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■--原発60年超容認 規制委の独立性を疑う
++ 東京新聞 (社長)…2800回          



 信頼がまた揺らぐ。原子力規制委員会が原発の60年超運転を容認する
新たな規制制度を決めた。
 反対意見を押し切る異例の多数決。
 原発復権を急ぐ政府と歩調を合わせる規制委は、もはや独立した規制
機関とは言い難い。(中略)
 その規制委が経産省主導の推進策に寄り添い、事故の教訓を踏まえて
定めた原発の運転寿命を覆すというのは3・11以前への逆戻りだ。
 十二回目のその日が間もなくやって来る。
 規制委には、いま一度こう問いたい。
 フクシマを「なかったことにする」のか、と。
       (2月16日「」朝刊5面「社説」より抜粋)
.. 2023年02月18日 09:19   No.2691001

++ 朝日新聞デジタル (小学校中学年)…10回       
規制委の現地調査終了 原発テロ対策、追加検査大詰め

 原子力規制委員会の田中知(さとる)、石渡明両委員が17日、テロ対策
不備を受けて追加検査中の東京電力柏崎刈羽原発を調査のため訪れた。再
発防止に向けた東電の取り組みについて、田中氏は「それなりにやってい
ることがわかったが、これで終わりではない」と述べ、石渡氏も「進捗
(しんちょく)しているところもあるが、あまりはかばかしくないところ
もあると認識している」とし、ともに慎重な見方を示した。現地調査は
昨年12月2日の伴(ばん)信彦、杉山智之両委員、1月28日の山中伸介委員
長に続くもの。規制委が追加検査の取りまとめ前に行うとしていた5人の
委員全員による調査が終わり、検査は大詰めを迎える。
 この日、両氏はまず、IDカード不正使用問題を受けて生体認証装置が導
入されたゲートや、車両のナンバーを読み取って管理する装置の運用状況
を視察した。その後、風雪などの影響で侵入者と間違ってセンサーが発報
する問題に関し、海岸近くの砂地に設けられたフェンスの状況を確認し、
センサーの改良状況や自然環境への対処方法などについて、東電の堀川健
(たけし)・セキュリティー管理部長らと意見交換をした。 調査後、
報道陣の取材に応じた田中氏は、東電が重視しているコミュニケーション
の改善について、「いろんな人の話を聞こうとしているが、横の関係につ
いてもう少し工夫があっても良いのかなと思った」と語った。石渡氏は、
日本海に面する立地条件から「砂が吹き付けるという問題は核物質防護の
中では重要」と指摘。センサーなどの機能を維持するため、砂や潮風によ
る腐食への対策が必要との見方を示したうえで、「一部に問題があったと
感じている」と述べた。
(2月18日 10時45分 朝日新聞デジタル)

.. 2023年02月19日 08:27   No.2691002
++ 素粒子 (高校生)…51回       
素粒子より3つ

  ・森友問題が持ち上がったのは6年前の2月だった。
   安値売却、異様な教育、元首相の妻の影、国会答弁、文書改ざん。
・そして先週。元首相回顧録に「私の足を掬うための財務省の
   策略の可能性」。政策の違いから倒閣を図ったそうで。
  ・驚愕の真相か、権力者の妄想か。いずれであれ、
   そんな政治に翻弄される国民こそ被害者。
   赤木氏の無念改めて思う。   
           (2月17日「朝日新聞」夕刊1面より)

.. 2023年02月19日 08:37   No.2691003
++ 東京新聞 (社長)…2801回       
経産省の発電パンフレット 再エネ短所強調 原発には触れず
  「(原発の)必要性すり込み」偏り指摘

 経済産業省が発行した発電方法に関する子ども向けパンフレットで、
再生可能エネルギーの短所が強調される一方、原発の短所には触れてい
ないと国会審議で取り上げられた。(中略)
 パンフレットは「マンガでわかる電気はあってあたりまえ?」。(後略)
           (2月20日「東京新聞」夕刊1面より抜粋)

.. 2023年02月21日 05:26   No.2691004
++ 東京新聞 (社長)…2802回       
安全性と多数決
  「原子力規制委員会」原発「60年超の運転」容認

鎌田 慧(ルポライター)

 広島、長崎と二度にわたる核爆弾の被爆とビキニ環礁実験による漁船
の被ばく。世界史的な被害を受けてなお、日本が世界有数の核発電・原
発の設置国になったのは、「クリーンエネルギー」とする政府の政策
と、福井県高浜町で暴露された、電力会社のカネに糸目をつけぬ買収
攻勢があった。

 いま岸田内閣がGX、「グリーン」への転換などと称して原発60年超
の運転、新増設など国の未来を危険に晒す政策を打ちだしたのは、福島
原発事故から12年、財界、電力会社から慫慂(しょうよう)(注)されての
ことであろう。

