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■--朝日川柳
++ 朝日新聞 (社長)…758回          

  西木空人選

・「倍増」をころころ変える舌の先    三井正夫(東京都)
              (信用できぬ首相も側近も。)
・ジェット機は飛べずロケット上がらない 吉永光宏(東京都)
              (H3)
・招待をされれば出席する会長      瀬古修治(神奈川県)
       (招待ないと芳野氏自民大会に。)
・原発でトルコ地震が起きたなら     桑原宣彰(京都府)
       (杞憂に非ず)
          (2月18日「朝日新聞」朝刊14面より抜粋)
.. 2023年03月10日 05:20   No.2706001

++ 朝日新聞 (社長)…759回       
朝日川柳  山丘春朗選

・安倍譲り議員辞職の手形切り 播本英二(奈良県)
             (高市さん)
          (3月7日「朝日新聞」朝刊12面より抜粋)

.. 2023年03月10日 05:25   No.2706002
++ 素粒子 (高校生)…58回       
素粒子より3つ

  ・「変なヤクザに絡まれたって話」。放送への介入。
   露骨に、おどろおどろしく。
  ・「行政文書」なのだから、立証責任は野党でなく、
   大臣だった高市氏にあるでしょ。
  ・またも技術力の陰りを見る思い。
   昨年に続き、国産ロケット失敗。宇宙開発に暗雲。
            (3月8日「朝日新聞」夕刊1面より)

.. 2023年03月10日 05:31   No.2706003
++ 東京新聞 (社長)…2811回       
柏崎刈羽原発 運転禁止長期化へ テロ対策不備 改善見込めず 規制委
  トラブル多発 地元は不信感
  「能力不足」指摘でも東電は再稼働へ前のめり

 テロ対策に不備がある東京電力柏崎刈羽原発(新潟県)への運転禁止
命令が、さらに長期化する見通しになった。
 原子力規制委員会の命令から2年が近づいても改善が見えず、東電の
能力不足は深刻だ。それでも再稼働に向けた準備を進める東電に対し、
地元自治体からは根強い不信の声が上がる。(小野沢健太)
 「テロ対策についての能力不足は確かにある」。8日、規制委の山中
伸介委員長は記者会見で、改善が進まない東電の取り組みに不満を述べ
た。(後略)  (3月9日「東京新聞」朝刊3面「核心」より抜粋)

.. 2023年03月11日 15:56   No.2706004
++ 素粒子 (高校生)…59回       
素粒子より1つ

  ・最新版「永田町用語解説」
   ▽捏造(ねつぞう) 怪文書を葬り去るには有効。行政文書に対して
   使う場合は、論拠の詳細な説明を付けないと説得力がない。
   ▽さまざま 問題をはぐらかすために多用される。
    参院では野党が首相に封印を要求。
   ▽倍増 防衛費以外の予算では、増額への単なる掛け声。
    類似語に「異次元」がある。
             (3月9日「朝日新聞」夕刊1面より)

.. 2023年03月11日 16:08   No.2706005
++ 上岡直見 (社長)…278回       
「特集・柏崎原発で冬に事故なら」2023年3月6日

 たびたび発生する大雪による交通途絶に関して、「新潟日報」で大雪時
に柏崎原発で事故が発生した場合の避難について特集が組まれた。
 常識でわかるとおり、PAZ(5km圏)もUPZ(5〜30km圏)も大雪
時には移動はほぼ不可能である。
 これはPAZは放射性物質の放出前に避難するなど、現在の原子力防災
の枠組みを根本的に崩すものであり、改めて柏崎原発の再稼働の困難性が
確認されたといえる。
 情報提供:上岡直見〔環境経済研究所(技術士事務所)代表〕

.. 2023年03月12日 08:18   No.2706006
++ 福島民報 (小学校中学年)…19回       
原発事故、国の賠償認めず 仙台高裁判決、一審覆す
  福島県いわき市民訴訟控訴審

 東京電力福島第一原発事故で精神的被害を受けたとして、福島県いわき
市民約1340人が国と東電に約13億5千万円の損害賠償を求めた集団訴訟の
控訴審判決が10日、仙台高裁であった。
 小林久起裁判長は国の法的責任を認めた一審判決を覆し、国の責任を
認めない判決を言い渡した。昨年6月に先行する4件の集団訴訟で最高裁
が国の責任を否定して以降、国を被告に含む同種訴訟の下級審で判決が出
るのは初めて。原告側は上告する方針。(後略)
          (3月11日09:15「福島民報」より抜粋)

