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「夏頃」変えず 汚染水の発生量減っても見直さず 福島第一原発<図解>
東京電力福島第一原発(福島県大熊町、双葉町)のタンクにたまり 続ける汚染水を浄化した後の水の海洋放出は、設備の工事が大詰めを迎 えている。一方で、汚染水の発生量は減っており、東電はタンクが満杯 になる時期を見直し、2024年に延ばした。直近でのタンク容量の逼迫が 回避されても、政府や東電は「夏頃」とする放出開始時期を変えようと はしない。(中略)
タンク満杯の時期は2024年2〜6月頃 東電が保管の限界とするタンクの容量は約137万トン。東電は4月、 満杯になる時期を、従来の「2023年秋ごろ」から「2024年2月頃〜6月 頃」に変更した。建屋内に流れ込む地下水や雨水の量を抑える対策で、 汚染水の発生量が減ったためだ。 福島第一廃炉推進カンパニーの小野明最高責任者は会見で、「処分は 先送りできない課題」と述べ、放出開始時期を変更する考えはないこと を強調した。 (後略) (6月19日 12時00分発信 東京新聞)
.. 2023年06月26日 05:20 No.2785001
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