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■--原発をとめた裁判長
++ 日本福音ルーテル稔台教会 (幼稚園生)…1回          

自主上映会「原発をとめた裁判長」と河合弘之弁護士トーク

原発の危険性を伝えるために人生をかけた元裁判長。
 放射能被災から太陽光発電と共に農業をよみがえらせる福島の人々
 
 日 時:3月26日(日)15:00上映(92分)+トーク(40−50分)  
会 場:日本福音ルーテル稔台教会(松戸市稔台7−1−2)
新京成「みのり台」駅下車南へ1分
内 容:映画「原発をとめた裁判長」そして原発をとめる農家たち
      トーク 河合弘之弁護士
 参加費:前売り券 800円  当日券 900円  18歳未満 無料
定員100名  要予約
主 催:日本福音ルーテル稔台教会

問合せ・予約:電話・FAX 047−362−4857(稔台教会・内藤) 
email  sf-naitou@nifty.com
.. 2023年03月19日 08:43   No.2715001

++ 上岡直見 (社長)…282回       
昨年6月の最高裁判決は誰が書いたのか
 | 国・最高裁・東電・関連企業・五大法律事務所が密接に連携
 | 今後原発訴訟が最高裁まで持ち込まれると予想されるが
 | 公正な判断が期待できるのか疑問
 └──── 上岡直見〔環境経済研究所(技術士事務所)代表〕

◎ 福島第一原発に関する国の責任を問う4訴訟(千葉・群馬・なりわ
い・愛媛)に対して「国に責任はない」とする最高裁判断(昨年6月17
日)が示された。ただし担当の判事4人のうち三浦守判事のみが「国に
責任がある」と少数意見を示した。
 この判決に関しては、専門の法律家からマスコミに至るまで疑問が
示されているし、最近では2023年4月8日のメルマガ【TMM:No4739】で
も永野勇氏による意見が掲載されている。

◎ 判決の内容だけでなく、三浦判事の意見が詳細にわたるのに対して
判決部分はわずかしかなく、構成が不自然であることも指摘されている。
 この判決に関してジャーナリストの後藤秀典氏が、綿密な取材に基づ
いて「国に責任はない 原発国賠訴訟・最高裁 判決は誰がつくったか」
という記事を月刊『経済』2023年5月号(※)に寄稿している。
 もともと最高裁では、判決は裁判官が書くのではなく、多数の調査
官(身分は裁判官)がいわば下書きのような「意見書」を担当の裁判官
に提示し、それをもとに判決が書かれる。

◎ ところが原告・避難者の代理人(弁護士)によると、今回の判決は
調査官が書いたとも言えないという。
 誰が書いたかは公開されないのですべて推測になるが、いくつかの情
報を総合すると、調査官による意見書はむしろ「国に責任がある」とい
う趣旨だったと推定される。また少数意見の三浦判事はそれに従って「
国に責任がある」と述べているように受け取れるという。

◎ すると誰がどこでそれをひっくり返したのか。
 後藤氏は今回の判決にかかわった関係者の経歴などを追跡して「人脈
系譜図」を作り、判決が作られたカラクリを解明しようとしている。
ここで関与するのが、日本で「五大法律事務所」と呼ばれる組織である。
 こうした大手法律事務所の顧客は国や企業であり、被害者側に対して
は敵対する立場で活動する。
 昨年の最高裁判決で裁判長を務めた菅野博之氏は、判決の直後に退職
し大手法律事務所の一つの「顧問」に就任している。

.. 2023年04月18日 04:44   No.2715002
++ 上岡直見 (社長)…283回       
◎ また規制庁の職員が退職した直後に東京電力の代理人になっている
ケースもあった。記事によると、国・最高裁・東電・関連企業・五大法
律事務所が密接に連携して、最高裁判決に関与している可能性がある。
 こうした背景から、前述のように判決の構成自体が不自然という点
も、客観的な証拠はないとしても推測できる。
 今後、各地の原発関連訴訟では、地裁から高裁までの結果がいずれで
あっても最高裁まで持ち込まれると予想されるが、公正な判断が期待で
きるのか疑問である。

.. 2023年04月18日 04:50   No.2715003
++ 西村トシ子 (小学校低学年)…7回       
もんじゅ・西村裁判−4 4/26第1回のお知らせ
  傍聴を宜しくお願い致します

  日 時 2023年4月26日(水)10:30〜
  場 所 東京地裁 803号
  提 訴 個人情報審査請求棄却取消請求
  被 告 東京都
  原 告 西村トシ子

