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7.23、7.28「高浜1号機再稼働抗議緊急行動」の報告とお礼、 | 8.13「放射能汚染水流すな!京都行動」、 | 9.1「関電本店前一食断食行動」の案内 | 法律をどう変えようとも原発の老朽化を防ぐ技術が | 急に向上することはない └──── 木原壯林(老朽原発うごかすな!実行委員会) さて、岸田政権は数を頼んで、原発関連法案を、まともな審議もせずに 5月末に改悪しました。原発の60年超え運転を認め、原発の運転期間の 判断を原発推進の経産省に委ね、原子力の憲法・原子力基本法に「原発 推進を国の責務とする」の一項を加えました。「原発依存社会」 に向かっての暴走です。
一方、トラブル、不祥事、約束違反を頻発させている関西電力は、反省 することもなく、岸田政権のお先棒を担ぎ、運転開始後46年を超えた老朽 原発・美浜3号機を一昨年来稼働させ、去る7月28日には、48年超えで 最古の原発・高浜1号機を再稼働させました。また、47年超えの高浜2号 機を9月中旬に再稼働させると発表しています。
しかし、岸田首相や関西電力がどう願望し、法律をどう変えようとも、 経済的利益や政治的思惑で原発の老朽化を防ぐ技術、安全性を高める技 術、使用済み核燃料の処理・処分技術が急に向上することはありません。 岸田政権と関西電力の「原発依存社会」への暴走を許してはなりません。
「老朽原発うごかすな!実行委員会」は、高浜1号機の再稼働直前の 7月23日、関電本店前(大阪)で「最古の老朽原発・高浜1号うごかすな! 緊急集会」を開催し、再稼働当日の7月28日、高浜現地で、「最古の老朽 原発・高浜1号うごかすな!現地緊急抗議行動」を行いました。 7.23、7.28の行動には、それぞれ予想をはるかに上回る380人、90人の 結集をいただきました。 緊急の呼びかけの上、猛暑にも拘らず、駆けつけて下さった皆様、集会 にご賛同、ご支援下さった皆様に、心より感謝します。 残念ながら、高浜1号機の再稼働は許しましたが、人類の手に負えない 原発が、いつまでも続くはずがありません。
.. 2023年08月06日 08:23 No.2822001
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