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6月中に残り80メートル撤去を目指す
東京電力は26日、福島第一原発(福島県大熊町、双葉町)の1、2号 機間にある高濃度に汚染された配管約13メートル分を切断し撤去した。 1号機建屋にかぶせる大型カバーの工事に向けて配管撤去が必要で、 東電は残り約80メートル分の撤去を6月中に終わらせる計画という。 東電によると、26日午前3時半ごろ、大型クレーンでつるしたてん びん状の切断装置で配管の切断を開始。約1時間後に完了した。13日の 作業に続いて撤去に成功し、これまでに3回の作業で計約30メートル分 を撤去した。 配管は直径約30センチ。2011年3月の事故直後、原子炉格納容器の破裂 を防ぐため、炉内の汚染蒸気を放出するベント(排気)に使われ、高濃度 に汚染。撤去作業は昨年3月に始まったが、切断装置の不具合や手順ミス で失敗が続いていた。 (5月26日 20時58分発信 東京新聞)
.. 2023年05月28日 08:31 No.2763001
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