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マグニチュード7.8(米国地質調査所) トルコとシリアで7000人以上の犠牲者 トルコではアックユ原発が建設中 地震の脅威があるところに原発を建てるのは問題 (たんぽぽ舎共同代表)
2月6日午前4時15分頃、トルコ・シリア国境付近のトルコ中南部で 大地震が発生しました。 マグニチュードは米国地質調査所によると7.8とされています。 トルコ国内の報道では7.4から7.7というものもあるようです。 これらのマグニチュードは日本の気象庁マグニチュードとは計算方法 が異なりますので単純比較はできませんが、マグニチュード7.9の関東 大震災に匹敵する可能性があります。
地上から深さ18kmの浅い横ずれ断層によるもので、最初の地震はマグ ニチュード7.8、そのわずか11分後にマグニチュード6.7の余震が 続いたとのことです。 この地震は熊本地震のような双子地震で、北に95km離れた場所で M7.5の地震が起きています。 この地震は東アナトリア断層系内で発生していて、地震多発地帯でも あります。 トルコからの映像では多数の高層マンションが横倒しに倒壊している 様子が見えます。新潟地震(1964年)のマンション倒壊にも似ています。
原発への影響は
この地震に関連し、原発への影響が心配されますが、トルコでは アックユ原発が建設中で、まだ核燃料も装荷していませんから、地震に よる影響はありません。 しかし地震地帯に原発を建てるという、日本と同じ問題を抱えています。 東電福島第一原発事故の教訓からも、地震の脅威があるところに原発 を建てるのは問題です。
地震の多い地域では、アックユ原発の脅威もある 運転していなかったのが不幸中の幸いだった
.. 2023年02月10日 05:07 No.2685001
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