 かつて原発を監督するのは「原子力安全・保安院」だった。が、原発
推進の経済産業省に包摂されていて機能せず「ピッチャーとアンパイア
がおなじ人格」だった。
 それで環境省外局の「原子力規制委員会」に変えられ、「原子力規制
庁」が事務方を担うことになった。ところが規制庁はいまや長官、次長
ともに元経産官僚が取って代わって、元の木阿弥(もくあみ)。

 規制委も「60年超の運転」の閣議決定をそのまま容認した。運転期間
を決めるのは推進側の判断で規制委は関わらない、との意見にたいし
て、石渡明委員は「60年もすると部品が調達できない」と発言、「科学
的、技術的な新知見に基づくものではない。安全側への改変とも言えな
い。反対だ」と批判した。それでも多数決で決定した。
(2月21日「東京新聞」朝刊25面「本音のコラム」より)

(注)「慫慂(しょうよう)」
 そうするように誘って、しきりに勧めること。…「デジタル大辞泉」より

.. 2023年02月22日 05:34   No.2691005
++ 東京新聞 (社長)…2803回       
原発回帰で禍根残すな     寺田晄弘(東京都八王子市)

 原発回帰を打ち出した政府の脱炭素化政策基本方針のパブコメには
多くの反対意見が寄せられた。妻に尻をたたかれ私も意見を出したが、
使用済み核燃料から出る核のごみの処理方法も見つからぬまま、不十分
な安全対策で老朽化した原発を運転し続けることに危機感を抱いた人が
多いのは当然だ。

 政府の回答は「電力の安定供給には原発が必要」の一点張りだが、ウ
クライナ危機で明らかになったのは、原発を抱える国が戦争に巻き込ま
れたときのリスクの大きさではないか。
 政府は敵基地攻撃のためミサイル配備も画策しているが、原発を抱え
て戦争の危機を高めるのは支離滅裂だ。
 光熱費の高騰で「原発やむを得ず」の声も聞こえるが、目先のことに
とらわれて将来に禍根を残すことは絶対に許されない。
  (2月22日「東京新聞」朝刊5面「発言・読者とともに」より)

.. 2023年02月23日 08:56   No.2691006
++ 素粒子 (高校生)…52回       
素粒子より3つ

  ・ただ、歳月が流れただけ。福島で溶け落ちた燃料デブリ880トンは
   1グラムも取り出せてない。核のごみ処分場のめども立たない。
   でも再稼働「賛成」が震災後初めて51%に。
・電気代高騰で原発依存?!将来の発電コストが割安との試算は既
 に否定されたのに。 (2月17日「朝日新聞」夕刊1面より)

.. 2023年02月23日 09:02   No.2691007
++ 東京新聞 (社長)…2804回       
原子力規制委の役割は   武雄恭二(千葉県神崎町)

 石渡原子力規制委員を支持する。
 原発の運転期間は政策判断で規制委が口を出すことではないとの見解
に、疑問を呈すのは当然だ。運転期間は安全性に関係し、政府や電力会
社が規制委より適切に判断できるとは考えられない。

 各原発の定められた時期に安全性を確認すれば運転期間が長くなろう
と関知せずというのでは、規制委は役割を果たせるのか。
 まして70歳の原発に「あんたは入院期間が10年あるから、60歳ってこ
とで。検診に通ればもっと働いて大丈夫」などと言うとしたら?

 原則40年、最長60年の現行ルールの変更は石渡委員の言う通り安全性
への新たな科学的知見が得られた場合に限られるはず。
 自らの判断を放棄し、示された政策を追認するような機関に安全を託
せば、また国民は後悔する。
  (2月23日「東京新聞」朝刊5面「発言・読者とともに」より)

.. 2023年02月25日 08:16   No.2691008
++ FRIDAY (幼稚園生)…2回       
スクープ!東海第二原発で「非常用電源喪失」!
  岸田政権の「原発推進政策」に赤信号

 2月21日午前10時30分頃、茨城県東海村の「東海第二原子力発電所」
で、非常用電源が停止、電源を喪失した。
 16時の時点で、外部電源が確保されており、にわかに危険な状態では
ないと思われる。
 日本原子力発電株式会社は、原子力規制委員会、茨城県に対して「緊
急事案」として通報をした。複数の関係者が、こう明かした。(後略)
     (2/21(火)18:20配信「FRIDAY」DIGITALより抜粋)

.. 2023年02月25日 08:37   No.2691009
++ 素粒子 (高校生)…53回       
素粒子より1つ

  ・G7の「歓迎」より、地元の「納得」が大事なのは明らか。
   原発「処理水」の放出。
            (2月22日「朝日新聞」夕刊1面より)

.. 2023年02月25日 08:44   No.2691010


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