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錦糸公園集合で観光バスに乗り、車中にて勉強会を行ないました。お勉強後はバス後方のサロン席に移動して懇親を深めました。途中、談合坂SA、諏訪湖SAと休憩をとり「松本そば庄」に向かいました。地元信州産そばの実を自家製粉し、その日の分を挽きたて、打ちたてで提供していると言います。壁には芸能人の写真が沢山貼られていました。
予約を入れておいたので一番奥の良い席で食べることが出来ました。店内は、他のお客さんで満員でした。地酒を呑みながら味わう蕎麦はとても美味しく感じられます。「蕎麦」も「うどん」もやっているというところは少し残念です。
食後は、「松本城」の見学です。晴れた日に松本城へ来たのは初めてです。記念写真も綺麗に撮れました。池の前のもみじが色づいていました。天守には鷹のような鳥がとまっておりショットがなかなか難しいです。青空と北アルプスと天守はとても美しいです。
立て看板を見て気がついたのですが、11月10日は松本城の日だそうです。なぜ、松本城の日なのかというと、明治時代にさかのぼります。今では国宝として愛されている松本城ですが明治維新による急速な時代の変化で昔からの城郭建築は悪しき過去の象徴とされ全国各地で取り壊されていたのです。
当時の写真を見ると屋根はボロボロで壁も剥がれていて今にも崩れ落ちそうです。この時、松本城天守閣は競売にかけられ解体されることが決まっていました。だが、地元の1人の男が解体を免れるため松本城を今の価値の1円で購入して、松本城を守る運動が始まりました。ただ、松本城の保存には多額の費用がかかります。
そこで1873年の11月10日、保存活動を続けるために松本城で博覧会が開かれ、そこで集めたお金は修復工事に充てられました。本格的な松本城を守る運動が11月10日に始まったことを記念して昨年制定され、今年初めてその日を迎えたということでした。
松本城は戦後の占領下の時代に、GHQのアメリカ人美術顧問に大変愛され、何としても守らなければならない日本文化として、GHQ主導で保存工事が行われるなど、世界からも愛されている日本のお城です。現存する天守閣としては日本最古とも言われています。
.. 2022年12月09日 09:45 No.2643001
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