 傍聴を宜しくお願い致します。
 くわしくは以下のURLを参照
  https://4nso9mei.seesaa.net/

.. 2023年04月18日 05:07   No.2715004
++ 鎌田 慧 (小学校高学年)…25回       
大江さんの伝言=石川夫妻の健在のうちに
 | 次は狭山事件の再審開始だ−石川一雄さんは無罪だ
 |  沈思実行(142)
 └──── 鎌田 慧

 裁判官の判決決定の至るプロセスにおいて、検察側から提示された証拠
がもっとも重要な判断の根拠になる。
 しかし、その証拠が捜査官によって隠蔽されたり、偽造されていたとし
たならどうだろうか。重大なルール違反だ。まして、それが死刑判決を
導きだした凶悪犯罪だったとしたならその偽造は殺人罪に相当する。

 袴田事件の再審請求の審理では、静岡地裁、東京高裁ともに「証拠の
捏造」を指摘している。
 検察側はさすがに「特別抗告」を断念したので、再審開始、無罪判決
は決定的になった。それでも、再審開始の法廷で検事は、また「死刑」
を求めるのだろうか。
 いままでの「しきたり」ではそうされてきた。わたしも高松地裁で
「財田川事件」再審法廷の初日を傍聴していて、検事が告げる、空虚な
「死刑」求刑の声を聞いた。
 まもなく再審裁判がはじまり、無罪判決がでるのは時間の問題だ。
袴田さんは87歳、無罪の罪で1966年に逮捕され、47年7カ月拘置され
ていた。
 死刑確定は人間性の否定だった。そして、袴田巌さんの意識は肉体
から乖離するようになった。残酷である。

 次は狭山事件の再審開始だ。その運動にいっそう力を入れる必要がある。
 先日他界した大江健三郎さんは『小説の方法』(岩波現代新書、1978年
刊)で、唯一の証拠というべき「脅迫状」が、「かれ(真犯人)が隠匿し
抹消しようとした彼自身を表現してしまう」との、文体論によって石川
さんの無実を証明している。
 大江さんは国語学者の大野晋さんが、脅迫状の「漢字使用の不自然さ」、
その「作為」が逆に犯人の学力の高さを顕在化させている、との指摘を
支持し、高く評価している。石川さんは、その当時、ひら仮名をようや
く書ける程度の識字力しかなかった。

 「さようなら原発」運動のなかで大江さんは『小説の方法』の扉に、
「御夫妻の御健在のうちに再審の光が大きく輝くことをねがっています
 2011年10月2日」と書きつけ、石川一雄さんに渡してくださいと拙宅
に送ってきた。
     (週刊「新社会」2023年4月12日第1302号8面より)

.. 2023年04月20日 07:06   No.2715005
++ 原発賠償関西訴訟 KANSAIサポーターズ (幼稚園生)…1回       
5/20(土)『最高裁判決は誰がつくったか』
  原発裁判の不当判決を繰り返させないために
  第94回訴訟学習会(オンライン)

 講 師:後藤秀典さん(フリージャーナリスト)
 日 時:5月20日(土)14時〜15時30分
     Zoom参加ご希望の方
     kansaisapo@gmail.com
     上記アドレス宛に、
     件名:5月20日訴訟学習会参加希望
     メールアドレス、氏名、所属団体等(あれば)をご記入の
     上、お申込みください。折り返し、ZoomミーティングID,パス
     コードをお知らせします。
 主 催:原発賠償関西訴訟 KANSAIサポーターズ
 協 力:原発賠償関西訴訟 原告団・弁護団

 ◆5/24(水)関西訴訟の傍聴応援をお願い致します
  原発賠償関西訴訟 第39回口頭弁論期日
  「ふつうの暮らし 避難の権利 つかもう安心の未来」裁判

日時:5月24日(水)10時より
場所:大阪地方裁判所大法廷202
    こちら
・10時より12時まで森松明希子(福島→大阪・2児を連れて母子避難中)
が尋問を受けます。
・お昼休みを挟んで午後からも他の2世帯の原告本人尋問が予定されて
 います。
・進行協議の結果、当日5月24日(水)10時から17時の大阪地裁202大法廷
 は傍聴券抽選があります。また、入廷行進も予定しています。
 詳細は弁護団から発表されますが、1時間前の9時頃に大阪地裁前に
 集合をお願い申し上げます。

