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戦犯の話の連続で恐縮だが、過去においては他人事ですませてきたきらいがある。いわゆるBC級戦犯で、俘虜の虐待で死刑になった人がいる。手でなぐったり、時には棒でなぐったりするのは、それはよくない。目には目をの論理では、百たたきの刑とか千たたきの刑とかにすればよい。暴力をふるわれたから、死刑でむくいるというなら、もう己の非が見えなくなっているのだ。ジュネーブ条約は俘虜の虐待を禁じている。戦犯というのは俘虜みたいなものだ。死刑というのは究極の虐待だ。そんな裁判をやって何が文明だ。しかし、力の前にはこういうことを言っても無駄なのだ。もし人としての罪という点からいうなら、罪のない人なんて誰もいないのでないか。法律で問われるような罪を犯していないだけだ。
.. 2006年10月04日 21:14 No.26001
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