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■--不活化ワクチンを作った理由
++ タク (社長)…2645回          


中国のゲノム科学は非常に進んでいて、科学誌の「ネイチャー」や「サイエンス」には中国の研究者の論文がたくさん掲載していて、日本をはるかに凌駕しています。コロナが世界にまん延していた初期の頃、先進国ではいち早くというか、最初から遺伝子ワクチンを所持していたかのような速さで治験が開始されました。

だが、中国は当初から、遺伝子ワクチンを作らずに、従来型の不活化ワクチン(病原体の細菌やウイルスを殺して感染力を持たないようにしたものを体に入れて免疫を誘導する旧型のワクチン)を作ったのかという疑問があるわけです。

武漢のウイルス研究所で生物兵器を開発しているとか、研究所からコロナウイルスが漏れたとか、いろんな噂があって、WHOも調査に乗り出していましたが、少なくとも、ずっと前からコロナウイルスの研究をしてきたのは確実です。

だから、予防策もワクチンの開発も一番進んでいるのは中国なのです。遺伝子ワクチンを開発する能力があるのに、なぜ不活化ワクチンなのかというと、彼らは遺伝子ワクチンが危ないと考えていたからなのではないかと思うのです。

しかし、中国の製薬会社シノファームやシノバックの不活化ワクチンは感染防止効果が低くて、導入したモンゴルやインドネシア、アラブ首長国連邦(UAE)などの国では感染拡大が止まらなくなりました。

中国製ワクチンは最初に流行った武漢型のウイルスで作られていますから、中国では効いたけど、変異株には効かないのでしょう。だから、彼らは遺伝子ワクチンのリスクを知っているのではないかと思うのです。

中国はmRNAワクチンを作る技術力がないから、不活化ワクチンを作ったのだと思っているとしたら大間違いだと思います。少なくとも日本よりははるかに進んでいるのです。彼らは0を1にする能力はなくても、1を100や1000にする能力は高いです。

中国製のスマホを見てもそれはわかります。mRNAワクチンというのも人類向けには初めてですが、動物向けにはすでにあって、それほど新しいアイデアというわけではないのです。20年前にSARSが流行して、それ以来ずっと、コロナウイルスの研究もしてきたわけです。それでも危険を伴う品物だったのです。
.. 2022年10月11日 08:03   No.2593001

++ 仲條拓躬 (社長)…743回       
歯周病の人は重症化しやすい
不思議に思っていることがあって、私は1年に2回、歯科医に行って、1時間くらいかけて念入りに歯の掃除をしてもらっているのですが、 なんで歯医者さんはコロナにかからないのだろうと思うのです。

駅前の大型スーパーの中にある歯医者ですが、窓口の若い女性がとても意識が低いと言うか、非接触型体温計があるのですが、よく測れないからとわきに挟む体温計を何度危ないと言っても測らせようとするのです。挙句の果て非接触型体温計は手首でも測れるのだろうがこの体温計はおでこしか測れないのですと嘘を言う。そんな体温計はあるのか。

意識の低い受付の若い女性は別にして、先生や助手は手袋や医療用マスクをしているとはいえ、患者に顔を近づけて、口の中に手を入れて治療をしているのに、歯科医院でクラスターが発生したという話、聞かないです。

あと、私は床屋にも月に1回行くんのですが、周りを見ていると客の髪の毛を切った後、消毒しているところは見たことないし、カミソリもそのまま使っている。でも、床屋でクラスターが発生したっていう話もほとんど聞きません。

今回の新型コロナでは、歯科医、耳鼻科医、小児科医はほとんど罹患していません。床屋も、耳にしません。歯科医では、歯に水をかけながらグラインダーでギュイーンって削ります。あれをスパコンの「富岳」でシミュレーションしたらどうなるのであろうか。

飛沫や粒子がそこら中に飛び散っているのでしょう。可視化したら、歯医者さんに行く人は腰を抜かすでしょう。もし発症直前の人が患者として来ていたら、飛沫や粒子を近距離で浴びまくっているはずなのに、なぜか感染しないのだろうか。

