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出席は 文科省研究開発局原子力課核燃料サイクル室調整調査員
(1)トップバッターの西村さんの質問に続いて、「もんじゅ」中継装置落下事故の担当課長の死(先週2/13)という大きなニュースを受けた形で、柳田さんが続けて「発表が機構でなくメディアの取材、時間もかかりすぎ疑問は西村さんの事件の時に共通するものを感じざるを得ない。繰り返してはならない」「事故はメーカーの責任で、その初期的設計ミスを幾多のチェックで見逃した機構と文科省の問題であって、現場の担当者に責任はない」として具体的に機構から文科省への連絡はいつだったのか? 等、この場で「〜と思う」ではなく、事実関係の回答を求め、次回院内集会までに内部調査を求めました。 西村トシ子さんの話が「自殺でなく死体遺棄」←発表の自殺時刻の早朝からさかのぼって、前夜ホテ ルにチェックインした時刻には既に死亡していたことになる;トシ子さん側の深部体温による死亡推定時刻「遺書でなく、書かされた始末書」←しかも発表死亡時刻の後に書かれた日付とは、どう考えればよいのか。など核心に及んだ時に、「そういうことなら警察に行ったらどうか?」の回答には、多くの人が誠実に対応するように促す発言をしました。この'96年のビデオ隠しと西村さんの不審な死の事件を知っているのは文科省3人のうち、白鳥さんのみで、他2名吉田さんとタツモトさんは世代的にも若く、もう一度要望書を手元に渡しました。 しかし文科省の主張は「裁判の判断にゆだねる」の一本槍で、証拠隠滅の疑いについても、西村さんの投げかけている疑問がなかなかきちんと理解されません。
(2)この辺りから以下、「もんじゅ」の技術者である山田太郎さんほか市民全員で適宜自由発言です。 次に「「もんじゅ」がこれほどの損傷を押して未だ1日5500万の維持費と莫大な修理費で税金の浪費をしながら再開に向ける必要があるとは思えない」という当たり前の感覚から渡辺さん。文科省もひとつひとつの要点に回答し、それについて追及がありました。「プルトニウムが増える」という「もんじゅ」の存続の根拠を情報公開せよ、 常陽の実験では1,2倍になるのが10〜15年なので「2倍に増殖するまで90年と聞くが?」の質問にもおおよそそうであると回答。具体的には「プルトニウムの増殖計算は公開された情報を見てもらえば…」と答え たが、文科省の回答を次回にと求められました。 基本的な文科省の態度は、「もんじゅ」が常陽の運転で得た経験値を生かして作られた原型炉であって、ほとんど同じ形で実用炉を作る。 「もんじゅ」の再開に決して無駄はない、その方針には確信を持っている、というもので変化はありません。 (3)原子力ポスターコンクールの停止を求めての要望については、「文科省としては、参加を押しつけていない」「どんな批判があるのか?」が文科省の回答です。 そこで、文科省の<新学習指導要領>を議題としました。 文科省が「希望者に副読本として配布」(2010年1億5200万円予算:3万3000校)している「小学校;わくわく原子力ワールド」「中学校;チャレンジ!原子力ワールド」がありますが、そのうち批判が1枚にまとまった「チャレンジ!原子力ワールドへの幾多の大疑問!」を資料として質疑。 時間がほとんどないので、茂野さんから中立、公正な情報を教育現場で使用するように、の例として高木学校テキストから「人体への放射線の影響図」「DNAを切断する放射線図」を提示。対しては「小中学生に理解出来る範囲であれば採用も」という答え。
.. 2011年03月06日 21:56 No.264001
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