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■--朝日新聞
++ 素粒子 (中学生)…34回          

【素粒子】より3つ
  ・2%だ,トマホークだ、こうなりゃ建設国債もだ。
  安保政策の大転換へまっしぐら。
  ・政府与党が国会を無視し、平和外交の未来図も示さずに
  走る現状に驚き、おののく。
  ・辺野古4年。土砂投入はまだ13%弱。進んだように見えても、
  先行きは疑問だらけ。
             (12月14日「朝日新聞」夕刊1面より)
.. 2022年12月16日 16:40   No.2650001

++ 週刊金曜日 (小学校中学年)…19回       
「私たちの海を汚すな」 太平洋諸島からの眼差し
                        竹峰誠一郎
フクシマ原発・汚染水の海洋放出計画

 東京電力福島第一原発事故後に増え続ける汚染水の処理に困った東京
電力と日本政府は、海水に薄めて海洋放出することを決め、来春から
30年近くをかけて実施する計画を着々と進めている。
 国内の反対や批判とは別に、先進国の核開発や軍事戦略の被害を一方
的に受けてきた太平洋諸国・地域の人々は、どんな眼差しでこの
「身勝手」をみているのか?
 20年以上にわたり太平洋地域のヒバクシャ実態調査を続けてきた
竹峰誠一郎・明星大学教授に報告してもらった。(敬称略)

以下、小見出しのみ紹介

 日本の自国第一に失望
 ウソと秘密の核文化
 日本は核加害国になった
 震災の瓦礫も流れついた
 政府からも相次ぐ「懸念」
 今と未来に続く核被害
 植民地を忘れるな    (本文は略)
       (2022年12月9日「週刊金曜日」1404号より抜粋)

.. 2022年12月17日 07:52   No.2650002
++ 新社会 (小学校中学年)…19回       
沈思実行(125) 鎌田 慧
  国鉄解体35年後の現状
  ろこつな赤字線のきりすて=住民と労働者の生活と福祉を切り捨てた

◎より速く、より大量に、より遠くまで。「近代化」の指標とはこの
3つだろうか。大量生産、大量消費、大量廃棄による利潤追求は、
環境破壊と資源浪費、そして温暖化を促進させ、いま地球危機を招く
までになった。

 たとえば、リニアモーター建設などは、環境破壊ばかりか、膨大な
電力を消費するために、原発建設が見込まれていたほどだった。
 わたしは60年代後半の都電撤去に反対する運動のルポを書くことに
よって、フリーライターになった。都営交通の合理化とは、都電をなく
すことだった。

◎街なかを走っていた無骨な都電は、のろまで邪魔くさいとみられる
ようになっていた。その背景にモータリゼーションの欲望があった。
アメリカ大陸を走っていた長距離列車が姿を消したのは、ゼネラル
モーターズ、フォード、クライスラーなど自動車メーカーの大量生産
の結果だった。

◎都電撤去の流れのなかで、わたしは「公共性」を攻撃する、
「民営化」の欲望を理解するようになり、国鉄民営化の取材をはじめた。
 87年に強行された、国鉄の分割・民営化ほど露骨な「私欲化」は
なかった。国鉄内部にいて中曽根康弘の国鉄解体政策に協力した
エリート職員、松田昌士、葛西敬之、井手正敬の3人は、それを成功
させ、それぞれドル箱のJR東日本、JR東海、JR西日本の社長に
就任した。論功行賞だった。

◎分割、民営化は、露骨な赤字線切り捨てを進めた。公営交通の国鉄
時代は、赤字線を黒字線でカバーする「公共性」があった。
 が、民営化はそれをかなぐり捨てさせた。
 「第三セクター」などでの経営努力や、自治体が設備を所有して経営
をカバーする方式もあるが、それぞれが赤字に苦しんでいる。
 過疎地はさらに過疎化し、日本列島に空白地帯がふえている。

◎地域住民の生活を無視した政策は、悪政というべきだ。中曽根首相
は、「総評運動の中心の国労は潰す」と豪語していた。
 住民と労働者の生活と福祉を切り捨てた政治の過ちを、
どう解決するか。
 それが問われている。
     (週刊「新社会」2022年11月23日第1284号8面より転載)

.. 2022年12月17日 08:00   No.2650003
++ 朝日新聞 (社長)…745回       
朝日川柳から3句

  西木空人選
・一兆と豆腐のように軽く言う(眞鍋信二 愛媛県)
  ・国葬の如く決定防衛費(後藤克好 東京都)
      ※首相、防衛増税1兆円表明。冗談に非ず、本人大まじめ。
  ・新景色軍事大国第三位(富山茂雄 東京都)
         ※飛び級。
            (12月10日「朝日新聞」朝刊より抜粋)

.. 2022年12月17日 08:06   No.2650004
++ 素粒子 (中学生)…35回       
【素粒子】より4つ
  ・防衛増税ドタバタ。肝心の使途は見えぬまま。
   福祉や教育の財源不足そっちのけで。
  ・「復興」を都合よく使い回すのを見て思い出す。
   たしか「復興五輪」と言ってたな。
  ・しらを切り、うそをついていたわけだ。
   薗浦衆院議員が全否定を一転させたそうな。
  ・時代の変化くっきり。
   米で同性婚の権利保障法が成立。
             (12月14日「朝日新聞」夕刊1面より)

