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東海第二は「来年の夏などにはそもそも対策工事は終わらない」… | | とめよう!東海第二原発 | 11/2(水)第52回日本原電本店抗議行動報告(その2)(6回の連載)
スピーチの要旨
◎ ご紹介にあずかりました「東海第二原発を止める会」そして、「 東海第二原発差止訴訟原告団」の原告の1人として裁判のことも含めて ご報告をしたいと思います。 まず、今、柳田さんからのお話にもありましたように岸田首相は8月 24日の国の方針の報告の中で、原発の新設であるとか延長期間の60年 超えということも話されましたけども、差し当たって7つの、一応規制 委員会の許認可は下りている。 しかし、避難計画の問題、県民同意など取り付けられることのない東海 第二原発を含めてその再稼働に国が推して再稼働させるということを言い ました。
◎ その一つである東海第二原発は、周知のとおりこの日本原電自身 が、「工事は簡単には進まない」と言っているということ、そして、「 特定重大事故等対処施設」の建設の切りの決まった工事なども含めて 2年の工事期間の延長を決めた。 すなわち、来年の夏などにはそもそも対策工事は終わらないし、再稼 働どころの状態でもない。そしてまた、「広域避難計画」などは今ボロ ボロになっていて、それを新たにつくると茨城県は言っていますけども 現実にそれが一朝一夕にできる状態ではない。 にもかかわらず、岸田政権は来年の夏だということではないにしても 早急に動かそうと言い出した。
◎ これはいったいどういうことなのか。 先日、茨城県の大井川知事がこのことを問われて、「茨城県としては 避難計画にしてもそれ以前の安全性確認にしてもワーキングチームとい う専門家を集めたところでの審査、確認をしていますけれども、まだ 1年や2年かかる。国にそれを言われたって実現できるわけではな い」、と当たり前のことを発言しています。
.. 2022年12月03日 08:50 No.2636001
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