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韓国の梨泰院(イテウォン)にて群衆雪崩事故が発生しました。亡くなられた方へ哀悼の意を捧げるともにご遺族の方には安らかな心を取り戻せるよう祈念いたします。事故当日はハロウィンで仮装した人々が梨泰院へ繰り出していました。
徐々に人が増えていき、午後10時ごろには繁華街へ向かって坂を上る人々、駅方向へ坂を下る人がごった返し、違法建築がある狭い坂道の路地は密集状態になりました。過去に日本においても類似の事故が起きています。2001年明石の歩道橋での事故はショックでした。人が集まり過ぎるところには行かない様に自分自身にも戒めました。
今も渋谷など、人が密集しやすいところでDJポリスや警備員等の様々な方が安全地帯へ誘導してくれています。このような事故が起きないように守ってくれていると改めて感謝の気持ちが湧いてきました。
インターネットで事故を検索すると、画像や動画が多々ヒットします。SNSには、事故現場に居合わせた個人のスマホで撮影された映像もあり、当時の様子がリアルに伝わってきます。これらを見てしまったことで気分が悪くなりました。
情報社会においては、速報性やリアリティの高い情報が飛び交います。どんなことでも知ることができる、というのは一見便利です。しかし、衝撃的な内容は、子ども達にとっては知らない方がいいことかもしれません。
子どもの教育、危険を学ぶ為にも必要なことかもしれませんが、感受性の強い子どもには、今回のような事故の映像を見せた場合、一生残るトラウマになる可能性があります。こういう面での情報との付き合い方というのは、難しい問題ですが、情報社会における今後の課題なると思います。
二度と同じ事故を起こさない為には、どのようにしたら事故から逃れなれるかいろいろと方法を考えてみる必要があるでしょう。まずは、このような場所に遭遇しないようにすることですが、自分がもし群衆の真ん中にいる事を考えると次の通りになります。
窒息を避ける姿勢として胸の前で腕を組む。真ん中の圧が高いところから端の圧が低いところへ移動する。壁をよじ登るなど。可能なら出来るのでしょうが実際は何も出来なくなったのでしょう。力の弱い女性の方が多く亡くなっているのを見ればわかります。
.. 2022年11月17日 08:42 No.2623001
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