歯医者さん本人も不思議がっていました。なぜ罹患しないかと言いますと、コロナ以前からずっと、毎日、さまざまな細菌やウイルスを患者さんからコンスタントに曝露されているからでしょう。 免疫が訓練されているから、罹患しないのです。

だから、歯医者さんや床屋さんは、最初の頃に感染したけど無症状で終わったのかもしれません。京都大学の宮沢孝幸准教授も、「風俗嬢はみんな最初の頃にかかって治ったんじゃないか」と言っていました(笑)

.. 2022年10月12日 05:17   No.2593002
++ 仲條拓躬 (社長)…744回       
その対極にあるのが実は歯科の患者さんで、英リーズ大学歯学部の研究によると、歯槽膿漏や歯周病の患者は、コロナにかかると重症化しやすいとされています。この話は医学誌「ランセット」に論文が掲載されていて、 コロナで死亡した患者さんの口腔内からは、大量の虫歯菌や歯周病菌が検出されるケースが非常に多いそうです 。

しかし、全国旅行割というものは、ワクチン3回接種が必要だと言う。また、陰性証明書でもよいというが、発行に8000円もかかるじゃないか。同じに税金を払っている国民にワクチンが大量に余っているからと言ってこんな差別をしていいのであろうか。

.. 2022年10月12日 05:25   No.2593003
++ タク (社長)…2646回       
クック船長の大冒険物語
大航海時代は、15世紀から17世紀にかけてのヨーロッパによる世界侵略の時代です。その主役は、ポルトガルとスペインでした。イギリスは、少し後発になります。そんな中で、キャプテン・クックの世界大冒険物語は、イギリスの誇る偉業です。

大英帝国海軍の誇りと言ってもいいでしょう。世界中に、キャプテン・クックの足跡が顕彰され、残されています。イギリスの生誕地には、その業績を讃えて博物館も建設されています。クックは1928年生まれで、石炭運搬船の船員からイギリス海軍の水兵に志願し、「勅任艦長」まで昇進しました。

1766年に海尉(士官)に任官し、英国軍艦エンデバー号の指揮官となり、1768年8月にイギリスを出発、リオデジャネイロに寄港の後、南米南端のホーン岬を経由して太平洋を横断、1769年4月に、タヒチに着いた。そこでクックは、金星と太陽の距離算出など、天文観測を行っています。

その後、イギリス海軍本部の追加司令により、南太平洋の探索に出航しました。イギリスとしては、他のヨーロッパ諸国を出し抜きたかったのです。1769年10月、クックは史上二番目のヨーロッパ人として、ニュージーランドに到達、ニュージーランドの北島と南島を分ける海峡を発見、「クック海峡」と命名しました。

クックは、さらにそこから、伝説の南方大陸「ヴァン・ディーメンズ・ランド」(タスマニア)を目指しましたが、風で北に流され、オーストラリア大陸の東海岸に到達した初めてのヨーロッパ人となったのです。原住民のアボリジニに最初に接触したのも、クック隊です。

クックは探検によって、オーストラリアがニュージーランドと陸続きでないことを発見し、1770年8月、オーストラリア東海岸がイギリスの所有であることを、宣言しました。いま、クックの両親が住んだ家は、イギリスからオーストラリアのメルボルンに移築され「クックの小屋」として公開されていますが、大陸の最初の発見者を讃えてのことです。

クック隊は、オランダ東インド会社のあるバタビア経由で1771年6月にイギリスに帰還し、航海日誌を出版、時代の寵児となりました。1772年7月、クックは英国軍艦レゾリューション号で第二回航海に出航。南アフリカを経て、1773年1月にヨーロッパ人として初めて、南極圏に入りました。

.. 2022年10月13日 08:40   No.2593004
++ タク (社長)…2647回       
南極大陸は発見できなかったが、その航海の帰りにトンガ、イースター島、ニューカレドニア、バヌアツに上陸、さらに南下して南アメリカ大陸南端を回って、南ジョージア島、南サンドイッチ諸島を発見しました。帰国後、ただちに勅任艦長に昇進しました。水兵からの昇進は極めて異例だったのです。

