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企業や団体や協会のトップや政治家・官僚・医者などの私の友達は少数派の部類に入るかも知れませんが、ワクチンを打っていません。私はインフルエンザでも打たないから、わざわざコロナで打つことはないです。どうしても打てと言われたら、個人的にmRNA (メッセンジャーRNA) のワクチンは避けます。
遺伝子情報をもとに設計されて合成されたmRNAワクチンは、あまりにも先進的すぎるのです。人類向けに初めて実用化されたものです。ノルウェーの治験ではファイザーのワクチンで高齢者が33人死んでいるのです。あれは急性です。無視していいとは思えません。
アストラゼネカのウイルスベクターワクチンは実績があるといいますが、アデノウイルスに包み込む方式です。アデノウイルスは抗原性が高く、ワクチンを打つとアデノウイルスに対する免疫も強力に誘導されますので、頻回接種できないという欠点があります。変異株が出ても打ち直しがきかないのです。翌年は打てないかもしれません。
アストラゼネカのワクチンは、フランスとスウェーデンでは55歳以上の人に打たないことになりました。高齢者に対する知見が乏しいということだと思います。私は理屈で考えてコロナにワクチンが大して効くとは思ってないので、それでも打てというなら、安全性の担保されたワクチンを打ちたいと思っています。
選べるのなら、既存技術で作られるワクチンを待ちます。効果はわかりませんが、安全性はだいたい想像できます。あと、DNAワクチンは実用化が難しいと思います。日本でも1994年から1996年まで、DNAワクチンの研究開発をやっていました。
効くことは効くのだけど、DNAを入れると、自分の遺伝子に組み込まれたり、DNAに対する免疫反応が起きたりする可能性があって、安全性に難があるとのことでした。緊急性が高くこれしか方法がないというなら一つの選択肢に入るとは思いますが、新型コロナに適用するには厳しいと思うその欠点をクリアするためにmRNAワクチンが出てきたのです。
.. 2022年12月13日 08:49 No.2647001
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