう責任感は各方面でいまだに強い。学者と社会との関わりの問題を
含んでいるのである。

.. 2023年08月18日 05:15   No.2828002
++ 島村英紀 (社長)…879回       
 1970年代になってからも、地震学の大家であるU先生が、地震予知を
卒論にしたい、と申し出た学生の相談を受けたとき「そのようなテーマ
は功成り名を遂げた大家が道楽でやるものだ」と一蹴したという。

 日本の地震予知計画が始まっていた1965年からかなりたっていた頃で
も、「良識ある」地震学者は、そのように考えていたのである。
 なお、この学生はそつのない卒論の後、大手出版社の理科系の編集者
になった。
 関東大震災の次も、恐れられている南海トラフ地震も、フィリピン海
プレートの動きが起こす「姉妹」である。地球物理学的には両方とも起
きて不思議ではない。
 どちらが先に来るかは、現代の科学では分からない。

(島村英紀さんのHP こちら
 「島村英紀が書いた『夕刊フジ』のコラム」より 8月4日の記事)

.. 2023年08月18日 05:24   No.2828003
++ 島村英紀 (社長)…880回       
米国と地震予知 本震が“来るに違いない”
 | 誰もが思った「パークフィールド」で「不発」
| 「警戒せよ!生死を分ける地震の基礎知識」その504
 └──── 島村英紀(地球物理学者)

 世界の地震学者がここなら地震予知は可能だと思っていた場所がある。
 それは米国サンフランシスコとロサンゼルスのほぼ中間にある、カリ
フォルニア州パークフィールドである。
 過去にここで起きた地震をグラフで表すと、きれいに等間隔で並ぶ。
 1857年、1881年、1901年…。いままで6回の地震が繰り返されている
ことがわかっている。
 6回の「本震」のマグニチュード(M)はほぼ6であり、繰り返しはお
おむね22年ごとで、最後は1966年だった。

 一方、約9000キロ離れたオランダの地震観測所では、最近の3回の地
震の記録が残っている。その記録は3回とも、実によく似た記録だった。
 本震の波形が似ているだけではない。最後の2回の地震では、本震の
17分前にM5の「前震」が起きていることまでそっくりだった。

 北日本がそうであるように、米国でも先住民族が文字による歴史を残
していなかったために、この6回の繰り返し以前は確かめようがない。
この6回以前にも繰り返していた可能性がある。
 つまり、これなら次の地震の予知ができるに違いないと地震学者が考
えたのも無理はなかった。
 研究者は、網の目のような綿密な観測網を展開して、次の地震が来る
のを待った。

 そして1992年10月に、ついにM4.7の地震が起きた。これは前の2回の
本震の前に起きたM5の「前震」と非常によく似た大きさだった。では
本震である地震が来るに違いない、と誰でもが思った。
 日本の地震予知は気象庁の管轄だが、米国の地震予知に責任を持つ国
家機関は連邦地震予知評価会議である。連邦の評価会議も本震が切迫し
ているという結論を出した。
 しかし、本震は起きなかった。

 じつは、地殻変動、井戸の水位変化などのデータに小さな変化は見ら
れた。これらのデータの変化がもしかしたら「前兆」で、その「前兆」
があったのに、何らかの理由で本震が「不発」だった可能性がある。

.. 2023年08月19日 08:24   No.2828004
++ 島村英紀 (社長)…881回       
 地震予知は不可能というある米国人の学説がある。本当かもしれない。
 起きる地震が大きなものになるかどうかは高速道路の交通事故と似て
いる、はじめの2台がぶつかったのが大事故になるかどうかは後ろに続
く交通量によるという説だ。
 起きる地震が大きなものになるかどうかは最初に起きた小さな地震で
はなくて交通量に左右されるという学説だ。

 しかし、いずれにせよ、パークフィールドで地震予知はできなかった
ことは確かであった。
 地震は不確定に起きる。非線形のものを扱う金属疲労と似ている。
 輪ゴムを引っ張っていったときにも、いつかは切れるのを知りなが
ら、いつ切れるかが分からないのと同じである。
 壊れる時間をあらかじめ予測することは不可能なのである。

 (島村英紀さんのHP こちら
 「島村英紀が書いた『夕刊フジ』のコラム」より 8月11日の記事)

.. 2023年08月19日 08:33   No.2828005
++ 島村英紀 (社長)…882回       
関東大震災100年 今なら東京の津波被害はどれぐらいか 
 | 人工海岸、ゼロメートル地帯、地下鉄も被害甚大の恐れ
| 「警戒せよ!生死を分ける地震の基礎知識」その505
 └──── 島村英紀(地球物理学者)

