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自分の将来に明るい希望を抱いている日本の高校生は4人に1人しかいませんでした。アメリカや中国よりも未来の希望が低かったことが、文部科学省の教育研究機関の調査で分かりました。
将来のために確り備え準備しようというアメリカや中国に対し、日本は「今が楽しければいい」という楽観的な考えが強く、学校以外では勉強しないという比率も高かった。逆に、自分の将来が「輝いている」と答えた高校生は、アメリカ46%、中国34%に対し、日本は24%と悲観的な見方が強い傾向がみられました。
また、将来の備えについて尋ねたところ、他国では「今から確り勉強しておくべき」が多かったが、日本は「その時を大いに楽しむべき」が半数を超えていました。平日に学校以外で勉強しないという日本の高校生は、公表された国際学力調査結果などでも明らかになり「学習意欲の低下」が深刻な状況にあることが裏付けられます。
さらに、自国に対する誇りを持っている高校生は、他国が50%前後だったのに対し、日本は15%にとどまり、戦後のプロパガンダ教育を受けた大人が子どもに間違った教育を継承しているから自国に誇りを持てないのも原因のひとつだと思います。
高校生でなくとも我々でも将来のことを考えれば心配で不安になります。新型コロナの差別問題、地球の環境問題、日本の行く末、身近なことでは、仕事、経済金銭、介護、人間関係など、生きて行くことへの不安を感じてしまいます。
将来の不安を取り除くには、自分の心を育てることだと思います。重要なのは、日常的に起こった出来事をいい経験として、受け入れる精神です。困難をいいチャンスにと何かを学び、夢や目標に向かい、苦労をいい経験にしようと前向きになれたらと思います。
その感じられる喜びや充実感や達成感も自分を育てる要因になると思います。将来の事を考え一生懸命やれるだけやったのなら、うまくいかない時、たとえ悪い状況になったとしても、それは一時的で、いずれは平穏に暮らせる時がくると信じるのです。
.. 2023年05月17日 08:47 No.2755001
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