.. 2023年05月10日 05:25   No.2715006
++ 上岡直見 (社長)…291回       
女川原発2号機運転差止め判決に対する評価速報
 | 原子炉の防護対策(1層〜4層)が万全としても
 | 第5層(避難計画)は別個のもの…規制委が明言
 | 規制委員会の判断すら無視して被告(東北電力)の
 | 代弁(コピペ)しただけの判決
 └──── 上岡直見〔環境経済研究所(技術士事務所)代表〕

 すでに伝えられたように、女川原子力発電所2号機の運転差止めを求
めた訴訟で、2023年5月25日に仙台地方裁判所は住民側の訴えを退ける
判決を示した。
 詳しい分析は今後弁護団により行われると思うが、現時点での検討速
報を示したい。
 なおこの記事は原告団・弁護団と調整したものではなく筆者(上岡)
の個人的意見である。

 今回の訴訟は他地域とは異なる特徴がある。
 他地域では原発そのものの危険性を主な争点としてきたが、今回の裁
判では避難計画に実効性がないために住民が被ばくする危険性がある点
に特化した特徴がある。
 ところが判決はその争点を全く無視して、原告が争点にしていない「
事故の発生可能性」を持ち出す一方で、避難計画の実効性の争点につい
ては無視という奇妙な判断を示している。

◎ そもそも避難計画は「防災」の枠組みであり、「原子炉そのものの
防護対策(第1層〜第4層)がかりに万全に立てられていたとしても、
第5層(避難計画)はそれとは別個のものである」という原則は、規制
委員会自体が明言している。
 しかし判決は「原告側は放射性物質が異常に放出される事故が発生す
る具体的な危険があることを立証しておらず、事故が起きる危険性を前
提とすることはできない」として規制委員会の判断すら無視して被告の
代弁をしているだけで裁判になっていない。

◎ ところで避難計画の不備を理由に運転差止めを認めた水戸地裁判
決(2021年3月)の主文は約800ページに及ぶのに対して、今回の仙台地
裁判決の主文は45ページである。
 判決主文が長いほど良い判決だというわけではないが、裁判とは、
たとえ裁判官が初めから原告敗訴の予断を持っていたとしても「双方の
意見をよく聞いて論理的に判断しました」という成り立ちが求められる
はずである。
 今回はそれもせず、事実上、被告(東北電力)側の書面をコピペした
だけの内容であり、そもそも「再稼働から逆算した判決」と言わざるを
えない。

.. 2023年05月26日 04:41   No.2715007
++ 上岡直見 (社長)…292回       
◎ 東北電力は2024年2月に再稼働を目指しているため原告団・弁護団
は直ちに控訴を検討するという。
 下記に原告団・弁護団声明を示す。
こちら

.. 2023年05月26日 04:57   No.2715008
++ 小林和博 (小学校低学年)…5回       
5/21東海第二原発運転差止訴訟〜原告団総会に参加して
 | 第1回控訴審は7月11日(火)…東京地裁
 | 人格権に基づくまともな避難計画が作れないなら再稼働は止めるべき
 └──── 原告団賛同人:小林和博(東京都)

 5月21日、茨城県民文化センターにおいて原告団総会がありました。
賛同人にも参加が呼びかけられていたので参加しました。80名を超える
参加者で会場はほぼいっぱいになりました。
 裁判における最新の状況、控訴審に向けたポイント、今後の取り組み
の提案などがありましたので報告します。

1.第1回控訴審は7月11日(火)(東京地裁)

 水戸地裁判決から2年が経過し、控訴審における裁判長人事に問題が
あり裁判体が変更となりました。裁判のやり直しとなり、第1回弁論期
日は、7月11日(火)に予定されています。
 再稼働をめぐる情勢としては、GX脱炭素電源法案が提出され運転期
間の延長が狙われており、これが通れば2052年まで運転ができることに
なります。
 日本原電は2024年9月までに工事を終え、再稼働のため地元の反対を
抑えるため国が介入をすすめてくることが予想されます。

2.東海第2原発を再稼働させない方針が示された

 原告団としては、地元自治体の抵抗を支えながらも、最悪に備えて原
告を募集して「運転差止仮処分申立」の準備に入るそうです。
 第5層に係る準備書面は原告団が担当し、そのため調査活動として地
元自治体・避難先自治体への働きかけと住民運動との連携を強め、国・
県の不当な介入のさせない監視していくそうです。

