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誰にも保障する生活保障制度が必要 | 「政治の責任で貧困と格差拡大の解決を」 └──── (たんぽぽ舎)
◎ 2022年10月20日「生きさせろ!コロナからもうすぐ3年 出口の見え ない困窮者支援 貧困問題の抜本的解決を求める」と題した集会が20日、 衆議院第1議員会館で開かれました。 「政治の責任で貧困と格差拡大の解決を」と訴えました。 主催は「反貧困ネットワーク」と「コロナ災害を乗り越えるいのちと くらしを守る何でも電話相談会」でした。
◎ 「反貧困ネットワーク」の宇都宮健児理事長は、困窮者支援の相談 者の6割が20〜30代であり、精神疾患を持つ人が7割を超えていると話 しました。非正規労働者、シングルマザー、若者、在留資格を持たない 外国人など社会的な弱者が大きなダメージを受け、ますます追い詰めら れていると発言。「貧困と格差は拡大している。今こそ公助の出番だが 支援の現場に公助は見当たらない」と話しました。
◎ 同ネットの瀬戸大作事務局長が支援現場から報告。コロナ対策として 一時的に出された支援策が期限を迎えていると発言。生活保護の捕捉率は 1割に満たず、生活困窮者自立支援制度を利用したことがない人も圧倒的 多数で、救済されるべき人たちが置き去りにされているとして「政治の 責任で救済政策の実現を」とのべました。 瀬戸さんは、福島第一原発事故後、私たちと一緒に福島集団疎開裁判 支援をされ、その後福島からの避難者を精神的・金銭的に支援する「避難 の協同センター」の事務局長をされましたが、さらに困窮者全般の支援に 至りました。 「反原発運動が出来なくて(申し訳ない)」と言っていました。 「所持金がゼロです」などという支援を求める人からの電話に24時間 対応するという超人的生活をしています。
◎ さらに、原文次郎さんが「追い詰められる在留資格のない外国人 支援」について、猪股正弁護士が「いのちとくらしを守るなんでも相談 会」の報告と提言を、雨宮処凛さんは「支援現場から見た女性からの 提言」をしました。 集会には日本共産党、立憲民主党、国民民主党、社民党、れいわ新選組 の国会議員も出席。
.. 2022年10月30日 06:29 No.2606001
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