.. 2022年12月17日 08:12   No.2650005
++ 東京新聞 (社長)…2757回       
専守防衛 形骸化   敵基地攻撃能力を閣議決定

 政府は16日、外交・防衛政策の長期指針「国家安全保障戦略」など安保
関連3文書の改定を閣議決定した。歴代政権が戦後一貫して否定してきた
敵基地攻撃能力(反撃能力)の保有や、防衛関連の予算を2027年度に対
国内総生産(GDP)比2%へ倍増させることを明記。自民、公明両党は財源
の一部に充てる所得税などの増税方針を決めた。憲法に基づく専守防衛を
形骸化させ、軍事大国化につながる安保政策の大転換となる。
    (後略)
      (12月17日東京新聞1面より抜粋)
※ (本文・表参照) 12月16日 21時50分
   軍事大国化につながる安保政策の大転換 
 「専守防衛」崩し敵基地攻撃能力保有 安保関連3文書改定を閣議決定
   https://www.tokyo-np.co.jp/article/220400

.. 2022年12月18日 09:16   No.2650006
++ 東京新聞 (社長)…2758回       
敵基地攻撃能力の保有は逆効果か? 日本に攻撃される前に相手が
 攻撃、もしも原発を狙われたら…
      (12月17日 06時00分発信 東京新聞)

岸田政権は16日、国家安全保障戦略など安保関連3文書を閣議決定した。
戦後、歴代政権が否定してきた他国領域を攻撃する敵基地攻撃能力
(反撃能力)の保有へと進む安保政策の大転換。政権は「抑止力が高
まる」とメリットばかりを強調するが、専守防衛の枠を超えることは
危険性もはらむ。(後略)
https://www.tokyo-np.co.jp/article/220410
※(東京新聞17日朝刊2面  「核心」本文同)

.. 2022年12月18日 09:23   No.2650007
++ 東京新聞 (社長)…2759回       
安保・原発 信任なき転換一気に   政治部長・高山晶一
 
敵基地攻撃能力の保有や防衛費の大幅増を明記し、戦後の安全保障
政策を大転換する3文書が閣議決定された。同じ日に、60年を超えた原発
の稼働を可能にする原発活用案が了承され、さらに全世代型社会保障構築
本部も高齢者の医療負担増などを盛り込んだ報告書を決定した。
 国民の命や暮らしに大きく影響する政策の大転換を、同時並行で急ぐ
岸田政権の姿勢が端的に表れた。一つ一つが大きな問題なのに、重なっ
てしまうと監視の目も届かなくなりがちだ。
 しかも、防衛費大幅増のための増税も、原発の運転期間延長も高齢者
の医療負担増も、今夏の参院選での与党の公約で明示されていない。
 主権者である国民の信任を得ていない政策転換を、次から次へと続け
るような政治は、民主主義に基づく統治とは言えない。岸田文雄首相は
衆院解散・総選挙を否定しているが、国民に信を問うのが筋だ。
(12月17日1面より)

.. 2022年12月18日 09:28   No.2650008
++ 東京新聞 (社長)…2760回       
原発建て替え「余力なし」 建設費膨大 電力会社及び腰
  コスト抑制へ運転延長選択も

 16日にまとまった経済産業省の原発活用策は、東京電力福島第一原発
事故後の政府方針を覆し、廃炉が決まった原発の建て替え(リプレース)
に踏み込んだ。
 建設するのは次世代型原発とされ、経産省が「革新軽水炉」と呼ぶ
タイプが有力視される。原発の生き残りをかけた方針転換だが、電力
会社側の動きは鈍く、政府の思惑通りに進みそうにない。
               (増井のぞみ) (後略)
          (12月18日「東京新聞」朝刊2面より抜粋)

.. 2022年12月20日 06:39   No.2650009
++ 東京新聞 (社長)…2761回       
拙速手順に住民怒り 汚染土再利用 所沢で説明会
  周知不十分「安全」連呼、疑問解消されず

 東京電力福島第一原発事故による福島県内の除染で出た汚染された土
を、県外で再利用する事業が始まろうとしている。16日夜に環境省環境
調査研修所(埼玉県所沢市)であった初めての住民説明会は、拙速な進め
方への批判が相次ぎ、紛糾した。
 なぜ県外搬出が必要なのか、汚染の拡散はないのか。住民の疑問は解消
されないままだ。(小野沢健太、飯塚大輝、中里宏) (後略)
          (12月18日「東京新聞」朝刊23面より抜粋)

.. 2022年12月20日 06:48   No.2650010
++ 朝日新聞 (社長)…746回       
朝日川柳から2句  西木空人選

・いつ、どこで、だれが決めたの防衛費(石川幸代 神奈川県)
      ※素朴深刻な疑念。
  ・戦争でビデオ判定出来ますか(横井正弘 奈良県)
      ※先制攻撃と敵基地攻撃。
            (12月16日「朝日新聞」朝刊より抜粋)

.. 2022年12月20日 06:54   No.2650011


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