3.第2部における講演において障害者の避難について話を聞き、理解を深めた

.. 2023年05月27日 07:30   No.2715009
++ 小林和博 (小学校低学年)…6回       
社会福祉法人光風会執行理事の斎藤悟さんが「障害者の避難計画の
前提が成立していない」というテーマで講演されました。
 県の避難計画における障害者施設数はわずか29施設しかないことに
なっているが、実際は約400施設あり、その理由はグループホームが含ま
れていないこと説明されました。
 複合問題(80−50,ひきこもり、貧困等々)により障害者施設を取り
巻く状況が悪化しているなかでは避難計画は重要です。
 人格権に基づくまともな避難計画が作れないなら再稼働は止めるべき
です。東海第2原発の再稼働をさせないため首都圏からも支援しましょう。
  詳細は、東海第2原発差止訴訟団:

.. 2023年05月27日 07:36   No.2715010
++ 森松明希子 (中学生)…33回       
『原発賠償関西訴訟』
 | 「人の命や健康に関わる権利侵害に対しては一歩も引かない姿勢で
 | これからも証言を続けたい」
 | 本人尋問スタートのお礼とメディア報道の紹介
 └──── 森松明希子(原発賠償関西訴訟原告団代表)

 たくさんの方々に支えられて、5月24日、無事に、本人尋問・反対尋
問を終えることができました。
 全国各地からのご支援・応援してくださいましたこと、心から感謝申
し上げます。
 証言台で、被告国・東京電力の威圧的で無責任な質問の数々にもひる
むことなく、なんとしても裁判官の皆さまに被害事実を認識し、それに
基づいて公正な独立した裁判所の判断をしていただきたくて、全力で証
言することができました。本当にありがとうございました。

 裁判所前に溢れんばかりの159名の方々がお集まりくださり、提訴した
10年前と変わらない熱量で多くの市民の皆さまが拍手やエールを送って
くださったおかげで、多くのマスメディアの報道も、少し長めに、そし
て丁寧に、夕方のニュースや新聞報道で、原発賠償関西訴訟の本人尋問
がスタートしたことを報じていただきました。

1.テレビ(しばらく動画が見られるようです。ぜひご覧ください。)
・【ABCニュース】ABCテレビ
「『子どもの権利』侵害もきちんと判断して」原発事故で避難の母親が
証言台に 国と東電訴えた裁判 提訴10年で原告の本人尋問始まる
https://www.asahi.co.jp/webnews/pages/abc_19757.html

・「関西テレビ」
原発事故の「関西」避難者の本人尋問始まる「被爆から守られるのは
基本的人権」 国と東電を提訴して10年
https://www.ktv.jp/news/articles/?id=06451

・読売テレビニュース
原発事故で東北から関西へ…国や東電訴えた裁判で避難者への本人
尋問始まる 今後80世帯以上を予定
https://www.youtube.com/watch?v=JEL9MxEiIvI

2.新聞
・福島原発事故の避難者訴訟、
 関西の原告本人尋問「家族の時間失った」:毎日新聞
https://mainichi.jp/articles/20230524/k00/00m/040/211000c

.. 2023年05月31日 08:08   No.2715011
++ 森松明希子 (中学生)…34回       
・被ばくから子を守り、避難する権利認めて 福島原発事故損害
 賠償関西訴訟、証言台に立つ女性の思い:総合 神戸新聞NEXT
https://www.kobe-np.co.jp/news/sougou/202305/0016385170.shtml

3.海外メディア
 メディアパート(フランスの独立系のWEB新聞・)2023年5月8
日(すでに掲載されています。)
 12年経った今も、福島の避難者である。
 福島原発事故から12年以上が経過し、2011年3月に避難した85世帯234
名の原告が、大阪の裁判所において、東電と国に対して、破壊された生
活設計の責任を認めるよう求めています。フルリ・ジョアン記者
https://www.johannfleuri.com/?fbclid=IwAR0nQUZS5fUik8PsTTlZsChHw3E93MdVEHUzPVkevom23mKqKuQHVuWw6dc

 一人ひとり、世帯ごとに受けた被害や損害は異なりますが、多様で不
可逆的な被害の実相をこれからも真摯に私たちは訴えて参りたいと
思います。
 「のぞまない被ばくを避けて健康を守る権利はすべての人にあると
思います。被害の実態に見あった損害を認めてもらいたい」と訴えま
した。(NHKの報道より)
 『事故後、子どもが外で遊ぶ際、放射線量を確認せざるを得なかった
経験に触れ、「子どもたちの権利の侵害についてもきちんとした判断を
してもらいたい」などと訴えました。』(ABCテレビより)
 「人の命や健康に関わる権利侵害に対しては一歩も引かない姿勢でこ
れからも証言を続けたいです」(関西テレビより)

引き続き、ご一緒に歩んでください。

.. 2023年05月31日 08:17   No.2715012


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