|
〜4/2高浜原発230kmリレーデモ報告とお礼 | 延べ900人参加、関西電力に「老朽原発うごかすな!」、 | 「原発全廃」を申し入れ | リレーデモに、数多くの市民から激励と声援 | 原発関連法の改悪を許さない! └──── (老朽原発うごかすな!実行委員会)
◎ 岸田政権は、「原発依存社会」に向かって暴走し、開会中の通常国 会での関連法案改悪を目指して、5法案(原子力基本法、電気事業法、 原子炉等規制法、再処理等拠出金法、再生可能エネルギー特別措置法) を、エネルギーの安定供給、脱炭素に関わるとして、束ねて(「束ね法 案」として)審議しています。 この「束ね法案」は「GX(グリーントランスフォーメーション)脱 炭素電源法」と名付けられ、原発関連法改悪をその中にまぎれこませて (「原発」の文字を隠して)、強行しようとしているのです。 人々を、だまし、あざむく行為です!
◎ この「束ね法案」では原子力の憲法・原子力基本法(1955年に「自 主・民主・公開」による原子力の平和利用と原発の安全確保をうたって 制定)を改悪し、原発活用で電力の安定供給や脱炭素社会の実現に貢献 することを「国の責務」と位置づける項目を第2条に新設するとしています。
また、原発運転期間に関する規定を、環境省(規制側)所管の原子炉 等規制法から削除し、経産省(利用側)所管の電気事業法に移そうとし ています。 東電福島第一原発事故の教訓の上に、原発の「利用と規制」を分離し た経緯を無視し、運転期間の判断を利用側に立つ経産省にゆだねる改悪 です。許してはなりません。
私たちの目に見える行動の爆発なしには、岸田政権の暴走を止めるこ とが出来ないことを実感するところです。
◎ 「老朽原発うごかすな!実行委員会」は、3月21日(火・休日)に開 催した「関西電力包囲大集会」(380人参加)を旅立ちとして、関電本 店(大阪)から、京都、琵琶湖東岸を経て、4月2日(日)に高浜原発に 至る230km、13日間のリレーデモ(延べ900人が参加)を実施し、原発 重大事故では避難者になりかねない沿道各地の皆様に「老朽原発即時廃 炉」を訴えました。
.. 2023年04月08日 08:00 No.2730001
|