間もなく関東大震災(関東地震)から100年になる。地震が起きたのは
1923年9月1日、死者10万人以上という日本史上最大の被害を生んだ大
災害だ。9月1日は防災の日になっている。
関東地方の下に南方から潜り込んでいるフィリピン海プレートが起こ
したマグニチュード(M)7.9の大地震だった。
間の悪いことに海溝型地震が、日本を襲うもううひとつの大地震、直下
型地震としても起きたために関東地方では甚大な被害を生んだ。
海溝型地震が直下型地震としても起きる場所は世界的に見てもそう多く
はない。しかもそこに首都を置いているのは日本ぐらいのものだ。

起きたのは関東大震災が初めてではない。海溝型地震は繰り返す。前回
は江戸時代の1703年だった、
だが、一回ごとに微妙に違う。1703年の震源は、最近の研究によれば、
震源はもっと海溝寄りだった。またMはもう少し大きかった。
これらのために、海から2キロ以上離れた鶴岡八幡宮にまで津波が来た
ことが記録されている。関東大震災のときには、ここまでは津波は来なか
った。
もし今なら、鎌倉はもちろん、湘南の大磯、茅ケ崎まで海岸までびっ
しり家が.建っているし、沿岸に江ノ電も通っているから、被害はずっと
大きいに違いない。

東京での被害が大きくてマスコミ各社も突然の地震に甚大な被害を被っ
ていたから、各地の被害はそれほど報じられていないが、東京湾での津波
の被害も大きかった。
東京湾は入口が狭いフラスコ型ゆえ、外から入って来た津波が大きく
なることはない。日本の他の地方には多いリアス式海岸とは違う。
しかし、たとえ50センチの高さの津波でも人は歩けなくなるという実験
結果もある。

.. 2023年08月27日 07:41   No.2828006
++ 島村英紀 (社長)…883回       
いまや東京湾岸は90%以上が人工海岸になっている。製鉄所、発電所、
造船所、新車の積出港、観光客が集まっている場所・・・など重要なもの
が立ち並んでいる。
このほかゼロメートル地帯に建つ工場や住宅の被害も懸念される。
地下鉄も心配なものの一つだ。墨田区・錦糸町の地下鉄の駅に表示が
あって、入り口には海抜0メートルの表示がある。海抜0メートルだけ
でも心細いが、地下鉄はそのはるか下を通っている。
東京の地下鉄は多くが海抜マイナスのところを通っている。ときには
川や池の下を通っている。地下鉄の新設工事で台東区・不忍の池の底を
抜いてしまったこともある。
新装なった渋谷駅は地下5階まであるが、津波で停電したら非常灯は
点くだろうが、水が落ちてくる中を地上の非常口まで逃げ出すのは容易
ではなかろう。

人工海岸も地下鉄も一回前の1703年の江戸時代の地震のときには
なかったものだ。
今度どんな被害が出るのか、分からない。

 (島村英紀さんのHP こちら
 「島村英紀が書いた『夕刊フジ』のコラム」より8月18日の記事)

.. 2023年08月27日 07:58   No.2828007
++ 島村英紀 (社長)…884回       
関東大震災100年、都会の「木密地帯」を襲う火災
 | 人が住めなかった土地が開発され災害は時代とともに増加
| 「警戒せよ!生死を分ける地震の基礎知識」その506
 └──── 島村英紀(地球物理学者)

 78年前の3月10日は米軍機の空爆で10万人がなくなった日だ。「紙と
木で出来ている日本の家は簡単に燃える」ということで、焼夷(しょうい)
弾が雨霰(あられ)のように投下されて、東京は火の海になった。
 東京が火の海になって10万人もの人がなくなったのは100年前の関東
大震災以来である。マグニチュード(M)7.9の地震で首都圏は3日以上
にわたって火の海に舐め(なめ)つくされた。

「日本の家は紙と木で出来ているので燃えやすい」造りはいまでも続
いている。
 いやそれどころか、東京圏は東京を超えてますます拡がっていて、地震
に弱い。手を延ばせば隣の家に手が届くくらいに密集した家が、東京を
超えて埼玉・千葉・神奈川、その外まで、ますます拡がっている。燃え
やすいのは耐火壁などである程度解消できたものの、家屋が密集してい
るのはどうしようもない。災害、とくに火災に弱い。

普段の消火能力はある程度整っている。しかし大地震や大規模空襲に
は能力が足りないのだ。阪神・淡路大震災(1995年)のときの神戸・
長田町を中心にした大規模火災もそうだった。
 首都圏や大阪などの都会には「木密地帯」といわれる古い木造住宅が
密集した地帯が多い。

東京でいえば、有名な東京東部に限らず、山手線のすぐ外側で環状7
号線道路の内側を中心にドーナツ状にある地域だ。これらには品川区
南西部、大田区中央部、中野区、杉並区東部などがある。耐火性の低い
木造住宅が密集していて、地震のときの火災が燃え広がる恐れが大きい。
 これは東京だけではない。そのほかの地域や他県にも同じような住宅
が拡がっている。