クックは航海記を書き上げると、第三回航海に出帆しました。北極海を抜けて大西洋と太平洋を結ぶ北西航路の探索が目的でした。タヒチ経由で北上したクック隊は、1778年にハワイ諸島を発見、「サンドイッチ諸島」と名づけ、カウアイ島に上陸しました。

さらに、北アメリカ大陸の西海岸を探検するために東に航海し、バンクーバー島付近に上陸、さらにカリフォルニアからベーリング海までの海図を作成しました。さらにアラスカの「クック湾」経由でアラスカの端に突出した岬を発見、「クック岬」と命名しました。さらにベーリング海を北へ進もうとしたが、果たせずに断念しました。

クックの世界探検は、今日も世界の高い評価を受け、小惑星三〇六一はクックの名を冠しているし、月面の豊の海にあるクレーターにも、クックの名がつけられている。ポリネシアの島嶼・クック諸島は、国名となっているなど、世界中にクックの名を冠した地名や町、自治体などがあります。

西洋史では、誇るべきクックの偉業でありますが、原住民たちから見た歴史は、また違います。クックがハワイのオアフ島を発見したのは、1778年1月。その後ハワイを離れたが、11月にはハワイを再訪、翌1779年の1月にハワイ島に上陸しています。

ハワイ島のカラニオプウ王は、クックたちを神のように崇め、酒や処女の女性を差し出しました。すでに、イエズス会の白人キリスト教徒によって、グアムのチャモロ人は大虐殺されてしまいました。ハワイの人々を救うために、生贄は仕方のないことと思ったのです。

長い航海で、女に飢えていたクック隊の乗組員たちは、三週間にわたって原住民の若い女性たちを凌辱し、酒池肉林の日々を送ったのです。2月4日に、クックたちはハワイを離れましたが、暴風雨でメインマストが折れてしまい、再びハワイへと戻って、修理を余儀なくされました。

.. 2022年10月13日 08:47   No.2593005
++ タク (社長)…2648回       
しかし、クックたちの若い女性を凌辱する暴虐三昧に、原住民たちは「あまりに肉欲がすぎる」「難破するのは、神の加護がないからだ」と、そう思いはじめました。ある時、「原住民がボートを奪おうとした」と言って、クックがカラニオプウ王を人質として拘束しました。それが発端で乱闘となり、クックは他の四名の水兵と共に殺されてしまったのです。五十歳でした。自業自得の、哀れな最後といっていいでしょう。
.. 2022年10月13日 09:01   No.2593006
++ 上岡直見 (社長)…255回       
【記事】紹介
 | 「原発の核ごみどこへ、調査開始で分断された北海道の町」
 | 薄氷踏む日本のエネルギー【1】
 | 少なくともいま以上廃棄物を増やさないように再稼働阻止が重要
 └──── 〔環境経済研究所(技術士事務所)代表〕

◎ 『日経ビジネス』誌で「薄氷踏む日本のエネルギー」という連載が
始まり、そのトップで高レベル廃棄物問題が取り上げられている。
2022.10.13
https://business.nikkei.com/atcl/gen/19/00478/101100027/

 全体として日経系列のメディアは原発容認の傾向だが、原発推進側が
意図的に避けている高レベル廃棄物問題をあえて取り上げているのが
注目される。
 日本の無責任な原子力政策の破綻が最終的に押しつけられたのが過疎
の町である。
 原発を再稼働すればするほど廃棄物が溜まる。
 少なくともいま以上廃棄物を増やさないように再稼働阻止が重要だ。

【記事】の一部を紹介

 冬の到来を控え、日本のエネルギー問題が風雲急を告げている。
 ウクライナ危機や円安による燃料費高騰で電力料金が跳ね上がり、
立ちすくむ企業活動や国民生活。
 寒波襲来や発電所の事故といった不測の事態に陥ればブラックアウト(
全域停電)も現実味を帯びる。

