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世界で難航 日本は初期調査 長引く フランスで具体化、3ヵ国目(フィンランド、スウェーデンに次いで)
原子力発電所から出る高レベル放射性廃棄物(核のごみ)の処分が世界 で難航している。欧州では原発活用と核のごみの処分場をセットにする ルール作りが始まったものの建設が進むのは2ヵ国しかない。 日本は北海道で調査を始めたが停滞気味だ。各国が懸案を乗り越えな いと原発の持続的な活用は難しい。(中略) 日本は核燃料資源を循環して使うサイクル政策も行き詰まっており、 核のごみを大量に抱えている。 自治体や電力会社に任せず、国が全面に立たなければ長期に原発を使 う環境は整いにくい。 (4月26日「日本経済新聞」朝刊2面「真相 深層」より抜粋)
.. 2023年04月27日 05:29 No.2743001
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