 近頃は自治体が耐震診断だけではなく、数十万円の耐震補強も補助す
る仕組みがある。自治体は「木密地帯」解消に躍起なのである。

.. 2023年09月02日 07:37   No.2828008
++ 島村英紀 (社長)…885回       
しかし「木密地帯」に住んでいる人たちは、行政が提供している耐震
診断も耐震補強も、数百万円の自己負担が出来ない人たちが多い。
古くて弱い家に住み続ける地震弱者を選択的に襲うのが地震なのである。
 これらの建物は地震に限らず、荒川の氾濫による水害や土砂災害など
各種の災害に弱い。

 一方、災害のほうは時代とともに増えていく傾向にある。
 たとえば2014年に起きて77の人命を奪った広島・安佐南区の土砂災害
がある。広島市が北に広がり60年以上も安全だったが「いままでにない」
豪雨で地滑りが起きてしまったのだ。
 1978年に起きた宮城県沖地震は大きな被害を生んだが、全壊した家
1200戸の99%までが戦後に開発された土地に建っていた。

 つまり住宅地が広がっていって、これまで人が住めなかった土地が
住宅用地として開発されているのである。

(島村英紀さんのHP こちら
 「島村英紀が書いた『夕刊フジ』のコラム」より8月25日の記事)

.. 2023年09月02日 07:43   No.2828009
++ 島村英紀 (社長)…886回       
震度6強で倒壊…都心高層ビルのリスク
| 調査対象の3割が該当 エレベーター停止の復旧作業、
| マンションは一番最後に
| 「警戒せよ!生死を分ける地震の基礎知識」その507
 └──── 島村英紀(地球物理学者)

 2018年に初めて東京都が震度6強以上の地震で倒壊する恐れがあるビ
ル名を公表した。
 ちなみに震度は7まであり、熊本地震(2016年)や胆振(いぶり)
東部地震(2018年)や阪神・淡路大震災(1995年)では震度7を記録した。
 震度6強でも調査対象になったうちの3割もの249棟で倒壊の恐れが
あった
 公表は悪いことではあるまい。不特定多数の人々が集まるビルが大地
震で危ないかどうか知っている必要があろう。

 しかし一方で、今回の調査は限られたものだけだということも知って
いる必要がある。
 それは「1981年以前の旧耐震基準で建てられて不特定多数の人が集ま
る一定規模以上の施設で、このほか災害時に緊急車両が通る道路の幅の
2分の1以上の高さの建築物」だけが対象になったことだ。それ以外の
建物では調査や公表の対象になっていない。小規模なホテルや商業施設
や劇場なら安全だということはもちろんない。調査していないだけだ。

 当時の都の発表では、震度6強で倒壊する危険があるのは人が多い渋
谷109や紀伊国屋書店の新宿本店ビルや、中野区・中野ブロード
ウェイの商業ビルや、ニューオータニ(東京・千代田区)の本館に隣接
するビルや、千代田区・北の丸公園の科学技術館ビルも発表された。
 すでに耐震工事を終えたところもあるようだが、倒壊の恐れがあると
各地の自治体に発表されたホテルや百貨店では、営業を休止したり閉店
したりする動きが目立つ。今回の公表で改修や建て替えをするか、閉館
するかの決断を迫られている。

ところで大阪北部地震から次の関東地震が学ぶべきことは多いだろう。
 2018年5月に起きた大阪北部地震。マグニチュード(M)は6.1、最
大震度は6弱。内陸直下型地震としてはそれほど大きくはなかった。
 しかし日本第二の都会である大阪では多くの都市型被害が出た。
 朝8時前に地震が起き、激しい交通渋滞があちこちで起きた。また大
手私鉄では阪急、南海、阪神、京阪が全線で止まったほかJRも各地で止
まり、人々が線路を歩かされた。

.. 2023年09月06日 05:12   No.2828010
++ 島村英紀  (幼稚園生)…2回       
徒歩で帰宅する人で駅や橋が埋まるなど「通勤難民」も多かった。
夕方だったらもっとひどかったに違いない。

 このほか、この地震で明らかになったことはエレベーターがある。約
3万台以上が停止した。
 技術者が限られているうえ、復旧の順番は明確に決まっている。最優
先するのはエレベーター内に閉じ込められた人の救出、次いで病院など
の建物、行政機関が入る公共施設、高さ60メートル以上の高層住宅の順だ。
 一般のマンションは最後になる。だが、たとえ低層階でもエレベー
ターを使うことが当たり前になり、エレベーターが停止することで大き
く影響することが多い。
 通勤難民、交通渋滞、エレベーターなど、大都会が地震に弱いことを
まざまざと見せつけた大阪北部地震であった。

 (島村英紀さんのHP こちら
 「島村英紀が書いた『夕刊フジ』のコラム」より9月1日の記事)

.. 2023年09月06日 05:22   No.2828011


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