.. 2023年03月12日 08:34   No.2706007
++ 東京新聞 (社長)…2812回       
脱原発へ!手作りデモ 「金八デモ」続ける
                 西田照子(東京八王子市)

 13年目の3・11。福島原発事故の惨禍を見て「もう放射能を出す原発
をやめなければ」と、2012年9月から原発反対デモを始めた。
 金曜日の夕方、地元八王子でやっているので「金八デモ」。
 原発のない社会を次世代に手渡したいと考える方だけが参加する手作り
デモだ。
 当初は200人ほど参加していたが、今は30人ほど。長く続けているとう
れしいこともある。昔、お母さんの腕に抱かれた赤ちゃんだった子が今は
小学生になり、デモが通る時刻に窓辺から手を振ってくれる。
 現政権は原発回帰の方針を打ち出した。地震国に原発は危険すぎること
を体験したにもかかわらずだ。
 近く脱原発を成し遂げるドイツを見習えないものか。
 私たちはあの窓辺の少女の応援に元気をもらって金八デモを続ける。
        (3月11日「東京新聞」朝刊5面「発言」より)

.. 2023年03月12日 08:42   No.2706008
++ 東京新聞 (社長)…2813回       
原発回帰 政権の独断 事故後の「依存度低減」骨抜きに
  再生エネ普及へ 本気度見えず

 東京電力福島第一原発事故から12年が経過し、岸田政権が原発回帰を強
めている。政府が封印してきたリプレース(建て替え)や60年超の運転容認
を決定。岸田文雄首相は、ロシアのウクライナ侵攻などを受けたエネルギ
ー価格の高騰などを理由に挙げるが、国会で十分な議論をせず、昨年の
参院選でも国民に説明していない独断による大転換だ。事故を教訓に推進
してきた再生可能エネルギー普及の姿勢にも疑問符が付いている。(後略)
     (3月11日朝刊2面「核心」より抜粋)

.. 2023年03月12日 08:48   No.2706009
++ 東京新聞 (社長)…2814回       
ランドセルは忘れない
  3・11から12年

 写真家の菊池和子さん(77)=東京都品川区=が福島県双葉町にある「
あいちゃん」の家を訪れたのは、東京電力福島第一原発の事故から5年、
2016年5月7日のことでした。
 福島第一原発が立地する双葉町には、町中に大量の放射性物質が降り
注ぎ、全住民が町外への避難を強いられました。
 発生時小学校六年生だったあいちゃん一家が避難したのは、同県会津
若松市。その日、菊池さんはあいちゃんの父親の「一時立ち入り」に同
行し、留守宅を取材させてもらうことになったのでした。

 ひんやりとほこりっぽい室内。お父さんが雨戸を開けると一筋の光が
差し込んで、ソファの上に残された赤いランドセルを照らし出しました。
 すかさずシャッターを切った菊池さん。ランドセルのつぶやきが聞こ
えてくるようでした。
 <あの日、あいちゃんが、おじいちゃんとおばあちゃんに連れられて
避難所へ行った日から、私はずっとソファーの上であいちゃんの帰りを
待っています。もう少しで卒業式だったので、あと二週間は一緒に学校
へ行けたのに…>(写真絵本「私はあいちゃんのランドセル」より
                        ) (中略)

 ランドセルのほか、「中学校の体育館に取り残されたグランドピア
ノ」(大熊町)「農機具小屋のトラクター」(同)「雑木林と化した
田んぼ」(浪江町)…。取材時に感じた「モノたち」のつぶやきを、
文章にして添えました。
 原発が爆発し、大量の放射能が放出されて拡散すると、「日常」が根
こそぎ奪われる。そこに人がいなくなる。原発事故の本質が、凝縮され
ているかのような作品群。
 菊池さんは訴えます。「日本中、どこでも起こりうることです。ひと
ごとではありません」  (中略)

原発回帰の流れの中で

 ♪放射線は目に見えない/においもしないけれど/放射線は力がある/
ダメージをくらわせる/原子力緊急事態/今も発令中なんだ/解決しな
い/たくさんのこと/忘れないでいよう/忘れないでいよう/忘れない
でいよう(上演台本より、合唱曲「マイクロシーベルト」)

 忘れないでいよう。原発回帰の流れの中で、私たちが今、いつにも増
して訴えたいのも、そのことです。
        (3月12日「東京新聞」5面「社説」より抜粋)

.. 2023年03月14日 08:01   No.2706010


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