 原子力や化石燃料への依存を下げ、クリーンエネルギーへとかじを
切る崇高な目標はどこへ—。
 数カ月先の安定供給さえ視界不良な、この国のエネルギーのリアルを
追う。
 「薄氷踏む日本のエネルギー」連載第1〜2回は、核のごみ問題に迫る。

 岸田政権が原発再稼働を進める方向へ転換を図るなか、原発から出る
高レベル放射性廃棄物(核のごみ)をどう扱うかは喫緊課題となる。
 地中に埋める核ごみの最終処分場選定に向けた文献調査が始まって
いる北海道寿都町を訪れ、課題を探った。小原 擁(日経ビジネス記者)

連載予定(タイトルや回数は変わる可能性があります)
・原発核ごみどこへ、調査開始で分断された北海道の町(今回)
・原発核ごみ問題、「ふるさとを守りたい」反対派が描く未来
・陸上風力発電のジレンマ 自然エネが自然を脅かす?
・新電力の相次ぐ値上げと経営破綻、電気代2倍に老舗遊園地が絶叫
・エネルギーコストが全体の5割も 産業界を押しつぶす負担増

.. 2022年10月14日 04:37   No.2593007
++ 上岡直見 (社長)…256回       
・この冬を乗り越えられるか サハリン2「途絶」、2つのケース
・流出止まらぬ国富 日本はエネルギー弱者からの脱却を

.. 2022年10月14日 04:43   No.2593008
++ タク (社長)…2649回       
人の中に潜むウイルス
コロナが決してゼロにはならないように、インフルエンザもゼロにはなりません。常に存在しているのです。これは「トロイの木馬」のようです。ずっと隠れていて、冬になったらパッと飛び出して攻撃してくるのです。

コロナにしても同じで、流行が始まって蔓延した後に、ロックダウンや国境封鎖したって、時すでに遅しなのです。もう人の中にトロイの木馬が潜んでいるのです。それでインフルエンザは毎年1000万人くらいの感染者が出ています。

そのインフルエンザが、国立感染症研究所のデータを見ると、2019年後半から2020年前半のシーズンでは、1年の年末頃にピークに達して、例年の半分くらいの山で急激に減少したのです。このシーズンの感染者数は約729万人で例年よりかなり少ないのです。

2020年後半から2021年前半のシーズンは約14万人で、めちゃくちゃ減少しています。インフルエンザが減少した理由について、専門家は、「マスクや手洗いの励行が、インフルエンザにも効いたからだ」とか、「渡航制限をして、海外との人の往来がなくなって、流行っている地域からウイルスが入ってこなくなったからだ」とか言うのです。

だが、私のような素人が考えても、その理屈はおかしいのです。2019年の12月や2020年の1月の頃なんて、世間ではコロナの「コ」の字も出ていなくて、マスクや手洗いなんてほとんど誰もしていなかったのです。

中国や韓国からの渡航制限が始まったのも3月9日からで、欧州各国などはさらにその後で、3月21日からです。マスクも手洗いも渡航制限も全然していないのに、インフルエンザの感染拡大は急ブレーキがかかりました。

やはり先にコロナが流行って、インフルエンザが出てこられなくなる「ウイルス干渉」が起きたと考えるのが妥当です。弱毒型のS型、K型にはインフルエンザウイルスを完全に抑え込むほどの力はなかったのですが、強毒型のG型が入ってきたことで、免疫が活性化して、インフルエンザウイルスが感染できなくなったと考えられます。

.. 2022年10月14日 05:44   No.2593009
++ タク (社長)…2650回       
コロナのおかげでインフルエンザが完全に駆逐されるかもしれません。だとしたら、コロナに罹患した方がいいかもしれません。インフルエンザのほうが年間の死者数は多いのです。インフルエンザに罹患すると40度くらいの熱が出て、後遺症が残る方もいます。現在のコロナなら風邪の症状ですから命をかけてワクチンを接種する必要もないでしょう。
.. 2022年10月14日 05:50   No.2593010


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